山登り

日光市
金精山、五色山、日光白根山
こんせいざん:2244m
ごしきやま:2379m
しらねさん:2578m




                  



2021,8,27 訪問


(あまり参考になりません)
              
 日光白根山に行ってきました.栃木県では高山植物の多い山です.但し、夏も終わりのこの時期、花は終盤になっていて、今咲いてる花はそれ程多くないでしょうが、お天気が良ければ風景は素晴らしいですね.

 今日は最初っから調子が悪い.
 日光方面へ行く時に概ね利用する鹿沼市郊外のコンビニに寄っていつもの品物を買う.品数、種類など殆ど変わらないから千円札をセルフ機(お金精算機)に入れたら、中々OKサインが出ない.ん?故障か?と、店員さんに「ちょっと、おかしいね」 と、伝えると、「お客さん あと63円足りません」 と、指摘された.あ!・・・
 (コンビニに入る前)家を出て鹿沼市に入ったら雨が降ってきた.で、ザックカバーを持ってくるのを忘れたのに気が付いた.むむ、此処から戻るのも何だし、今日は晴れるとの予報だから、降られたとしても出だし位か.んじゃあ、ザックの中身が濡れなければ、ザック自体雨に当たっても構わないだろう.という訳で、コンビニでいつも買う品物に加えて45? ポリ袋を買った.これでザックの中身をくるんでしまえば、ザックは濡れるがノープロブレム.そのポリ袋の分だけ、いつもより金額オーバーしていたのだ. 他にお客はいなかったが ・・・ああ、恥かしい.

 金精トンネル日光側手前にある、登山口の駐車場には一台だけ.もう、出発してる様でこの車の主はいない.雨は日光市内に入って止み、中禅寺湖に来たら青空さへ見えている.ただ、此処まで上がって来たらガス気味.朝飯の力カップを食べ、支度をしてると隣に茨城Noの車がきてご挨拶.
 
 登山口付近の叢にはフランスギクが終盤.


金精トンネル登山口駐車場 5:50


すぐに急登



アスレチック的登山道




 登山道に入ってすぐに急な階段になる.おお、整備されてる様で階段が新しい所もある.その階段の踏面の部分を滑り、少し突き出ている岩に左膝上をゴリッ.出発して十分も経っていない出来事.イテテテ・・・ 早速ザックの中からマキロンを出して振りかける.イテテテ  膝がしらを打った訳ではないから歩行に支障はない.が、うむむ、気を付けなければいかんなあ・・・

 丸木の階段のえぐられていたステップ(踏面)など、かなり補修されていたりしてるが、急斜面なのと蹴上げに高さがあるから、結構きつい.アスレチックもどきに変わりはない.無風で湿気が多く、もう汗びっしょり.金精峠の手前で単独ハイカー(50代位?)に追い越される.
 峠はガスがかかっていて、湯の湖や男体山は見えない.此処からの風景は好きだから、帰りに期待して取り敢えずザックを下ろし、汗を拭く.


金精峠


ゴマナ


ミヤマダイモンジソウ


ズルズル
 金精峠から五色山へ行くのは今回が三度目.2009年の9月 ←人の多さに驚いた.二度目は、錫ヶ岳の往復で2010年の7月 ←一緒に行った(歯医者の)スーさんが後に会津の大戸岳で遭難死してしまって、もういないけど、毎年その時期になると思い出して、懐かしい.
 このルートで覚えているのは金精山の手前に壊れかけた梯子があったくらいだ.その梯子はまだ健在なのだろうか(笑)

 しばらく登って行くとカニコウモリが道の両斜面にワンサカと出てくる.あまり綺麗な花ではないから、誰も見向きはしないのだろうけど、旬で大群生を作っていると中々見応えがあるものである.D810を出して撮っていると若者3人が追い抜いていった.今日は何人に追い越される事だろうか.追い抜くのは何人いるだろうか? ま、いないな(笑)、



ウスユキソウか? 一輪だけ


ハンゴンソウかキオンか?



金精山 山頂は見えない



ガスとれるかな・・


 トモエシオガマ?


急斜面の岩場 難しくはないが、、


綺麗な梯子



 金精山への登りは意外にきつかった.えーーっこんなだったけかぁ〜 と、ヘーヘーフーフー.汗だくでその山頂に着き、ガスで殆ど見えない湯の児方向を眺めながら水を飲んでイチゴスペシャルを食べる.単独ハイカーが登って来てご挨拶.コンデジで山名版だけを撮り、休憩なしで過ぎていく.むむッ 凄いな〜
 山頂から望む五色山方面の群馬側は青空で、少し期待する.一方、真下のガスは晴れそうにない、ま、今日は白根山狙いだから、あまり気にしない.

 金精山を後にして国境平を過ぎるとすぐにキオンの咲くやや急な開けた斜面になる.アサギマダラ数匹がキオンに留まったりゆっくり飛んでいたりしてる.アサギマダラは、近寄っても案外逃げないので写真は撮りやすい.

←他に小型(シジミとか言われる蝶よりは大きい)の蝶がちょっと遠くにいた.ズーム目一杯で撮って帰ってから調べたが判らない.蛾の仲間かも知れない.蝶を撮ってる間に単独ハイカーが通り過ぎ登って行った.


シラネニンジン、で、いいのかな


金精山 山頂 7:20


イマイチすっきりしない

山頂を後にし緩く下降



振り返って金精山 (道から稜線の際へ登って)



間もなく


国境平



キオンの群生地 沢山咲いているのだが、葉も木も黄色っぽく写ってしまい目立たたない



アサギマダラ


此処右樹林内に苔



 キオンとハンゴンソウはとてもよく似ていて花だけ見ても区別がつかない.花の本には葉に切れ込みがあるかどうかで見分けると良い、、とある.此処の花に切れ込みはないようだからキオン≠ナいいのだろうか.花の同定に不得手な爺には判りません.過去のレポではハンゴンソウと同定してしまい、そう表記してあるが、修正が必要になるかもなぁ.頑張って調べるしかないか・・・

 斜面からダケカンバ他の混交林に入って少し登るとちょっとした広場の様な所に出る.此処の右側(群馬側)斜面は、シラビソ(orコメツガ?)の樹林で、下は苔がビッシリ生えている.中々美しい所だが、上を目指すので目に留まらない




ガスが少しかかっていい雰囲気 こんな所で道草喰ってるから時間がかかる





葉だけ見るとハンゴンソウみたいだけど
 樹林を抜け湯元側の展望が良い笹の尾根道になるが、ガスで遠望は利かない.間もなく五色山の山頂に着く.誰もいない.目の前に白根山が大きい.ガスが右(西)側から流れてきている.直下には五色沼が空を映している.ザックを下ろして汗を拭き、水を飲んで撮影タイム.同じ様な光景のパターンにならないよう、考えてシャッターを押すけど才能の乏しさが際立ち、同じ様な光景を量産.まあ、素人だし 此処の山頂から見る風景も限られたものだし・・(って、)

 前白根山側から単独さん(60代位?)が上がってきてご挨拶.コンデジで山名柱と白根山方向をチャチャっと撮って国境平の方に下りていった.もう、白根山山頂を登って来たのかぁ、、早いですなあ.

 今日の予定では此処五色山から前白根山に行き、五色沼避難小屋に下りて白根山へ登るというものだった.それは、五色山から前白根山への稜線で眺める白根山が見事で、それを撮る事も今日の目的の一つではあった.但し、白根山がくっきりと姿を見せているのが条件の一つにしていた.しかし、目の前の白根山は頭をガスで隠し気味.これはこれで良いのだけど・・・ 此処は周回で山頂から下りてくる予定の弥陀ヶ池に行き、逆回りしてるうちに晴れてくるかも知れない.家には右回りの地図を置いてきたが、ルートは同じだから問題ないでしょう.


前白根山


湯元側



五色山から日光白根山 下に五色沼



五色山山頂 8:55


弥陀ヶ池に向かいます








 五色山を後にし弥陀ヶ池に向かって下りて行く.勾配の緩い笹の中の道で、白根山を見ながら白根山に向かって、、だからすこぶる気分が良い.しょっちゅう立ち止まりD810を出して撮る.時間がどんどん過ぎていくが構わない.
 男性単独ハイカーが擦れ違いざまに挨拶をかわし勢いよく追い抜いていった.5分位して、これも軽装の単独お若い女性ハイカーも.みんな颯爽と下りて行く.景色には興味はないのでしょうか? 立ち止まってゆっくり眺める様子はない.ま、山を真正面に眺めながら歩いているのでしょう.山登りする人にはいろんなパターンがあって面白い.

 どんどん下って、
五色沼への分岐を(右に)弥陀ヶ池にとり、樹林の中を更に下る.弥陀ヶ池まで下りて、今度は白根山へは ほぼ300mの直登になるのに、下るとは何と理不尽な・・・ と、ブツブツ(笑)


名前は付いてるのかな?


笹原を下ってる所から、錫ヶ岳は頭が雲の中



ガスで時々隠れる




五色沼



キオンの咲く道


突然現れる保護柵、喰われる方でなく喰う方もどうにかしないと


直進で五色沼へ 此処は右に


2230m付近の鞍部 あれま、登り返しなんてあったけ



カニコウモリ群生 枯れ葉が殆ど見られないから旬なんすね




開けた所に出る(野原) 左へ行くと五色沼の絶景ポイント




茶色のピークは前白根山

 登り返して広い野原に出る.踏み後を辿り野原の端っこに行く.此処からの五色沼の眺めもいい.お昼ならお弁当を広げる場所にもってこい、だ.沼の遊歩道をハイカーが一人歩いているのが見える.気分が良いだろうねえ. 前方を見ると草木のない斜面の前白根山が目立つ.あそこには、シーズンだと色の濃いコマクサが咲く.今年は見られなかったが、前白根山までなら後1-2年は来られるだろう.なーんちゃって、爺には似合わないシックに思ってみたりもする.

 野原の道に戻り、弥陀ヶ池方面から登って来た男女(母と子?)と擦れ違いご挨拶.下って、すぐに五色沼からの道に合流.右へ折れて少し進むと、池はすぐである.

 池には一人が休憩中.分岐から七色平分岐へ登る数人の男女ハイカーが見える.菅沼から登って来た人達だろう.アップルデニッシュを食べながら少し休憩し、池の周りを撮影していると、菅沼方向からハイカーたちの大きな話し声が聞こえてきた.  続きます


(野原)は中々気分が良いです


花の時期に来たらいいかもなあ

五色沼からの道と合流

正面に見えるのは座禅山



弥陀が池




白根山の山頂方向

 Photo Nikon D5600 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.