山登り

栃木県日光市(足尾)
大平山(松木山)
おおひらさん:1959.6m


                  



2023,2,17 訪問


(時間など参考になりません)
              
  1/2 松木尾根〜1805P   2/2 1805P〜大平山〜オオナギ沢右岸尾根下降

 本当は大平山から社山へと周回したいのだが、この季節、爺ではとても無理.先週のオロ山への山行でも明らか.今回は、往復と決めて望みます.周回しない分、時間が取れ撮影にも身が入るという訳だ.これはこれで良いと思う.ルートは1805Pからの南東尾根往復か、又は下山は様子を見てオオナギ沢右岸尾根としましょう.天候が悪ければ単純往復でいく.

 今日の足尾の朝は先週より寒い.車載温度計で-8度.駐車場に着いて外に出るとキリキリした冷たい空気だ.未だ暗い空を見上げると、結構星が見えますよ.荷台に三脚があるから何カットか撮っておきましょう.上手く撮れてなくても別に構わない.

 力カップうどんにお湯を注ぎ、5分待つ間靴を履いたりしておく.このカップうどんは餅が入っているからか、出来上がるまで5分なのだ.一年位前までは普通のカップと同じで3分だろうと思っていた.(フタに大きく5分と表記されているのだけどね) そのせいで餅が何だか固いなあ・・と食べる度に思っていたのだが、ひょんな事から5分だよと知って、それからは柔らかい餅にありつけている.何ともお恥ずかしい話である .※但しクレームをつけたなどという事はありません(笑)



D810 24mm域 ASA2000 30sec f4   三角の山は柏尾地蔵岳 右は備前楯山



安蘇沢右岸支沢 この手前


取り付きを撮り忘れ、しばらく登ってから
 5:05駐車場出発.ヘッデンを点けて歩き、安蘇沢林道の壊れた橋の辺りでヘッデンを消す.南東尾根の1179.2三角点Pから東に分かれる枝尾根の裾に着く、此処に取り付き、延々と尾根を登って行くのだと見上げてやや溜息.

 斜面に積雪は僅かだけど、露出した地面は凍って固い.チェーンスパイクをつけて登る.今日の装備も先週と同じで、アイゼンとスノーシューを持ってきた.アイゼンは使わないと思うが、スノーシューはこの尾根では必須.
 
 地図にある1179.2三角点P まで標高差はおよそ270m.此処の登りはこの尾根の中でかなりきつい.まあ、先は長いからのんびり行きましょう.




備前楯山 良い姿です あれはまだ一度しか登ってないなあ



苦しい登りだとつい、お、そこが三角点峰か! 等と思ってしまう


傾斜は少し緩くなったけど、まだ先



中倉山が見えてきました 隣の南東尾根の勾配が凄い・・

 登って行くに従い、中倉尾根が葉のない木々の間から見えてくる.途中、木のない所もあり急登の疲れもあって休憩、早速D810を出したりして道草.三角点に着いたがその標石は見つけられなかったが、深く探す事はせず、見える風景をD810に収めたり、暑くなったから防寒ジャケットの下の中厚手セーターを脱いだり.風もあまりなく、時折松木側から吹き上げてくるそよ風£度.(三角点標石は2018年3月に登った際見ている)

 傾斜の緩い尾根上に殆ど積雪はないが、所々凍っている所もあったりしてるから、チェーンスパイクを着けたまま登って行く.途中右方向に林道が見えてきて、あそこを延々と歩いて観測施設跡迄行き、大平山に登った時の事を思い出した.2020年1月のこと
最初は楽だと思ったけど 長かったなあ、、あの時の林道歩き.

 過去に、この尾根下りでは熊との遭遇もあった.いろいろ思い出されるが、年齢の関係上ここを登るのは最後かなあ、、なんて、ちょっと淋しい事も.


三角点を探すけど、、、


みつかりませんね、何処だったかなあ



社山




半月山




下に親水公園


さて、三角点を出発


鹿トレースはカチカチ



石塔



左、沢入山 オロ山北尾根 皇海山



*


安蘇沢林道をズーム


林道


観測施設跡
 林道に出て観測施設跡に登る.木々が成長し遠景が望めず、周りの広場も無くなってしまった.少し登った所が皇海山などが良く見えるから、そこで休憩.座るには鹿の糞に気をつけて.皇海山もオロ山も沢入山も雲一つなくくっきり.良い眺めだなあ.

 そこからは、それ程急ではないカラマツ林の中を登って行く.徐々に積雪が増えてきて、時々膝位までの踏み抜きが多くなってくる.1500m付近でスノーシューを着ける事にした.こないだ(オロ山で)は使わなかったので今日が最初.かかとはバンドだけど、足の甲はバックルみたいなの.キリキリッと簡単にしまり、靴にフィット.へー、装着が楽ですね〜.すぐ外れるとか、緩むとかないのかな? ま、これから見定めていきましょう.

 スノーシューを履いてからは、誠に楽.殆ど沈まずやや急斜面も逆ハの字で歩かなくてもまっすぐで登って行ける.おまけに軽い.(更にお値段もそんなに高くなかった)



黒っぽいオロ山、スックと皇海山、中央左に沢入山



登ってカラマツ林


熊の罠



樹間から親水公園



まだ雪が少ないから快適


此処でスノーシューを着ける


殆ど沈みません


鹿の足跡を横断



どこでも歩けて




枯れ木帯



振り返って


更に立ち枯れ帯を登ります
 快適に登りを続け、立ち枯れが多い斜面に出る.この辺りの雪の下は結構深いクマザサだった気がする.その中に細い登山道だか鹿道だかがあって、道を示すテープがあったと記憶しているけど、見当たらない.もっと、左寄りだったかもしれないが、何処でも歩けるから探す必要もない.



いやあ、何とも




左(南西側) 遠くは群馬のお山?




中倉尾根の奥に袈裟丸山が見えてきました



快晴


濃い青空



 枯れ木を撮ったり、木の影模様を撮ったりしながら遊び気分を味わう.1752Pのコブの上は、無雪期だと低灌木が周りを囲み、展望はその上からだから、ちょっとイマイチ.今は積雪のお陰で中々の展望台だ.

 
額の汗を拭き水を飲み、アップルデニッシュ1個を食べる.今日の最終目標は大平山だから(いいえ、親水公園帰着です(^_^;; ) 気分的にも割とのんびり.途中、少し見えた皇海山も此処では見えないが、中倉尾根が荒々しい.



快適




コブから 中央(ちょっと下)付近に大煙突が見えるのだが、画像では判別出来ない




中浦尾根



社山、右半月山


左、大平山


 休憩を終えて少し下り、再び登りになり北側斜面は雪が多く、スノーシューでも少し沈む.1805Pは穏やかな形でピークが顕著ではない.南(オオナギ沢右岸尾根など)から登って来た場合は、そのピーク付近通るのだけど、こっちからだと小鞍部に回り込んで出る事になる.

 この小鞍部に出る辺りの積雪が割と柔らかく、数日前と思われる鹿の足跡が雪と格闘している様子が伺えた.シューでは膝下まで沈み込む.ただ、距離は長くなく、尾根に出ると、雪は又締っていて歩くのに問題なし.更に、その西側斜面は雪が殆ど消えているか、僅かで鹿の足跡は主にその斜面をトラバースするように登っている.  続きます



向こうが1805P

 Photo Nikon D5600 

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