◇山登り◇ 栃木県日光市(足尾) 塔ノ峰 2 とうのみね:1738m 2023,12,21 訪問 爺 (参考になりません) |
1、銀山平〜塔の峰 2、迷走して、丸石沢右俣左岸尾根下降 塔の峰の山頂では不思議な位に風が弱かった.先程降った雪が一面うっすらと積もってはいるけど、今は止んでいる.(時々)風花がふわりふわりと飛んでくるだけ.庚申山は霞んでいて、皇海山も殆ど姿を隠している. 倒木に腰を下ろしてお昼休憩にしましょ.暖冬と言ってもそこは冬、気温が低いから(鹿の糞)等の匂いはありません.降雪のお陰で糞の姿も見えないし.少し大袈裟に言えば快適.保温バッグに暖かいお茶と暖かい缶コーヒーを入れ、コンビニお握りを入れてきた.そのお握りがほんのり暖かい.おこわお握りは薄いけど塩味が効いていて美味しい.もう一個の鶏チャーハン(だったかな?)は、後で頂くことにして、コロッケパンを食べ、お腹いっぱい.上空に雲が切れ、太陽が時々顔を出すが、庚申山、皇海山方向はダメ.袈裟丸方向もダメ.ギリギリ13時まで待って、諦めます. |
D810 塔の峰山頂で |
D810 |
晴れるか、待ったけどダメ.そろそろ下山かな・・ 12:50 |
当初の予定では仁田元沢右岸の尾根を下降し、丸石沢の右俣(上流二俣)中間尾根を下る事にしていたが、このガス状態では途中の展望地での風景も期待できない.そうだ、舟石新道でも通って下山しましょう、、と、山頂を後にする.初めのうちは明瞭な踏み後があるので問題はないが、緩やかな笹斜面で踏み後を見失う.以前付けられていたテープ類はない.鹿道を選びながらいい加減に下降していくと、大きな岩のある所に出た.岩の谷側がテラスになっていて、そこに乘ると南西側が良く見える.以前舟石新道を通って塔の峰に登った時、こんな場所を通った記憶がない.早速間違えたということだ. 岩場から谷側とは反対側に笹斜面を登って行くと、尾根の近くで踏み後がみつかった.この道≠煬ゥ覚えはないけど、歩き易いし下っているのでいずれ新道と合流するだろうと下降する. |
笹の葉にうっすらと雪 |
この辺りは下降に問題なし |
青空が・・・ |
ドンドン下って行くと |
ん! 岩場? |
中々の展望 |
尾根に向かって |
此処は覚えてます |
舟石新道は歩く人が限りなく少ないようで沢の上流やルンゼの横断箇所は殆ど道の形がない.鹿道の方が立派.それでも、尾根や斜面ではしっかりした道が残っている(場合もある) | 樹林はダケカンバが主だが、樹林がぽっかりと切れている所に出た.ああ、此処は覚えてる.笹原にダケカンバだけが生えていて、綺麗な風景の所だ.以前、下から上がってきて此処に出たのだが、その時はしっかりした道を登って来たように覚えている(←記憶曖昧だけど) ちょっとその道が見当たらないから、適当な鹿道に入って行き、やや広い尾根に出て下降する踏み後を見つける事が出来た.かなり古いテープもあった. たがて、カラマツ林側からきている踏み後と合流.これは新道ですね.何となくホッとし、ルンルン気分で下降していく.道は何か所か沢形を横断しその度に消えている.無理に探す事はせず、高度を落とさないようにトラバースを続けると、次の斜面で概ね道はみつかった. |
尾根を外さないように |
新道合流 左二本目の白く細い木にブリキの目印 |
沢に出て道を見失い |
斜面で道に復帰 あ〜疲れる・・・ |
道が丸石沢右俣の中間尾根を回り込む所で、此処を下りた方がいいかなと思ったが、くたびれている事もあって、このまま舟石新道の下降を続けましょうと決定.(此処では)歩き易い道を辿って行き、広い尾根の鞍部に出た.熊の平≠ニ呼ばれていた気分の良い広場だ.水を飲み、アップルデニッシュを食べ、此処から仁田元沢林道に初めて下降した事.一か八かで下りた沢が、その後一か八か沢≠ニ何となく親しまれてしまった事.更には、その沢を登って塔の峰から中倉尾根をグルっと回った事などを思い出す. 掴みどころのない広い尾根に新道の道しるべをみつけようと少し探したが見当たらず、(南側)なだらかな斜面に無数にある(多分、殆ど鹿道)道の幅が広いと思われるものを選んでトラバース開始.←実はこれが間違っていた.過去に一度、新道を戻った事があるが、この辺りはまるで覚えていない.まあ、適当に歩いて行けばその内道に出るだろう、、位のお気楽モード. |
昨 |
丸石沢中間尾根を横断 振り返って |
熊の平 15:15 本当は直視すれば問題なかったが |
右のなだらかな斜面にひきづられて、凡ミス |
急峻なルンゼを4ヶ所位越えた所で急だけどやや広い尾根に出た.対面の斜面に道を完全に見失う.鹿も通らない様な斜面なのか? では、今立っている尾根を登れば道に出るのかな?と、岩混じりの尾根を登るが、すぐに垂直に近い岩場で行き詰る.時も推してきていて、間もなく暗くなるだろう.仕方がない舟石新道は諦めて、この尾根を下って丸石沢(右俣)に出る事にしましょ. と、グングン尾根を下って行くとテープのある踏み後に出た.かなり薄暗くなってきたから、此処でヘッデンを着ける.尾根の先端に出たようで、前方には岩が見え、その先は多分崖になっているだろう.右に回り込み桧樹林帯を下って橋の手前の尾根裾に下りた.ヘッデンの光に照らされるガードレールが、何と安心感を湧き上がらせる事か. 駐車場に戻ると、朝、駐車していた他県Noの車は未だあった. 後でGPS軌跡を見てみると、新道を目指して登ったピーク(1251三角点の南1240m級)は間違っていた.此処は、その向こうの鞍部に向かうべきだったが、ルンゼが厳しく、日が落ちて暗くなり始めたので止めた.新道はそこの鞍部を通っているのだから、惜しい事をしたなあ、、 それにしても・・・ 熊の平から丸石沢の橋に出るまで3時間近くウロウロしていた.2013年に新道を通った時は熊の平から新道入口まで一時間と掛かっていなかった.何ともはや、ごしゃかれて≠オまいますなあ. |
ルンゼ横断 |
ルンゼ横断 |
丸石沢 橋の所 |
ゲート |
Photo Nikon D5600 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.