山登り

芳賀郡益子町
雨巻山塊(51回目)





                  



2021,12,21 訪問


(ほぼ参考になりません)
              
 結果は何ともお粗末な山歩きであった.低山でも、簡単(と、思えるルート)でも、地図とかは必携だよ!と反省.たかが低山、されど低山、嘗めてかかってはいけない.の、反省記録になってしまった.

 堂ヶ沢親水公園駐車場に10:45分頃到着.いつもの事.駐車場には一台もなく、相変わらずこっちのエリアは人気がない.支度っつっても、トレッキングシューズを履いて、途中のコンビニで買ったお昼などの水、食料を詰め込めば終わり.

 この駐車場を出発する時は、お昼に伐採地か展望岩場(タイタニック岩場と呼ばれてるらしい)だ.それから、足尾山へ行き、御嶽山に登り返して堂ヶ入沢の公園に戻ってくるという、他愛のないパターン. 
 今日もルートは決めてないけど、取り敢えず出発.いつものパターンになるのだろうか.堰堤上流の沢に架かる端のタイヤ溝跡には氷が張っていた.歩いているとそれ程寒くはない.

駐車場、今日は誰もいませんね 11:05

林道 寒々




沢の所の分岐 写@



 林道を堰堤上流の橋を渡って直進.小さな沢を横断する所は直進すると足尾山、大川戸の分岐.今日は左に曲がる.その沢筋に付けられた道は、踏み後クラスからすぐ登山道並みの割と整備された道に変わる.

植林帯の中は薄暗く寒い.早く日向の道に出たいと先を急いで登って行く.稜線に出て笹の中の急斜面はジグザグで緩く登るけど、寒いのに汗ばんでくる.380m級ピークに着き一息.ん!ピーク1≠ニ表記された板が木に掛かってますね.前からありましたっけ?



道はしっかりしている


緩く登ります 
 此処からいつもだと、そのまま稜線を(足尾山方向に)向かい、ベンチのある展望岩場でお昼ご飯とするのだけど、助平心がモクモクと.此処から北東に延びる尾根を下り、伐採地の下の林道に出て、伐採地から谷井田三角点(341.9)に登って帰りましょう、、と、記憶の中の地図(←殆ど間違ってる)を頼りに初めてのルートを歩くことにする.まあ、何もないだろうけど、初めて通るというだけで何となくウキウキするものである.

 少し戻り、途中からその北東に延びる尾根に入って行く.尾根は初めのうち、落ち葉の積もった急斜面で、落ち葉の下は固い.不用意に足を置いて落ち葉が滑り早速尻もち.尾根中心から少し外れると、地面は柔らかいから、下降に安心.斜面が緩み鞍部的な所を過ぎて少し登った所でお昼休憩にした.展望もロクにないけど、木立の間から陽が差し込みホカホカと暖かい.カップラーメンにお湯を注ぎのんびり〜.


 昼食を終え、尾根下降を再開し尾根の分岐で北に分かれる尾根を下降することにした.あまり東側に行ってしまうと、目的の伐採地下降林道≠ゥら離れてしまいそうだからだ.灌木帯からすぐに植林帯の中の沢に下り、その右岸には仕事道があった.廃道のようだけど.上流側へ行くか下流側にするか迷ったが、まだ時間があるから下流側に道を選んだ.上流側に続く道はかなり荒れてる様だったからでもある.どんどん下降していき、どこかの林道に出たら、そこから西に向かう道とかそれに近いものを探して戻るように伐採地下降林道≠目指せば良い.大して時間はかからないだろう(と、嘗めてかかってしまった) 


左から稜線に登り出た 写A


380m級ピーク 11:50



画像は平らに見えるが急 写B



尾根下降 写C


露岩も時々 写D
 昼食を終え、尾根下降を再開し尾根の分岐で北に分かれる尾根を下降することにした.あまり東側に行ってしまうと、目的の伐採地下降林道≠ゥら離れてしまいそうだからだ.灌木帯からすぐに植林帯の中の沢に下り、その右岸には仕事道があった.廃道のようだけど.上流側へ行くか下流側にするか迷ったが、まだ時間があるから下流側に道を選んだ.上流側に続く道はかなり荒れてる様だったからでもある.どんどん下降していき、どこかの林道に出たら、そこから西に向かう道とかそれに近いものを探して戻るように伐採地下降林道≠目指せば良い.大して時間はかからないだろう(と、嘗めてかかってしまった) .

 どっかの林道に出ると思いきや、何と舗装路に出てしまった.一応、場所を確認しようとGPSを見る.勿論、眼鏡(老眼鏡)をかけないと見えないから、、、あれッ眼鏡を入れてくるのを忘れてましたよ・・・しょうがねーなー.地図も持ってきてないというアホ爺の体たらく.

 道路わきには幾つか建物が建っていた.登り窯みたいなものも.陶器を作っているのかな.人は見当たらないけど車が何台か家の前に駐まっていた.




展望はこれ位



右、緩い尾根 左、ちょっと急 どっちか迷って左へ下降 写E


沢(左下)に向かって下降してくると、道型に出た 写F


沢を横断してササ藪帯に入って行く


笹の中にはしっかりした踏み後



元の様です 13:05 写G



登り窯ですね


柿 まだなってます


左への道があったけど、入ってすぐにバリケードで進入禁止


車道を北へ
 とにかく西へ戻らなければいけない.西に入る林道はないかと舗装路を北の方に歩いて行くと、案外すぐに林道があった.ま、途中で(道が)切れても良いから、と、林道に入って行く.初めのうちは歩き易かったが、道に笹が覆い被さるようになり、直進不能になってしまった.沢に下りて少し遡行し適当な所で元の道に這い上がり、歩いて行く.前方がやや広い湿地の様な所に出た.いきなり、何匹かの動物の鳴き声が ブィーブィーとかキィーキィー とか 猪だね.少し大きくなった子連れみたい.3匹か4匹か斜面を駆け上がっていくのが見えたので、急いでカメラを向けたが間に合わなかった.今日は熊鈴を着けてない.雨巻でそれをつけた事はないなあ.

 後を追う様に尾根に上がり、263Pの北西250m級ピークを巻いて、鞍部へトラバースする.更に登って310m級ピークに出た.何もない所だけど、この尾根上に藪はなく両側斜面に下らなければ歩き易い.又登りに入って、稜線っぽい所に出た.しっかりした踏み後があり、右へ行くか左に行くか迷う.太陽は左側に見えている.右へ道をとった. (が、此処は左へ行けば良かったのだが・・・)



この林道に入って行きます 写H


ヤブランか何かの実? 美味しそう(^_^)


廃小屋 中は見に行きません


通過不能 左に沢があり下ります 写I



猪がいた辺り 足元は湿地もどき



樹幹から見える山は、どれも同じに見えるなあ


トラバースで小鞍部に 写J


310m級ピーク


踏み後



道を下りて行くと沢が 写K
.
 道はすぐに下っている.稜線にも踏み後は判るのだが、下っている方が踏み後がより濃い.下ってみると沢型になり落ち葉が少ないせいか、道がよりハッキリしてきた.道は、沢の右岸に続いている.ん、これは堂ヶ沢の林道の橋を渡ってすぐ左に入る仕事道≠ナはないか? と、とんでもない間違いをする.←暫くの間、これを信じてたから、気が付いた時にはかなり北の方(沢の下流方向)を歩いていた.
 倒木が幾つか道を塞いでいた.確かあの道にも倒木はあったが、一ヶ所だったと記憶している.根元が新しいのを見ると、こないだの強風で倒れたのか? と、勝手に解釈.歩き易いこともあって、ズンズン進む.で、ハタと気が付いた(←遅いよ〜) 

 まず、あの稜線から堂ヶ入沢・・≠ノ出るには、伐採地下の林道を横断しなくてはいけない.そんなのなかった.仮に林道終点からさらに南の辺りを横断すればその林道は関係なくなるから、これはいい.しかし、いつも歩いてる稜線にある道は必ず横断する必要がある.そんなのはなかった・・・ 今、歩いてる道は何処だ〜?

 いきなり、前方に伐採した木が積んである所に出た.んん、、此処はあの伐採地下の林道だったか?と、これまた自分の都合に合わせた解釈.雰囲気がかなり違うけど、すぐに左の斜面に取り付く.そうすると、前回出た所の東電点検道に出る事が出来るだろう.←甘かった・・・


小沢の右岸に広い仕事道 これは〜 と、ヌカ喜び


倒木


通過に難儀


稜線上の道 落ち葉の下は固い 写L
   取り付いた斜面から枝尾根らしき地形の斜面に出て10分位登ると稜線に着いてしまった.展望はなく、太陽は相変わらず西側.かなり、下の方に来ている.念の為ヘッデンをチェックしようと、休憩同時にザックを下ろして、中を見たら あれまー 持って来てませんでしたよ.家を出た時は持ってきた筈.車の中に忘れたか.むむむ、ちょっとまずい雰囲気.今年の冬至は明日で今日も一年で二番目に太陽が短い日だからなあ.

 今、立っている稜線も踏み後が落ち葉の下にある.此処は迷わず右に向かう.歩き易いから爺にしてはスピード感がある.いきなり開けた場所に出た.上空に高圧線が見える.顕著なカヤトの中の道があった.東電の点検道ですね、これは.かなりホッとした.高圧鉄塔を目指せば、以前訪れた鉄塔に着く.そこから桜坂下(ハイキングコース)の出口へは、何の問題もない.此処は(もしかしたら遠回りかも知れないけど)高圧鉄塔に向かって点検道を歩く事だ.




こっちへ行きます.見える山は(多分、足尾山と雨巻山) 写M

 樹林の中の点検道を歩いて行くと下って3軒位点在する舗装路に出た.点検道は右か、左か・・高圧線の方は左.違っていたら少々やっかいだけど、正解だった.点検道を示す黄色い標柱があった.右折し、池(沼)を過ぎると登りになった.
 右手の上が、樹林が切り開かれているように明るい.何かな?と、そっちへ行ってみると斜面にゴルフボールが沢山落ちている.あ〜 そこはゴルフ場か.こんな所まできていたのか.と、ややガックリ.カートに乘って移動するゴルファー達を見ながら、フェンス沿いに歩き鉄塔下に着く.
 
 薄暗くなってくる林内の道を急ぎ、そこから二つ目の鉄塔でやっと一度来たことのある所へ出た.が、良かったなんて言ってられない.ヘッデンもない登山道は漆黒.満月ならまだいいが、早々と月が出そうにも思えない.鉄塔からすぐに急な斜面の東電階段がある.これは疲れて汗だく.ちょっと見通しが効く所で汗を拭き、水を飲んでアップルデニッシュの一個を食べる.ふう〜、一息つけた.焦り感も消えた.少しスピードを落としても足元が明るい内にハイキング道入口に着けるだろう.



舗装路に出ました. 写N


点検道の黄色い標柱


ゴルフ場だ・・


この鉄塔A には初めて来ます 写O


落ち葉の積もった点検道


見覚えのある鉄塔Cに着きました〜 もう安心 写P


夕日が

桜坂下(ハイキング道) に出ました ふう〜 16:40
 Photo Nikon D5600 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.