◇山登り◇ 栃木県日光市 社山 しゃざん:1827m 2022,12,31 訪問 爺 (あまり参考になりません) |
1/2 歌ヶ浜駐車場〜社山 2/2 社山〜大日尾根下降 晦日登山が2017年から定例となってしまった社山、いつも気にかけているのは年末寒波.当日近くまで心配する.その年末寒波にやられたのが、2020年の晦日登山だった.途中まで登ってから聞いたゴーゴーという嵐のうなりは、恐怖を感じてしまい撤退だった事を今でも覚えている. が、今年は心配しなかった.予報では29、30日と年が変わって1月2日〜 で寒波が来て、晦日は穏やかな天気だという.これは有難い.今年も何とか登れそうだ. 天気が穏やかだから社山登頂だけではもったいない気分.登って社山に近づき、左に見える稜線はたおやかなピークが続く黒檜岳への縦走路だ.(足尾側からだけど)いつも社山に登って行く時、その縦走路が望める.あそこまで行ってみたら、これまでと違った風景が観られるだろうなあ、、と、思っていた.今の時期、大平山や黒檜岳は無理にしても、せめて1792P迄でも行ってみよう.と、ムラムラ. いろは坂を走り、歌が浜の(ゲート手前の)駐車場に着いて、車載温度計を見ると-5度.それ程寒くないんだなあと思いつつ、力カップうどんにお湯を注ぐ.支度は、普通の雪山歩き.今季初めての冬靴は何だか重い.(持っている中で)一番厚手の山用ズボン(パンツと云うにはちょっと抵抗が・・)の下には今季初めてのタイツを履いてきた.上着は厚手のジャケットの下に中厚手のセーター.中々暖かい. カップうどんを食べて支度を終え、駐車場の空を適当に数枚撮っておく(三脚に着けて).適当だから何か写っていればいいという、感じで. |
歌ヶ浜駐車場で 5:35 (D810) |
駐車場出発 5:50 2本ストックで行きます |
男体山 |
(朝飯を食べてる間に、後から来た人が出発していった.) バラクラバを被り、ヘルメットを着け出発.未だ暗いのでヘッデンを点ける.周回歩道の積雪は踝程度.凍っている所が光っている.どんだけ滑るかなと、そっと足を置いたら、いきなりツルッときて危うく転ぶところだった.馬鹿だねえ、、、以降そういう所は踏まずに歩いて行く. 半月峠入口を過ぎ、阿世潟峠いりぐちに着いて、せっかく男体山が綺麗に見えるんだし、少し撮って行くかと湖畔の波打ち際まで行って、D810を出す.山は朝日を浴びて少し赤い.風はないから湖にあまり波はない(といってもさざ波はある)のだが、男体山は湖面には綺麗に映っていなかった. 適当に撮って峠の入口に戻ると、先に出発していった男性がアイゼンを着けていた.あれ?追い越しはしなかったのに、、 やはり、どっかで湖畔に下りて撮影でもしていたのだろうか? こちらも、此処でアイゼンを着ける.阿世潟峠で着けようと思っていたのだけど、前倒し. |
波も割りと静か |
阿世潟峠入口 |
トレースがきっちり |
積雪は少し多くなるが、トレースがあってアイゼンがなくても阿世潟峠迄は歩ける.ま、それを着けていれば楽、というところだろうか.峠に着き、中に着ていたセーターを脱ぐ.これから登りで、汗こそかかなかったが此処までで結構暑くなっていた.喉の渇きはないけど、水飲んでコンビニで買ってきた豆大福を食べ、一応登りに備える. 晦日の(社山)登山、今回は歌ヶ浜からなのだが、これまでは足尾からだった.なぜスタート場所を変えたかというと、社山から黒檜岳縦走路を1792Pまで行き、大日尾根を下って周回することにしたから.仮に、これを足尾からスタートという事にすると、1792Pから社山に登り返さなければならない.(大日尾根を下り、阿世潟峠へ登り返すという手もあるが) さらにはスタート地点の標高が足尾側からでは750m位、一方、歌ヶ浜というと1250m位.後者がずっと楽であることは一目瞭然.ん、にしても、縦走できれば良いんだけど、体力がなあ・・・ 登り始めて間もなく前方にはアンテナのあるピーク、後方には葉のない木々の間から中善寺山が見える. |
トレースは夏道通り |
阿世潟峠 |
アンテナピーク |
半月山側から太陽 |
足尾側 ん! 富士山が見える (画像では無理か) |
この辺りで富士山見たのは初めて、かなあ |
アンテナのあるピーク(1567P)で撮影休憩しようと思っていたが、その先に見えるピークの方がもうちょっと展望が良いのではないかと、登り続ける.男体山も、足尾側も、後ろの半月山も雲一つない青空に映えている.見慣れているとはいえ、良い光景である.ゆっくり撮影していこう.ついでにアップルデニッシュを一個食べる.何だか美味しいんだよなあ、これ.もう一個食べよ. おや!足尾側に富士山が見えてますよ.嬉しいねえ.今年はあまり富士山を撮りに行けなかったけど、来年はもう少し撮りに出掛けるかな. それからも登る度に同じ様な光景ではあるが、休み休みD810を出しては撮影.鈍足に足枷がかかってしまって先に進まない.若者と、50代位の人か、に追い越された.あまりこの開けた風景は気にならないのだろうか.立ち止まって観ている様な風ではない、、が. |
お天気は |
風もなく、ベストと言える程 |
男体山、太朗山、山王帽子山 手前は大日尾根 |
中禅寺湖 |
写真撮ってる間に二人追い越して行った |
まるで水平線の様 |
* |
半月山 |
金精山とか五色山は綺麗に見えているのだけど、白根山は雲の中だった.それでも山頂近くのシラビソ樹林に入る前には、雲が取れ姿を見せてくれた.風が強いと開けているだけに辛い尾根登りとなるのだけど、今日は風が殆どないから額に汗するほど. 若者がもう下りて来た.社山は初めて登ったそうでこんな良い天気に当たってとても嬉しい!と、言っていた.何処から来たのか聞かなかったが、富士山も見えるし良かったですね、と返したら、え!富士山見えるんですか? と、驚いていた.ほら、あそこ. と、指差して教えたら、うわーー、、と喜んで、下山していった. 此処まで出会ったハイカーさんは三人共ワカンを担いでいた. |
積雪が少し多くなると道幅が狭くなってきた |
左を巻く他にピークへ向かうトレース |
大日尾根は左側鞍部から沢形に下る予定 |
雪は柔らかい |
疲れます、、振り返って |
白根山がしっかり見えたのは此処でだけ 右、三角は金精山でその左、五色山 |
筑波山は見えるのだけど、霞の中 |
二人下山してきたのと擦れ違い、その内の一人には山頂はすぐそこですよ、頑張って、、と、励まされた$助ェ疲れた顔して、ヨタヨタの登り方をしていたのだろうか? 全員下りて行って山頂は誰もいなかった.男体山を撮るのも飽きたし、足尾側でも撮るかと樹林を抜け、足尾側の風景を観ていると。男性一人やってきた.これで四人目か、晦日登山では初めてですね、こんなに人に会うのは. その人は二回目で、やはりこのお天気に喜んでいた. 少し話をしてから じゃあ、私はこっちへ行くので、と別れ縦走路に入って行くべく、斜面を足尾側に下りて行く.少し下りた所で縦走路入口を通り過ぎた事に気が付いた.積雪で踏み後もテープも隠れてしまっているからで、照れ隠しをしながら少し登り返して樹林の中に入って行く.ちょっと、恥かしい(^_^;; ---続きます |
風が強い時はあそこの樹林が有難いが、今日は大丈夫 |
つい撮ってしまう |
傾斜が緩んで山頂は近い、、、 |
この庇岩が出てくると |
山頂〜 9:45 |
此処から縦走路に |
足尾の山々 |
縦走路とその上に黒檜岳 |
2/2 社山〜大日尾根下降 D810と表記あるもの以外は Photo Nikon D5600 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.