山登り

栃木県日光市
足尾、釜5峰の1峰近辺
到達標高点:1780m

                  



2025,5,13 訪問


(あまり参考になりません)
              
 1,親水公園〜大ナラキ沢上流の中間尾根取り付き迄(このレポです)
 2,中間尾根〜標高1780mで引き返し〜小足沢右岸尾根〜松木川
 銅親水公園駐車場には、2台の先着車.すぐに軽ワゴンと軽トラックが入ってきて、早々に出発していった.支度している間にもう一台入ってきた.平日で結構賑やかですよ.

 力カップうどんを食べて支度をし、午前4時丁度に出発.薄暗いけどライトはもう必要ありません.気温は7度.まだまだ寒い.中厚手のパーカージャケットを着ていく.

 ヘリポート近くで後から来た自転車の人に追い越される.その時、「釣り人さんが二人通ったと思うけど、どっち(多分久蔵川、とか松木とか仁田元とか) に行ったか判りますか?」 と聞かれた.いや、見てないですよ、と答えておいた.

 林道終点を過ぎて、新しい道が沢を横断する辺りで、後から来た人(3-40代位?) に「中倉山に行くのですか?と、話しかけられた. 此処を歩いて中倉山はないのでは・・? と、思ったけど、いえ、松木の上流です、国境平方向ですよ、と答えたが、国境平は判らないらしい.
 どちらまで? と、聞くとジャンダルムから中浦さんへ だという.凄いねえ.あんな所を登って行くんだ. お互いに気を付けて、、と、分かれる.

    


採石場から、奥に中倉尾根


立派な案内板も此処まで


みちくさ

 林道終点



ボックスカルバートを奈良部て造った橋 中倉山に登るというハイカーさん

 ほぼ林道の形を成してない道は、落石と瓦礫の山.その中を縫うように歩いて行くのが毎度の事.躓かないように専念して歩く.道路から頭だけは見えていた丹平治沢の少し奥にある滝は、手前の樹木が大きくなったので(葉のある季節では)見えなくなってしまった.松木川は左岸でも右岸でも見応えのある滝が多いのだけれど、道が悪いから観光気分で来られない.一般の方達には名前が付いてないと、なじめないのかもしれない.数多い滝は名も付けられずに、ただ、沢の名前で称してるに過ぎない.小足沢出合滝とか、、、

 風はあまりなく、気分よく(岩をかわしたり)歩いて行くと、独特な匂いが充満というか、漂っている所がある.あれ≠セな、と匂いの強い方に目をやると、日にちが経った鹿の死骸.林道では2ヶ所.今年は多いのかな、こういうの.


エニシダ(マメ科)


朝焼け あまり赤くなってないが



右岸に落ちる滝




松木の向こうに古峰ヶ原 此処でゆっくり遊ぶのも良いかもなあ




緑復活も先の先



丹平治沢


放置土木重機



風景としてはいいかも知れないけど・・




見える所、、40mはあるかな



ウメコバ沢


6号堰堤
 6号堰堤の手前で最初の渡渉.水量はやや多い様だ.上流沢が4っつに分かれる所、最初の3っつは幅が狭く簡単だったけど、もう一つが深い所で膝までありそう.下流に戻って扇状に広がっている所は深い所で踝上辺りと算段.駆け抜ければ靴の中に浸みてくる前に対岸に行ける(筈・・) パパッといきたいところだけど、年なもんだからバシャバシャ、ノロノロ.アアッ漏れた、、でねぐ ちいっと浸みてきた. でも、ま、そこそこ上出来.

 6号堰堤下に着いて、(早い)おやつを食べながら、パーカーを脱ぎゲイターを着ける.さっきの渡渉もこれ着けておくと良かったなぁ.浸みたけどチピッとだからま、いいか.
 堰堤を巻いた後は右岸河原歩き.それが出来ない所は、巻道になる.これは多分釣り屋さん達の踏み後か.小足沢出合からの遡行は2015年5月のゴケナギ沢〜オロ山
以来だから、妙に懐かしい.但しその時は足元が沢靴だったから割とルンルン気分で遡行出来た.今日は登山靴で、かなり沢歩きは辛い.


6号堰堤、横から


数少ない花


三沢


小足沢


左に高巻きの踏み後がある


左岸段丘の手前、見覚えのある大岩
 その後も横断渡渉1ヶ所、河原でない所の通過2ヶ所位、 ちょっと、中まで浸みてきたかな、、 前方に二人の釣り屋さんを見る.邪魔になると悪いから、右に大きく迂回する様に通る事にしたが、大きな岩があり乗り越えたりするのにやや難儀.やっとの事で左岸段丘に乗り、少しホッとする.此処には陽み後もある.

 そのまま踏み後を辿って上流方向へ.細い支沢を二本位横断するが、これは多分大ナラキ沢.松木沢に幅広く落ちる滝をかけていたが、今は多分僅かな水を滴り落とすだけになってしまった.上から見ても滝が落ちてる様子はない.

 次の沢は少し水量が多い.この沢沿いを緩く登って行くが、沢歩きから解放され何だかホッとしたせいか疲れが出てきた.近くの平たい岩に腰かけてエネルギーを補給.ついでに今いる場所を確認.1150m付近.



右岸は崖で高巻きは出来ない 踏み後もあるか判らない


こちらも崖だけど、此処は水際を遡行


大きな岩がゴロゴロ、難儀じゃあ〜


左岸段丘に


段々に滝をかけている 大ナラキ沢の一支流


←の上流右岸の様子 1100m付近



下生えもなく二次林の様にも見えるが、大きな切り株もない



大きな木はまれ


遡ってきた沢の源頭 湧き水で冷たい


登って行くと、沢が出てきた 水は多い


白砂の台地



カエデが多い 秋は色づくのか?



少しづつ傾斜がついてくる


沢を右へ行ったり、左へ行ったりして登って行く



苔なのか、草なのか?



蟻地獄
 1300m付近から、細長い台地の様な左岸を緩く(ほぼ水平)登っていると、白く光る物が目についた.花びら?と思ったが近くや頭上に花は咲いてない.拾ってみると瀬戸物の欠片(かけら)だった.直径5cm位.この付近に登山ルートはないから、山仕事とかの遺物でしょうかね? その後も2-3個見つかった.
 こんな奥まで山仕事に来たのでしょうか? 炭焼き等が考えられるけど、見える所に窯は見えないが. 

 谷が少しづつ狭まって来るが、厳しい地形ではない.1350m付近で二俣になり、左の沢は水が無い.本流と思われる右は水量が中々多く、更に上流に続いている.この中間尾根に取り付き鹿道を頼りに登って行くと、アカヤシオが終わりに近い状態で一株だけ咲いていた.その少し上には旬の様なミツバツツジが濃い紫の花を付けていた.

 続きます.


緩く登って行く


台地状


瀬戸物の欠片 茶碗かな?


終りかけのアカヤシオ 一本だけってのも・・?



鋸山と皇海山




ミツバツツジ 旬

 Photo Nikon D5600 

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