山登り

日光市(足尾)
大平山〜社山
おおひらさん:1954.6m
しゃざん:1827m




                  



2021,2,22 訪問


(あまり参考になりません)
              
 三川ダム〜オオナギ沢右岸尾根〜大平山〜社山〜南尾根下降 
 1/2
  記事2/2

 
 足尾三川ダムに午前4時半過ぎ.朝飯カップを食べ、支度をして5時半に出発.未だ暗い.車載温度計を見てくるのを忘れたが、思ったより寒くない.みちくさ℃闡O辺りで明るくなり始め、振り向くと 南側の稜線が赤く染まってきている.現在は林道終点状態になっているゲートに着くころはすっかり明るくなって来た.空は雲一つなく前回(2月12日)来た時よりお天気は良さそうだ.

 前回の大平山の山行はカメラを谷に転げ落としてしまう、というアクシデントがあり1805Pから引き返す事になった.その日は風もなくとても穏やかな天候だった.今日は前回より気温も高く、此処(オオナギ沢出会い付近) から見上げる空には雲一つない.風もなく、もしかしたら前回よりベストコンディション、、かも、知れない.一応、オオナギ沢右岸尾根の状況は前回で概ね把握できた.厳しい登りが続く(1805P迄)どれ位掛かるかも見当がついた.

 冬季に、社山に登った際 登高に利用する社山南尾根から、中禅寺湖南岸尾根(黒桧岳〜社山)を眺め見て、冬季にこの尾根を歩けたら、素晴らしい風景が望めるに違いない・・・と、いつも、思っていた.

 下手ですがデッパチで撮った画像もどうぞ 1/2  2/2


6:10


対岸(松木川右岸) の滝、結構大きく見える.



オオナギ沢の滝




尾根から 左、中倉山  右、沢入山




松木川 今日は青空〜♪

 オオナギ沢の最終堰堤からすぐ上に見える右岸尾根に登り、前回と似たような風景をD5600 (めんどくさいから以降デーゴロ と呼ぶ) に収める.昨日は暑い一日で、宇都宮も20度を超えた.今日もそこまでは上がらない様だけど暑い一日になりそうである.厚い防寒ジャケットは止めて、パーカー(薄いペラペラパーカーより少し厚手)を、やや厚手のセーターの上に着てきたから尾根への登りで暑くなってしまった.ザックを担ぐ背中にうっすらだが汗もかく.谷から吹き上げる風もなく、とても穏やか.セーターは脱ぐ.毛糸の帽子も、ネックウオーマーもいらない.
 荷物は、重いスノーシューとチェーンスパイク、ダブルストックで ピッケル、アイゼンは持って来なかった.

 地面は凍ってなく、霜柱などはない.ドロドロしてる所もない.刻々変わって行く中倉山や沢入山、松木川下流など風景は前回と変わらないけど、今回は雲が全然ない、奇麗な青空だ.



いざッ 自撮りして尾根登り


尾根の様子 標高1070m付近



松木川俯瞰




つい撮ってしまう



松木尾根


1200m付近
 今日はザックの中に入っているD810 (めんどくさいから以降デッパチとする、あまり変わらないか・・)での撮影は出来るだけ控え、登ることに集中する.こっちのカメラの出番は1805Pから南岸尾根にかけて、、と、決めている.しかし、前回である程度見慣れたとはいえ、オロ山が出てきて、皇海山が頭を見せてくると どうしてもザックを下ろしデッパチを出してしまう. (←上手下手は別よ) ま、休憩もしなければならないから、その時についで・・・というか、撮るついでに休むというか、、
 オロ山がちょこっと頭を見せるのは1100m付近から、皇海山は1160m辺り.(此処でオロ山は頭を一旦隠してしまう.後で又出てくるが) デーゴロはそれ用のバッグに入れてるのだけど、本体を首からぶら下げ撮りながら登って行く.風景は一期一会だもの.(何処かで聞いたような・・)

 草付き斜面を過ぎて、木のない急斜面(1550m付近から) は雪が殆ど融けている.地面も凍っていない.Wストックで案外軽快に登って行くことが出来た.ま、疲れる事は疲れるが.1700mまで来ると斜面は勾配を緩め、積雪が少し多くなってきた.前回、いた鹿の群れは一匹もいない.そういえば、此処まで鹿の鳴き声を聞いたのは、ずっと下の方で一度きり.この天候に誘われて遠出でもしてるのか?




木のない尾根




オロ山、皇海山 1250m付近から



1270m付近


緩やかな松木尾根 1450m付近から


古峰ヶ原高原、地蔵岳(鋭鋒)


オロ山


沢入山


皇海山



一旦傾斜が緩くなる 1520m付近




すぐに急登が・・・この尾根一番の斜度、、辛い、、



北側に、半月山


急登を終えて一旦緩むが、又、すぐ向こうに急登が待っている 1670m付近


ヒイヒイ



あそこが1805P 今日は鹿が全くいない

 1800m付近では、少し松木尾根側に行ってみる.雪面に足跡があるのではないかと思ったり、社山が良く見える場所があるからだ.雪は案外締まっていて深く潜ることはなかった.それでも、この陽気だ.(積雪の)上の方が融けて柔らかくなり始めている.
 沢山あるのは鹿の足跡だけで(人の)足跡は確認できなかった.取り敢えず、1805Pまで行き大休憩.水を飲みバナナスペシャルを食べる.これ、柔らかくてとしょり向き.ついでに、此処でスノーシューを履く.一年振りだ.あれ?どーすんだっけ? このバンドは・・えーと・・? ・・四苦八苦しながら何とか装着.

 鹿の糞、そこら中にコロコロ

 ザックは軽くなったが足が重くなった.が、贅沢は言ってられん.雪の上を快適に歩けるのだから.気温が上がり、雪面は緩んできているとはいえまだ固く、ほぼ沈まない.右少し上に大平山の山頂が見える.二つ目のこぶ. お、そこら中にある鹿の足跡に混じってワカン(と思う)跡が付いているのをみつけた.但し、今日とか昨日のではなく、足跡の上に雪が少し積もり、消えかけているから数日前か その、もっと前のものだろう.ハの字≠ノなっているので山頂から下ってきたものだと思われる.多分、単独者でしょう.



松木尾根分岐付近 社山が姿を現す(ううう、遠い・・)  向こうは半月山




穏やかな山容は横根山とか こっちも素晴らしい眺めです




大平山が間近に見えてきた




頭を僅かに出してきた 男体山



木の間から社山


緩い勾配とスノーシューで快適 1840m付近


沈みません



オロ山、後ろに庚申山、そして袈裟丸連峰 北の台地≠ェ印象的




霞始めてきて、本日の見納め



雪のない時はササ藪帯 1930m付近


シゲト山?






白根山か
 山頂に着いたのは11:50.三川ダムから6時間以上掛かった.ま、あたしの場合こんなもんでしょう.いや、むしろ順調で少し早い、、と、言えるかも.5度目かな此処へ来たのは. 特に深い感慨はありません.これから、社山の方へ回ろうとしているから、そっちに気が行っているのだと思う..

 展望は東側が良く見えて、富士山も遠くに望めるのだけど、今日は見えない様だ.松木尾根が白く左に弧を描くように下りている.これだけだって、良い眺めである.地味な山だと言われるけど、私は良い山だ.と、思っている.古くなった山名版を撮って昼食休憩でも.

 強くはないけど西側の樹林の中から風が時々通り抜けてきて少し寒い.日向に座れる倒木はなく、もう少し縦走路を社山方向に進み、1954P付近で昼食休憩とした.日が差して暖かく、至福の一時である.

 続きます



あれ、燧ケ岳か?




松木尾根 富士山は、今日は見えない



ちょっと登って


山頂〜♪ 11:50
下手ですがデッパチで撮った画像もどうぞ 1/2  2/2 Photo Nikon D5600 
 
HOME  /  閉じる

当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.