◇山登り◇ 栃木県日光市(足尾) 前白根山、白根隠山(2) まえしらねさん:2373m しらねかくしやま:2410m ![]() 2023,2,28 訪問 爺 (あまり参考になりません) |
1/2 白根沢コース〜前白根山 2/2 前白根山〜白根隠山〜下山 ダケカンバのそれ程密でない樹林帯を抜け、一登りで前白根山の山頂に着く.この辺り一面、風の強い場所で樹木も殆どない.が、今日は時々 少し強いかな、程度の風が吹き上げてくるだけ.目の前の日光白根山は雲一つない青空に見事な姿を見せている.一瞬、そっちへ行っても良かったかなと、思ったが、登りの迫力に圧倒され、いやいや、としょりの氷水はやめときましょう.無理なものは無理、、と、わきまえないとね.此処まででも充分としょりの冷や水なんだから・・ 五色沼への導標が立っている場所に移動しザックを下ろす.凍って平で真っ白な五色沼との調和が素晴らしい.五色山もこうしてみると形の良いピークに見える.白根山と五色山の間、遠くに御膳山々が稜線をクッキリさせて遠望できる. D810(袈裟掛け)とD5600(肩掛け)をぶら下げて、あっちをバタバタ、こっちをウロウロ.年甲斐もなくはしゃいでいるもんだから、プチ悲劇発生(-_-;; 雪のない岩混じりザレキ地(平らな所)でアイゼンの前爪を岩に引っ掛け前のめり(こらえたのでスローモーション的)に転倒.ザックは背負ってなかったから、腕を水平にしてザレキの柔らかい地面に身体がぶつかるのを防いだは良いが左の肩にぶら下げていたD5600がドサッと落下.レンズ周りの所(部位の名称不明)欠けてしまった.更に、レンズの表面に擦り傷がついてしまった.あちゃー、大丈夫かと砂等を拭き、(倒れて)座ったまま試し撮り.ふう、何とか動いたが、このレンズの傷は、画像に影響が出はしないだろうか? D810は背中に乗っていて無事. 下手ですがD810で撮った画像もご覧になって下さい |
![]() 前白根山手前の岩場から、白根隠山 |
![]() 展望があると立ち止まり |
![]() 疎林の中を歩いて |
![]() 前白根山 10:25 |
![]() 五色山方向 この辺りでバッタリ! |
![]() 前白根山の山頂から |
![]() ドッシリ |
![]() 五色山 トレースがあるかどうかは判らない |
![]() 振り返って |
![]() |
記録カメラ(D5600)に不安を抱きつつ、下降.カシャカシャやってるうちに、その事は忘れてしまった.取り敢えず写ってるし.目の前の光景に夢中だし(笑) 下降して五色沼分岐(導標は雪の下)を過ぎ登って2340m級ピークは白根山を更に間近に仰ぐことが出来る場所だ.ザックを下ろしてD810を出す.此処までもいい加減時間が掛かってるんだから、道草喰ってていいのかなあ・・ 帰りも撮れるんだからと自分に言い聞かせ、下って行く.すぐに白錫尾根の取り付きで、避難小屋への道は樹林の中へ下っている.その分岐から、尾根に向かって(多分)一人の足跡が往復で付いているように見えた.その足跡はツボ足の様で、若干雪の中に踏み抜きもある.何処まで行かれたんだろうか? 少し登った所で、アイゼンを外し、スノーシューを着ける.二度目とあってパチンパチン、キリキリと手早く装着することが出来た.出掛ける前に、曲がった木に腰掛て腹ごしらえもしておく.もうお昼近いしなあ.コンビニお握りを二個食べる.水飲んで、出発. |
![]() 遠くに白くどこの山でしょう.飯豊連峰とか? |
![]() * |
![]() 白、一色の五色沼 |
![]() 会津の山々もクッキリ |
![]() 前白根山から(夏場はコマクサが咲く斜面)下降して |
![]() 青空見上げて、光が散らばって写る.擦り傷の影響かな |
![]() * |
![]() 分岐手前のピーク |
![]() 振り返って前白根山 |
![]() 分岐手前ピークから |
![]() もう少し行くと |
![]() 白錫尾根取り付き 右、樹林内下降で避難小屋 鹿の足跡に混じって、一人?の往復?トレースあり |
昨 | 昨 |
![]() |
雪質は固くスノーシューで、殆ど沈まない.無くてもよさそうな感じがする.気分よく、元観測小屋跡があった平らな小ピークに着く.地形図には今も小屋の形が表記されているが、実際にはもう建ってない.まあ、その残骸は雪の下に残されているかもしれないけど . ←2010年7月28日にはまだあった. 尾根の左(東)側へ出ると男体山、中禅寺湖が良く見える.尾根の中心付近は雪が少し柔らかく、シューでも若干沈む.出来るだけ右側を登って行く.例のツボ足のトレースはもっと右の、樹林の中を登っている.所々の踏み抜きは恐らく膝位だろう.頑張って上に続いている. |
![]() 強くないけど風を避け、休憩、エネルギー補給、スノーシューを履く |
![]() 雪質は固い |
![]() 男体山 |
![]() * |
![]() いやあ〜 何とも |
![]() 観測小屋跡付近から、前白根山 |
![]() 2360m級ピークで |
![]() 此処からは白根山へのトレースが判ります.東面ルンゼ左をほぼ、直登してますね・・ |
![]() |
2360m級小ピークも展望抜群なんだけど、パパっと撮ってほぼ素通り.2385Pの登りに入り、前白根山から見た時は少しなだらかな斜面だと思ったけど、小鞍部から眺めると結構きつそう.尾根の中心からやや左側の樹林の中を登って行く.踏み抜きなどは全くなく、2385Pの山頂に登り出る事が出来た.だだっ広く一ヶ所のケルンの他、何もない.木一つ生えてない.白根山が目の前で更に大きい.振り向くと当然の様に、男体山と中禅寺湖がある. D810で撮るのは帰路にして、すぐに白根隠山に向かう.此処(2385P)から見る白根隠山は中々立派な山容で、堂々としている.白錫尾根で錫ヶ岳ルートへの、一ピーク≠ナはもったいない.等と思いながら一旦緩く下って行く. |
![]() あそこ、2385P |
![]() 意外に勾配ありますよ |
![]() テカテカで結構固い |
![]() 一色の五色沼、左奥に燧ヶ岳 2385Pから |
![]() 2385Pから、白根隠山 |
![]() 白根山の趣が変化していく |
![]() |
鞍部からの登りはすぐに急斜面になる.更に中腹位までくると、雪面がかなり固い.凍ってるように見える.アイゼンなら問題ないだろうけど、シューの金具はガシッと雪面を捉えてくれない.ややもすれば、後ろにずり落ちる.二本のポールもあまり効き目がない.ピッケルでもあれば別なんだろうけど. 仕方ないから、樹林の方に回り込む.木があれば、滑り落ちても途中で引っ掛かるだろう.との考え(^_^;; ラッキーな事に回り込んだ所(木が多くある所)は雪質が案外柔らかかった.それからは苦労することもなく白根隠山の山名版がある山頂に着いた. 此処から見る日光白根山は割と険しさ(厳しさ)は感じられない.穏やかな風貌になる.東面の荒々しいルンゼ、岸壁などが見えてないからかも知れない.武尊の山々やその奥の山なども良く見える.錫ヶ岳はまだまだ遠い存在. |
![]() マクロ |
![]() かなり固い |
![]() フーフー |
![]() ヘーヘー |
![]() で、白根隠し山 12:35 |
![]() * |
![]() 武尊の山々 谷川連峰が左奥に良く見える |
![]() 錫ヶ岳 手前の穏やかな山容は白桧岳(2394P) |
![]() * |
![]() * |
![]() |
白根隠山の山頂におよそ30分位滞在し、あっちをウロウロこっちをバタバタと撮影を楽しむ.出来などどーでも良い感じ.帰りの白錫尾根は、往路で見てきた風景をD810に収めながらゆっくり戻る.太陽が(南方向の)中点から西側に移動しているから、白根山の東側が陰になり、往路とは違った光景になっている.(画像、白根山ばかりが多くスイマセン(m_ _m) 前白根山への登り返しはきついか、と、危惧していたけれど案外そうでもなく、すんなり前白根山頂に戻る事が出来た.前白根山からは下り方向、踏み後が増えている気がした.スノーシューの跡もある.結構来ているのでしょうね. 白根沢コースは登りもきついが、下りも楽ではない.膝を傷めないようにゆっくり下降.珍しくヘッデンなしで駐車場に戻る事が出来た.かなり、疲れたけどとても満足、良い一日だった. 駐車場帰着は17:25でした. |
![]() 先人者の踏み抜き |
![]() 帰りも快適 |
![]() つい、撮ってしまいます |
![]() 足跡も絵になりますよ(そーか?) |
![]() ちょっと柔らかい所もあったけど |
![]() 自撮り |
![]() 又、撮ってる |
![]() ズーム |
![]() 撮り納め |
D810で撮った画像 Photo Nikon D5600 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.