山登り

日光市(足尾)
皇海山展望地〜塔ノ峰
とうのみね:1738m


                  



2024,10,21 訪問


(参考になりません)
              

 1、銀山平〜皇海山展望地   2、展望地〜塔ノ峰〜銀山平
 展望地に着いた時、雲は多く皇海山は頭を少し隠していた.鋸山、皇海山の裾は紅葉している様だけど日が差してないせいか、(綺麗だけど)それ程鮮やかではない.空を見上げると所々に雲の切れ目があって青空がある.流れはゆっくりで、風も強くない.お天気は崩れないでしょう.上空が青空になるかも知れない.そうすると、皇海山の頭の雲も取れるかもしれない.んじゃあ、お弁当でも食べて時間を潰しましょ.

 此処何度かコンビニ弁当を買っている.あまり大きくない三角お結びが3個、ウインナー、(半分にした)小さなコロッケ、肉団子、から揚げ等 それぞれ一個.としょりには丁度良い量.お茶飲んで、ゆっくりいただきます.考えてみれば、目の前に鋸山、皇海山を眺めながらで、贅沢ですなあ.
    


 下手ですが、D810 で撮った画像もご覧になって下さい
 



頭の雲が取れてくれたら、、斜面に陽が差してくれれば、、タラ、レバ タラ、レバ と呪文



そこの高みに岩場


岩場から眺める
 僅かだが、(皇海山の)頭の雲が中々取れない.北よりの露岩に行ってみる.此処からの眺めも素晴らしい.オロ山から歩いてきて、主に樹林帯や開けていても樹木があったりする所から抜けて此処へ立つと、思わず声が出る.(←爺だけか) 今日は展望地から登ってきているから、感動はそれ程でもないが、皇海カール(今、名付けた(笑))をほぼ目線まっつぐから、少し見下ろすが、この素晴らしさは爺の乏しい表現力で文にすると寂しいものがあるから割愛.無言で撮影に没頭するのが一番良い.

 暫く(滞在40分位)して、皇海山の頭の雲が取れた.ただ、上空に雲があり、その影が山体を覆ってやや暗い.それでも、皇海カール≠フ紅葉が陽にあたり、とても綺麗である.同じ様な光景をガシャガシャ量産.一人、至福の時を過ごします.




これでも充分に綺麗だけど 、、 タラ、レバ呪文




鋸山の手前に重なるのは薬師岳辺りでしょうかね、左のピークは庚申山




真下に見える1650mP



お、雲が取れてきた


白根山、左に錫ヶ岳



*




 そろそろ、引き上げようかとザックにカメラを仕舞いかけて、白根山の方を見たら、こちらも、上空の厚い雲が取れ、錫ヶ岳とともに綺麗に見えている.武尊もそこそこ見えてます.上空はまだ雲が多い.青空が広い西側を見て、いずれこっちも空一面の青空が広がるんだよな.と、思う.でも、いつまでもいられない.帰りも長いから.GPSは切ったまま.塔ノ峰へは判り易い.踏み後も容易に 見つかる.

  帰路は往路と同じルートを取るつもりでいたが、やや時間もあるし塔ノ峰経由で戻りましょう.青空の中の皇海山が拝めるかもしれない.あそこはヤシオツツジが多いから、それなりに紅葉が楽しめるかもしれない、、等と欲張る.ま、わざわざの遠回りではないから、欲張り≠ニいう程では無いと思う.(人間、欲張るとロクな事がない)




もう、いいかな



ちょっと上に登って、笹の低い所をトラバース


が、すぐに目線の深さ



 往路で辿ってきたルートを、少し庚申山寄り迄登り、適当な所でトラバースに入る.低めのササ藪を選んだのだけど、少しすると、すぐ胸高になり、深い所では笹の葉が目線.挙句の果て、倒木に太腿をガリっと擦った.ササ藪の中で傷の状態を見る事も出来ず、トラバース敢行.踏み後(鹿道か?)が出てきて、藪も少なくなった所で、傷の具合を見た.ひっかき傷の様に横一直線、血が滲んでいるけど大したことはなかった.マキロンで洗い、キズバンを貼って治療終了.

 幾度か歩いた事のある踏み後に合流.開けてる所の手前の樹林内で、笹に覆われてる道を歩いて、道が深く抉れているのに気付かず落下.5-60cm位.ササを掴んでいた為、足を強く打撃などは避けられたが前面に倒れこみそうになりビックリした.注意して歩かないとなあ・・・


鹿道か、踏み後か、、


開けた所 ササ丈は低い



春はシロヤシオが咲く




これは赤かった



又、ササ藪漕いでそこの樹林を抜けると


塔ノ峰、、でねぐ、1662P



男体山



笹の下には踏み後


傾斜は緩く


開けて気分の良い所、但し笹が少しづつ増えているような、、、


ササ藪漕ぎに飽きて、沢形だかゴーロ斜面だかを登る.ちょっと急


此処を緩く登って


塔ノ峰、青空だあ〜



 塔ノ峰に着き、振り返って(その前から振り返って見てるけど) 青空の下に重厚な皇海山が見事.陽の光の方向が良くないのか、紅葉が若干くすみがちだけど、まあ、こんなもんでしょう.何カットか撮影し、下山としましょ.それにしても、あっちでこんな青空だったらなあ、、、

 下山は丸石沢か笹ミキ沢右岸尾根か迷ったが、林道に早く下りられるという事で、後者を選択.右岸尾根までは特に危険箇所はない.笹ミキ沢右岸尾根もかなりな急斜面はあるが、ササ藪とかではなくゆっくり下りれば特に問題はない.という事で、笹斜面を下って行く.今日は行程の2/3はササ藪の様な気がする.ダニにくっつかれてなければ良いけど・・・



いやあ〜 何とも、、
 


三角点ではないけれど


さて下山



*




ドンドン下りて行けばいいか



2023,12,21 木に金属板
 早々と何処かで間違えた.横断するはずの舟石新道に着かない.注意して左側を見てきたが、シルバー色の金属板が、いつまで経っても出てこない.笹がないやや平坦な所でGPSチェックしてみたら、1620m付近の尾根分岐(ハッキリと判らなかったなあ・・)で、右に逸れていた.戻るのもめんど臭い、このまま下りてしまいましょう.

 下降を続けるとサラサラと水の流れる音する.樹木の間、下に細い沢が見えた.両岸とも険しくなく、渡渉も簡単.居る所は、笹ミキ沢の
上流三俣右の沢1400m付近.この沢の右岸をトラバースして尾根を回り込み、中間の沢は鹿道(か、釣り屋さんの踏み後?)があってラッキー.楽に辿ることが出来、左沢(本流)を渡渉.更に道≠辿って右岸尾根(前に下りた取り付き)に登り上がる.

 これで明るいうちに銀山平に着けるぞ、後は楽勝!とばかりにルンルン気分で尾根を下降.急斜面を難儀しながら下っていき、何処で間違えたかいつの間にか尾根から外れ、下っていた.ま、いずれ林道に着くだろうとそのまま下降を続行.堰堤があり、石積みの土留めを見て林道に出た.そこは、天狗の投げ石の50m程上だった.

 駐車場到着は、午後4:50分位.ヘッデンギリギリ.すぐに暗くなってしまった.


以前登ったけど、こんな急だったっけ?


笹ミキ沢 三俣の右側 1400m付近


右岸尾根を上手く下りて来たと思ったんだけど・・・


林道着地予定地の大分上に下りてしまった


下りて来た所を振り返る


往路は開いていた様な気がするけど


土砂崩れ地


お疲れさんでした



おまけ

 Photo Nikon D5600 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.