◇山登りでお花見◇ 日光市(足尾) 塔の峰〜庚申山(1) とうのみね:1738m こうしんさん:1892m 2021,5,14 訪問 爺 (あまり参考になりません) |
(1) 銀山平〜丸石沢(本流、右支沢の)中間尾根〜舟石新道横断〜1430m級尾根合流〜塔の峰 今春の残雪期に塔の峰〜オロ山〜中倉山を周回したが、天候に恵まれ展望の良い山行であった.その時、塔の峰周辺で多くのツツジ系(葉がない時は良く判らないけど)樹木を見た.花が咲いていたら、さぞかし綺麗だろう.何より、皇海山とツツジを上手く組み合わせた写真を撮れないだろうか? そう思いながら塔の峰を後にした. アカヤシオも1500mより標高の低い所は、旬も過ぎて来ている.こないだの日曜日(5月9日)に深沢古道を歩いた時、半月山駐車場付近の辺りでは綺麗な花付のアカヤシオが多く見られた.駐車場の標高は1600m程.塔の峰は1700mオーバー.その辺りにアカヤシオがあれば、今週辺りは丁度盛りに違いない.アカヤシオの花と皇海山がコラボで撮れたら、下手な写真も少しは上手に見えるかも知れない.と、かなりワクワクしながら出掛ける事に. ただ、塔の峰の往復だけだとちょっと物足りないから、何か付け加える事にしましょう.庚申山東側(北寄り)の緩斜面を登ってその山頂へ行き、皇海山を眼前に拝み登山道を帰るという事にすれば、塔の峰のルート次第で周回が出来る. 庚申山の登山道を下山するのだから、駐車場は銀山平とするのが定石.すると、往路は舟石新道になるか、少し検討して、丸石沢本流の左岸尾根を登り、1430m付近の尾根合流に出る.後は塔の峰まで一直線の尾根登りとしよう. |
銀山平駐車場 爺の車以外殆ど県外No |
丸石沢に入って行く |
銀山平の駐車場に5時少し前.朝飯(例によって力カップ)食べて簡単に支度して出発.今日は暑くなると天気予報は言ってたなあ.駐車場では7度位だった.シャツだけでは肌寒いから、ペラペラパーカーを羽織る. 丸石沢に架かる橋の手前から沢右岸に取り付くとすぐに堰堤.右を巻いて堰堤上に下りる.大きな岩の下に角スコップと鉄の棒みたいなのが立てかけてある. でその脇にはアナグマかイタチかが転がっている.多分死骸.熊手の小型みたいなのが画像の様に.柄の元が見えるので突き刺さっているようには見えないけど、、他の動物に荒らされていないところを見ると、まだ新しいシロモノか? 下りて詳しく調べる事はしない.先が長いから.左岸沿いにつけられた踏み後を辿り、支沢との二俣の所で渡渉.中間尾根(本流左岸)に取り付く.急だけど木の根が多く登って行くのに問題はない. |
何だコレ? |
岩 手前の右斜面を登って巻く |
結構しかりした道型に出た |
右支沢を横断 正面の尾根に取り付き |
露岩だらけ |
ケルンですよ 1090m付近 |
ヤマツツジ |
ミツバツツジ |
ヤマツツジは蕾状態の株が多くなり、代わって旬のミツバツツジが尾根の両斜面を飾ってくる.蒸し暑く汗をかく.痩せ尾根となって斜面が緩くなり、1090m付近にケルンがあった.ザックを下ろし水を飲んでペラペラパーカーを脱ぐ.風はないが、涼しい空気がフワッと包んできて気持ちが言い.ツツジが多く咲いてるので、D810も出して早速、道草だ.今日も時間がかかるなあ. 登りを続け、1100m付近ではシロヤシオ(ゴヨウツツジ)が見られた.濁りのない真っ白な花が多くついている.今年のツツジ系は花付きが良いのかな.露岩の急斜面になり、尾根が少し広くなると道≠横断する所に出た.お、舟石新道だ.一度、此処を通って(塔の峰に)登ったことがある.かなりの区間起伏が少ないから、これを行けば少しは楽かな、、なんて思いながら登って行くと、あれ?又、道だ.今度のは下のものよりハッキリした道だ.今日は舟石新道ではないから、深く考えずに横断し登って行く. |
シロヤシオ |
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ツツジを見ながら気分よく |
舟石新道を横断、、と、思ったけど 1170m付近 |
こっちがそうか? 1190m付近 |
ツツジは綺麗〜♪ |
1200m付近を過ぎるとミツバツツジが又多くなってきた.しかも、下の方より樹が大きい.場所を選び撮影タイムの道草.夢中で撮っていると、何かが左側(西側)の斜面を掛け下りて行くような音がした.思い出したように鈴を着けた.鹿は全く見かけない. 撮影を終え、そこを去るのは惜しいが、先へ進まなければ塔の峰には行けない.本日のメインイベントは先にある(筈).今日の第一目標は塔の峰だから.などと言い聞かせながら遅い歩行で じわじわ標高を上げて行くと、終わって葉が出て数輪しか花をつけてないアカヤシオが出てくる.シロヤシオも斜面の下の方に何本か見えるが、蕾が多い様だ.更に登っていくと右から3月に登った時の尾根が近づいてくる.おや!足元にワラビが生えてますよ.食べるにはちょっと細いけど. 広い窪地を横断して、右からの尾根に移る.これまで登って来たのと同じ様な尾根だけど、一度登ってる(下降は2度)というだけで、何dかホッとする.ミツバツツジもほぼ蕾の木が多くなった.一登りで、1440m級ピークの尾根合流点(南からの)に着く. |
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あちこち花盛りの北斜面 シロヤシオも幾本か見える 1250m付近 |
一旦、花は終え・・・ |
ミツバツツジも蕾になってきた 1300m付近 |
殆ど蕾状態のシロヤシオ |
南(画像左)からの尾根合流点 |
アカヤシオの様ですよ |
合流点からは急斜面から解放され、快適な尾根歩きになる.木々の間から男体山が頭を見せてくる.薄曇りで無風.蒸し暑さもない.アカヤシオが徐々に増え始め、多くは旬を過ぎているものの、中には旬に近いものさえある.中倉山から沢入山の稜線が望め、稜線近くの斜面にはピンクの塊が老眼でも確認できた.コメツガ(?)が尾根上に出てくる1480m付近では、花付の良いアカヤシオが北斜面に.キチッと撮る事は無理だけど、この先に期待を持たせてくれる. 歩いていて北斜面にやけに紅い花が目についた.あ!シャクナゲかぁ.そうか、そんな季節でもあるんだったなあ(こないだ上タケ沢で見たのにすっかり忘れている・・). この辺りで、シャクナゲを殆ど見ていなかったから予想もしていなかった.ザックを下ろしカメラを持って近づくが、樹高が少し高く真下では花がしっかり見えない.何とか数カット収めて終了.皆さんアカヤシオは騒ぐけど、シャクナゲとかはあまり興味を示さないなあ・・ ツガの樹林帯が過ぎ、笹の斜面を登って間もなく塔の峰の山頂に着く.薄曇りだったけど、皇海山が綺麗に見えていた. ・・・続きます |
ほぼ終わりのアカヤシオ |
1470m付近の尾根 |
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旬の株 |
大平山と男体山 |
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あれは塔の峰? |
シャクナゲ |
カラマツの新緑も清々しい |
尾根上に一本 色がやや薄い |
北側斜面にはアカヤシオの大きな木が、、 |
ツガ系樹林の中の登り |
笹の斜面 |
塔の峰 9:25 |
続きの 庚申山〜銀山平 Photo Nikon D5600 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.