山登り

日光市(足尾)
銅親水公園〜大平山〜社山
おおひらさん:1959.8m
しゃざん:1827m


                  



2024,10,31 訪問


(参考になりません)
              
 1、銅親水公園(三川ダム)〜松木尾根〜1805P〜大平山(松木山)
 2、大平山〜黒檜岳分岐〜社山〜阿世潟峠〜銅親水公園

 銅親水公園に到着したのは午前4時過ぎ.これなら、4時半には出発出来るかな、と、車から下りて夜空を見上げると、雲一つなく星が瞬いていた.気温は(車載で4度).ちょっと寒い.簡単に支度して、力カップうどんを食べ、出掛けるか、、と、再び外に出て星空を眺め、久し振りだし2-3枚くらい撮っておくか、と、いつも乗っけている三脚にカメラを取り付け、夜空にレンズを向けた.
 2カット撮って、ちょっと位置を変え、オリオン座にレンズを向け、露光開始してすぐに、かなり明るい流れ星が.いやあ、驚いた.細い線を引く流れ星は何度か撮れていたが、こんなに明るく尾を引いたのを撮れたのは初めて.
 又、出ないかなと二匹目のドジョウ≠狙ってみるが、それ以降出る事はなかった.むむむ、時間を費やしてしまった.結局
出発出来たのは5時丁度.中厚手のジャケットの下に、やはり中厚手のセーターを着込み丁度良い.林道を約3km歩き、尾根の取り付き点に着く.此処からは登りになるから、セーターは脱いだ.

 松木尾根取り付き点は尾根末端ではなく、1179m三角点ピークより東に分岐する支尾根の末端だ.出だしから急斜面だけど、三角点からはそれ程急ではない尾根歩きになる.(時々急斜面は出てくるけど)

    



銅親水公園Pで D810 zoom24mm域 ISO2000 f4.5 30sec AM4:25頃



駐車場 5:00


取り付き
林道が最初に安蘇沢を横断する所で工事が行われており、渡るのにちょっと工事現場を通った.実は林道が久蔵沢林道と分岐する所に、進入禁止のゲートがあったのだが、他に回り道できないので通過してしまいました.ゴメンナサイ!  スパッツを着け、ヘルメットを被り急斜面に取り付く.100m程登ると、チカラシバが斜面(横幅)一杯に生えていた.綿などの布には種がえんりょなくくっついてくるやっかいもの.手袋は、掌側に滑り止めのブツブツが付いた軍手(安物).沢山の種子にくっつかれて、ハリネズミの様になってしまった.ズボンや上着の中厚手パーカーは被害を免れた.始めはくっついた種子を取りながら登ったが、それからも多く出てきてキリがないので、そのままにした.

 チカラシバと格闘していて、三角点は見逃したが、まあ特別に見たいわけではないから、戻って探すなどの事はしない. 途中7-8匹のサルの群れを見るが、鹿は全く見ない.少し長く感じて林道に上がる.もう、何だか疲れた.こんなんで、大平山など行けるのか?



カヤトの急登


赤倉山


中倉山に朝日


チカラシバ



三角は柏尾地蔵岳




左、社山 右、半月山か?




松木川右岸の山々 沢入山など



エテ吉君


皇海山



紅葉、あとちょっと



林道


監視カメラ跡
 監視カメラ跡(補助機材は残ってる)の周りは樹木が育ち、見通しが利かなくなってしまった.休憩には少し尾根を登った所が開けているし、皇海山や、中倉尾根の面々が(樹木越しだけど)見えるのでそこがいい.
 
 取り敢えず、皇海山をパパっと撮って、先へ行く.やたらと足が遅くなってしまった爺では、大平山に着くのにかなり時間が掛かってしまう.それなのに、社山へ縦走し、その途中の風景を撮影してこよう、という(爺にとって)大胆な計画.

 標高1600mを越えると南西から南側が良く見えてくる.今日はなるべく足を止めずに登って行くが、ま、時間短縮にはたかが知れているでしょう.ササ藪は腰下でそれ程抵抗はないけど、疲れる.




樹木越しに中倉尾根 左の凹が有名ブナ




皇海山



(監視カメラ跡からの)歩き始めは、やや急な斜面


取り敢えず直登は避けて踏み後を、1450m付近だったかな



道(踏み後)は尾根のやや左側にあったと記憶(違ってるかも)




が、見つからず.時々鹿道に出て追うが、すぐに見失う.ササは腰よりちょっと低い



樹林が密でなくなって


男体山や、社山が姿を見せる



左手、鋸山、皇海山 オロ山は庚申山の前に重なって判別しにくい



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ぼんやりだけど富士山




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松木川



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男体山、社山、半月山




富士山をズーム



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1805mPちょっと下部

 どうして、松木尾根を歩く人は少ないのでしょうかね? 展望は良いし斜度も下の方を除いてそれ程強くない.道がしっかりあれば、実に快適で素晴らしい登山ルートになる(←爺の感想です) ※道があったことはあったが、歩く人が極端に少ないためか殆どが笹に埋もれ消えてしまっている オオナギ沢右岸尾根を合わせる1805mPでササ藪を出、砂地の岩で休憩.ちょっとホッとするが、登りを再開すると再びササ藪.但し、これまでより丈が低いから、多少は楽だ.

 目の前には皇海山、鋸山の風景が素晴らしい.どちらも、栃百2ターンを目指している者としては登らなければならない、、爺では一日では無理だなあ・・ 果たして行けるかなあ、等とそんな思いが浮かんでくる.

 大平山に登って社山に縦走する人は、少なからずいるようで、その多くはオオナギ沢右岸尾根を登って. この尾根を登る事によって距離と時間を短縮できるのだけど、1805mPまではかなりな急斜面の連続.下りに使っても疲れる.

 鋸山や皇海山を左手に見ながら登る.天気は良いし、風はほんの僅か.



藪から出て休憩中



藪は膝下


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山頂はあそこ


1900m付近



袈裟丸山が見えてきた



錫ヶ岳 右に白根山、、微妙


藪を避けて山頂へ
 大平山から南西に延びる尾根との合流点は、ピークへは行かず、あまり目立たない鞍部に登る.そこでは白根山は木々の陰になってるが錫ヶ岳が良く見えている.此処からは少々ササ藪が深かったりするから、鹿道を辿って西側の笹が低いか、少ない斜面に出る.

 主にシラビソだと思うけど、コメツガかも知れない.鹿の足跡はあちこち無数.此処を渓側に下って行くと(足尾の)三沢源頭になる.
 大平山に来たのは、今年は6月以来二度目.その時はほぼ通過点だったが、今日はそこでお昼ごはんにしましょうと計画してきた.お腹が空いたのをちょっと(水で補って)我慢しながらその時の事を思いながら登る. 

 笹の抵抗が無くなり、足が軽くなる.結構疲れたが、山頂はすぐ.此処まで一切時計は見なかった.元々登山などでは時計が見る事はあまりない爺.見るのは折り返し点とか、位.山頂に着いたのは10:30ちょっと過ぎ.風景を(D810を出して)あまり撮らなかった為か、爺としてはグッドタイム.ま、それでもこの短い陽の季節、親水公園に着く頃(多分ずっと手前)には真っ暗になってるに違いない.




あの尾根を登ってきました

 Photo Nikon D5600 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.