山登り

栃木県日光市
女峰山敗退で前女峰山 1
まえにょほうさん:2359mP




                  



2024,1,12 訪問


(参考になりません)
              
 1、寂光滝〜モッコ平〜唐沢小屋   2、唐沢小屋〜前女峰山〜羽黒尾根〜寂光滝

 結論から言うと敗退≠ニいうことになる.予定は一応女峰山だったから.

 朝、3時に家を出た.気温は-4度.近々ではかなりの冷え込みだけど、宇都宮の冬としてはやや高めな気がする.これまで、-5度とか-6度とか普通にあったし、何より台所の水切り篭の下の箱に溜まっている水が凍っていない.隙間だらけの我が家でも、、だ.

 鹿沼の板橋を過ぎて日光道土沢IC手前では-7度.此処は不思議と日光市内より温度が低い.ボーーッと運転してた訳じゃないけど、日光ICをうっかり通り越してしまった.ここんとこ足尾が続いていたから清滝ICだったからなあ・・つい.ま、そこから戻っても大した時間じゃないし、いつも大沢IC手前のコンビニで食料を調達するのだけど、日光ICを下りてすぐにもあるから、そっちへ寄ろうと思っていた.仕方がないから清滝ICを下りてまっすぐ走った所の右にあるローソンに入って食料を買い込み、戻った.

 誰もいない寂光滝Pでは気温-5度.雪もなし.力カップにお湯を入れ、出来上がる(5分)迄に冬靴を履いておこうと冬靴を出し、、アレッ 靴紐を忘れた.(ICIで)ソールを張り替え修理して、そのまんま持ってきたから紐は外れていたんだった・・ 仕方がない、いつも積んである3シーズン用のトレッキングシューズでいきましょう.こないだの社山の雨山行でも靴の中に浸みてこなかったから大丈夫だろう.

 出発は5:35.未だ真っ暗.石段を上がって神社裏からすぐに急登が始まる.
 


さて


若子神社の鳥居
 滝の音を聞きながらヒーヘーハーホー喘ぎあえぎ登る.準備運動したが(4-5回の屈伸程度だけど(^_^; )身体が未だ慣れてないからしんどい.中厚手のセーターに中厚手のジャケット.ズボンの下にはタイツも履いてきた.暑くなってすぐ背中に汗をかく.今日は強い寒波が来るという予報.午後からだろうけど雪になるらしい.今は未だ風もない.急斜面を克服(という程大袈裟ではない)し、傾斜が緩むころ、東側が明るくなってきた.

 休憩をとり、一応水飲んでセーターを脱ごうかどうしようか迷ったが、服の中にタオルを入れて汗を拭っただけど、セーターはそのまま.さて、長い緩斜面歩きが始まる.カラマツ林で下生えが笹の変化のない地帯だ.どの辺りから雪が出てくるか見当もつかずダラダラ登って(歩いて)行く.




夜が明けてきた



刈り払われている登山道


男体山
 モッコ平は何処からスタートするのだろうか? 笹とカラマツの単純な景色が延々と続く.笹はある程度刈り払いされており道はハッキリしている.これなら、下降時も迷うことなく寂光滝に下る事が出来るでしょう.大樺分岐(裏見滝分岐)には7:20に到着.裏見滝方向も刈り払いされてる様だ(最近ではないが) 導標を過ぎると、笹がやや覆い被さる所が多くなり、葉に雪とか露がくっついていると濡れるだろうが、それはなく快適.

 1500m付近を過ぎた辺りから雪がチラホラ出てくる.4-5日前のものか.滑る訳でもないからアイゼンとかは未だ不要.あ!チェーンスパイクをザックに入れるのを忘れた.雪はないからとスノーシューは不要としたが.積雪が少ない時などはチェーンスパイクがとても有効なんだけど.

 鹿の姿もなく、鳥のさえずりもない、大樺分岐を過ぎると馬立方向は刈り払いがされておらず、若干笹が覆っている.相変わらずだだっ広い(主に)カラマツの樹林帯を進み、沢形を二ヶ所横断して石のお地蔵さんを過ぎると馬立は近い.



自撮り


大樺分岐(裏見滝分岐) 7:15


分岐からは刈り払われてない


日陰には雪 歩行に支障はない


途中の導標


道に雪 まだ問題ありません



カラマツと笹



二つ目の沢形横断


お地蔵さん


祠、中は空っぽ


馬立 横断点(下の方)に分岐の導標がある
 馬立に着き、分岐から少し登った所に開けた所があって、陽当たりが良い.男体山や大真名子山が良く見える所だ.倒木に腰掛休憩.水飲んでどら焼きを食べる.雪が出てきているから、早目にアイゼンを着ける事にした.右靴に着ける時、2重ワッカに通していたベルトが緩まず、右足ビンディングの後ろがセット出来ない.あれこれやってて、どうしたのかピキッと痙攣.イテテテ、、で、その時はすぐど治ったけど違和感が残った.まあ、毎度の事だし大したことないから、登山を続行.

 前回(昨年10月)来た時は、馬立から唐沢小屋迄は(風景撮影しながら)2時間.撮影無しなら多分1時間半位でしょう(←爺の足で) 今の時刻は8:45位.今回はあまり撮影無しで行こうと思うのと、積雪を減算加味して2時間(・・・やはり、掛かるんです) 多めに見て11:00としましょう.小屋から女峰山往復を(積雪考慮で)2時間半とすると、お昼休憩込みで14:00弱というところか.ま、下山の羽黒尾根で暗くなりますわな(^_^;; ホホホ、爺としては順調な方です.
  ところが・・・



開けた所から男体山




大真名子山



休憩場所に最適


中々、快適・・だったけど


足跡は鹿だけ 判り辛いけど


雪は少ない



こないだも此処から撮ったなあ、雪はなかったけど




*

 登山道の積雪はそれ程でもない.深い所でも踝上位.締まってない雪は2-3日前に降っただろうと思われ、登山者のトレースは無し.鹿の足跡だけ.溝状になっている道の段差を乗り越える時に、ピキキキッときた.イテテテ、、太ももから膝下までズウーーンと.足が直線状になったまま.ま、参ったなあ.歩けない.いや、片方は大丈夫だから、右足を引きづって歩けば何とかなるけど、登山だものなア.少し休みましょ.近くの倒木にやっと座り込み、足をちょっと揉んでみる.膝を曲げようとすると痛い.うーーん.

 水飲んで攣りの痛みが治るまで待つ.すぐに治ったけど、違和感がこれまでより多くなった上、かばって登って来た左足にも何だか違和感.腿が何となく棒になったみたい.お茶飲んだり、アップルデニッシュを食べたりして休む.後はゆっくり歩いて登って水場に着く.水場は予想通り凍っていて水を汲むことが出来ない.ま、必要ならその手前の沢が豊富に水が流れているから、こちらで汲めばよい.


倒木で休憩取ったりするが


段差が多いから、足に負担がかかる


沢に向かって下降


沢を横断 水は流れている


水場 流れてません


急斜面 出来るだけゆっくりと
 ゆっくり登って来たせいか、違和感は両足に残っているが足が攣る事はなく、沢左岸の際が崩壊していて展望の良い場所に出た.男体山、大真名子山等が良く見える.此処から見る二つの山は何だか良く似ている.又、遠くに霞んで富士山も確認できた.大真名子山と小真名子山の間に見えるのは錫ヶ岳かな? 雲が多い.上空の雲は流れが早い.

 やっとの思いで唐沢小屋に到着したのは12:05.時間が掛かったが仕方がない.普段なら少し休んで女峰山に登って行くのだけど、未だ両足に(強くないけど)違和感が残るから山頂は止める事にした.その分ゆっくりと休んで行きましょう.お昼だし.

 小屋の入口のコンクリートタタキには陽が当たりポカポカと暖かい.お茶を飲み、お握りを食べる.(ローソンで買った)この、お握りはでかいなあ.小食の爺は一個食べれば充分ですよ.でも、下山に備えてコロッケパンも食べておきます.



左が男体山 右、大真名子山 良く似てますよ




*




ギリギリ 富士山が見えた




中央奥は錫ヶ岳か?



唐沢小屋が見えました


ふうー、やれやれ・・
 Photo Nikon D5600 

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当レポは
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充分に立ててから実行して下さい.