山登り
日光市足尾
大平山〜社山〜阿世潟峠
おおひらさん:1959.8m
しゃざん:1827m

                  


2024,10,31 訪問

(あまり参考になりません)
              
 1、銅親水公園(三川ダム)〜松木尾根〜1805P〜大平山(松木山)
 2、大平山〜黒檜岳分岐〜社山〜阿世潟峠〜銅親水公園

 
大平山でゆっくりと昼食休憩して、社山に向けスタート.ササ藪と樹林の境目を歩いて行く.右手下に足口沢その右岸が松木尾根で今登って来た所.下の方では安蘇沢に注ぐ.渓が広く見え、赤倉山や備前楯山など特徴のある山、少し遠くに古峰ヶ原の横根山等.右手遠くには富士山も霞んでるが、爺の貧弱視力でも良く見える.但し、景色に見とれ足元をおろそかにすると、倒木に躓き転んで運が悪いと鹿の糞に手を突いたり、、、うん≠ェついた・・(寒ッ)

 普通に歩いて行ってなだらかな1950m級ピークに向かってしまうと、東南尾根が目に入りそちらに引き込まれそうになるが、これは間違いで北を目指さなければならない.大平山からやや下り、(進行方向)左側の樹林の中を通って行けば問題ないのだけど.又、探せば踏み後(判り辛い)やテープなども少しながらみつかる.くれぐれも、風景に見とれてしまい1752P方向の東南尾根に行かないことだ.

 下手ですがD810で撮った画像もご覧になって下さい


さて、出発


道、ハッキリ



足尾側の展望抜群



探せばテープ、踏み後はみつかると思う


稜線左へ寄り過ぎない様、右の笹尾根を避けて


風景を撮るためにはササ藪も仕方がない


あの尾根に引き込まれないように
 シラビソ(?)樹林の中の歩きは方向が掴みづらい.踏み後から外れテープは見当たらなくなってしまったが、方向を定めて歩いた結果、ドンピシャで導標のある縦走路に出る事が出来た.(爺としては珍しい)

 分岐の所の導標に大平山≠フ方向指示はない.道に立ってその方向を見ると、うっすらと踏み後が判るだけ.黒檜岳方向を一瞥し社山に向かう.松木尾根の1850m付近を一つ目の核心部(好展望地)とすれば、これからが二つ目の核心部だ、と、爺的に思っている.実は、今日の目的はこの二つ目の核心部で撮影を楽しむ事だ.<BR>
 
 分岐から歩き始めて十分位だったか、社山方向から男性二人組のパーティと遭遇.このルートでは何と、珍しい事か.



踏み後の様な、そうでない様な


でもちゃんと縦走路に出ました


道はよりハッキリしたり


笹に隠れたり、 倒木があるので気を付けて



*




 茨城と東京から来たというハイカーさん.阿世潟から社山に登り、黒檜岳を経て千手ヶ浜に下山するのだそうだ.いろいろ情報交換して別れ、社山へ向かう.道は細く笹に隠れているケ所が多くなる.時々倒木もあったりするから、急げない.ま、ハナから明るいうちに親水公園Pに着く事など諦めているから、風景を撮りながら歩いて行く.

 葉が全て散ってしまったダケカンバの向こうに男体山と太朗山が見えてきた.下りになり、途中ではダケカンバ林の上に男体山の上半分、いや1/3位か?が、巨体を見せる.下は広い窪地状になり、鹿を多く見る場所だけど、今日は一匹もいない.此処も笹が延びてきているようだ.




社山や半月山などが再び現れる



葉が落ちたダケカンバ越しに


振り返って



男体山、 社山

 笹が深くなったり、道がハッキリしたりしながら暫く歩いて、急斜面の下りに差し掛かる.中禅寺湖が見え、戦場ヶ原、男体山は勿論、太朗山、山王帽子山等々が良く見える.真下に素晴らしい紅葉の≠ニ、記す筈だった中禅寺湖岸が、やや遅いのか(紅葉は)今いちクッキリしない.光加減もあるのかな?ちょっと残念.←実はこれも期待して来た.

 一応D810を出して、ガシャガシャと十数カット撮っておくが、どうだろうか.下って鞍部を過ぎ、左の鹿道の様なトラバース道に入る.この道は途中見事な風景を拝める事が出来る場所がある.更には、若干ショートカットも出来るという、一石二鳥.
 しかし、情けない事に途中で踏み後を見失い、ササ藪急斜面のトラバースになってしまった.笹が滑るから、両手でササを掴みながらの難儀横移動.余計な苦労してしまったが、見覚えのある岩が下に見えて無事、踏み後に合流.



社山、半月山




中禅寺湖



(ショートカット)トラバース道入口はしっかり判るけど


もう、道を見失った・・


ササ藪の斜め歩きは結構辛いです


道に出た



男体山、太朗山、山王帽子山等



トラバース続行


短い樹林帯を抜けて縦走路に合流
 トラバース道から道に合流し、此処からは左右正面の展望を楽しみながら歩ける場所.ピークが幾つかあるけどいずれもそれ程大変じゃない.ピークに着いて振り返り、これまで歩いてきた稜線の風景も中々素晴らしい.この辺りは社山から意外に近い.社山から足を伸ばしても充分お釣りが来る風景だ(と思う) 社山に戻り登り返すのが大変だと思うなら、大日尾根を下降して南岸道路に下りるという手もある.

 各ピークで撮影したりして時間を費やすもんだから、どんどん時間は過ぎていく.こらあ、社山からの下山で南岸尾根からの(中禅寺湖、男体山等の)撮影は割愛になるな、、と、思いつつ足を留める.いつもはトラバースでショートカットするピーク二つも、今日はしっかり踏んで越えた.



男体山の手前に見える1792P




社山




中禅寺湖、紅葉が映えるのでは、、と期待して来たが・・



ボコボコとピークが連続する稜線


谷川岳を彷彿とさせますねえ(爺の個人的見解)


あれ、1792P ムムム意外に登りだなあ


砂地横断


1792Pへ登り中


トラバースでのショートカットは、今日は止め



通って来た稜線、何だか谷川岳の雰囲気



1792Pからは樹林越しか、、


1792Pから下降中



*



1750m級ピーク手前の露岩


1750m級ピーク



本日最後のピーク、社山



社山への登り


樹林の中はみんな同じ景色
 社山への登りでは、登り始めは踏み後をとどったものの、途中から判らなくなって適当に登り、南尾根に出る.社山山頂には一人若者がいてご挨拶.縦走路の途中で出会った二人によると、多くのハイカーがいて驚いた、という事だったが時価が推しているから残ってるハイカーはいない.若者も間もなく下山していった.爺はちょっと休んで水を飲みクッキーを食べてすぐに下山.

 南岸尾根下降も見晴らしがいい所が多いから、時間があれば撮っていきたいところだけど、殆ど撮らずに爺としては記録的短時間で阿世潟峠に下りた.(←他の人に比べれば遅いけど)

 下りで汗をかいてしまったから、峠で休憩してると(足尾側から)吹き上げてくる風が冷たい.汗を吹いて、ペラペラパーカーを被るとホワッと暖かい.さて、林道にはヘッデンなしに辿り着きたい、と、出発.

(社山)南尾根に出て


山頂〜



南岸尾根下降中



観光船


さ、足尾側へ下山
 歩く人は多くなく、荒れ放題の道は歩きにくい.倒木は良いとして、崩れているような急斜面のトラバース(二ヶ所)は固い砂地でグリップ、ステップが刻めず、滑り落ちそうで難儀する.掴んる木、木の根も極端に少ない.
 何とか明るいうちに堰堤下を渡渉し、林道に出て 「後はルンルンだよー」 と、思わず声が出る.平らな岩に腰かけてアップルデニッシュを二個食べ、半分残っているお茶を全部飲む.しかしこの廃林道、一部は土さ崩れがあったのを判っているのだけど、その後も、あれ、此処も崩れてたっけ?という所が2ヶ所、いや3ヶ所位だったか、、あった.利根倉沢手前の大きなS字カーブの終わり付近でヘッデンを点ける.

 更に久蔵川本流の渡渉は3ヶ所(そんなにあったっけか?) 暗闇でヘッデンだけでは浅く適当なヶ所が中々みつけにくい.一所懸命探すとなると時間が喰われる.ここは、水量はいつもより多いが、踝を越える位の深さの所をみつけ、パパっと(爺の場合、動きはダラダラっとだけど)渡る.靴はミドルカットでスパッツ(ゲイター)をつけているお陰か、靴の中に水が入る事は殆どなかった.僅かに浸みてきたかも.
 駐車場に着いた時、車は爺の一台だけ、出発時も一台だったなあ・・・ 19:00丁度着でした.



林道から 夕暮れが迫っているから色が良くない.

 Photo Nikon D5600 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.