山登り

日光市、沼田市他
前袈裟丸山
まえけさまるやま:1878m



                  



2020,5,14 訪問

爺 & yuki
(時間など参考になりません)
              
 袈裟丸山に登るには、現在多くの人が折場登山口を利用している.折場は標高1150m付近にあり、前袈裟丸山との標高差は730m弱といったところ.「賽の河原」 迄だと1時間弱で登る事が出来てしまう.途中には、ツツジ平や好展望尾根があって、それなりに良いコースだと思う.そう、思っていながら・・・

 前回(2019,3,19) に引き続き今回も塔ノ沢コースから登る事にした.今の時期はアカヤシオの花シーズンでもあり、かなりの登山者が来るものと予想される.メジャーな折場にしても、何十台もの駐車が出来るスペースがある訳ではない.加えて、他県ナンバーの爺が一台とはいえ占拠していると、コロナ禍の今、顰蹙を買う事だろう.例え、自粛が解けた県どうしであったとしてもだ.三密と殆ど縁が無い山行で、こんなに気を遣うのも登る前から疲れる気がする.

 と、愚痴っぽい言い訳を並べて、以前はメジャーであった塔ノ沢コースを再び登る.こっちからだと、折場コースとの合流点でもある「賽の河原」 には2時間ちょっとかかる.およそ倍だ.見処と言えば、根釈迦≠ゥ.沢筋をズーッと登って行くので春早い花なども見られるかも知れない.積み重なった大岩など 結構、それなりに楽しめるものだ.

 暫く山行から遠のいていた yuki が珍しく行くと言い出した.・・・嵐でも来なければいいが. 
 


駐車場 6:20


登山口からコンクリート舗装の林道へ
 朝、久々に早く出て、塔ノ沢へ右折し一つ目の駐車場は一台の軽ワゴンが駐まっていた.二つ目の方が広いので更に行くと、そっちは一台もいない.後から来るかも知れない(登山者の)車に邪魔にならない様なるべく端っこに駐車する.

 栃木百名山≠ノなってはいても、しっかりした登山口は全て群馬県側だ.多少気を遣う.久し振りの登山口朝飯は、これも久し振りの力カップうどん.支度してる間に下の軽ワゴンの人が歩いて登山口の方へ行った.軽装(というより普段着)で手にスーパーの袋を持ってサンダル履き.山歩きの格好とは程遠い.

 少しして、我々も出発.橋を渡って登山口には一台のワゴン車が駐まっていた.誰かいるのか、出掛けてしまったのかは判らない.

 林道を緩く登って滝のある一号橋を渡ると登山道になる.堰堤を3っつ見て2号橋を渡り右岸の樹林帯を緩く登って行く.道は多少露岩があるけど困難なところはない.




右岸支沢の滝



登山道


2号橋


橋を渡って少し進むと沢は左に曲がる


少しの急斜面を登って寝釈迦に到着 7:15



寝釈迦

 ニリンソウが出てきたり、小さな花を幾つか見て道は左に折れ、急斜面を僅かに登ると根釈迦に着く.大きな岩を削るのはかなり大仕事だったでしょう.何日もこの辺りに泊まり込んでの作業だったのか.誰が彫ったのか、いつ作られたのかは不明だそうだ(現地説明板より)

 相輪塔は帰りの気分次第で寄るかどうか決める事にし、少し休憩して出発.沢沿いに見られるのは、ニリンソウ、ネコノメソウ、ウシハコベ?、ミツバツチグリ(かな) などの小さな花.帰りに撮ることにして先へ進む.水が流れている小沢を横断し、避難小屋の脇を通って丸木階段の登り.
 此処の避難小屋のWCはかなり傾いている.利用する人はいるのだろうか? もし、利用中にひっくり返ってしまったら・・・お尻出したまま気絶、、とか 逆さになって○○こを被ってしまうとか、、想像するのは止めた.

 前回は、雪があったせいもあって、賽ノ河原まで3時間近く掛かってしまったが、今回はのんびり登ったのだけど、ジャスト2時間だった. 賽ノ河原であちこちコンデジ記録をしていると、年配の単独男性が折場の方からやってきて、休憩無しで登って行った.今日初めて会うハイカーだ.



お弟子さん達、いい顔してます


いい顔です



沢は広く気分が良い



水場にもなる小沢を横断、振り返って


避難小屋



登って



賽ノ河原 8:20


チラホラと・・・



避難小屋から少し離れているWC
かなり傾いている.
 休憩しようと辺りを見回したが、座る適当な場所が見つけられず、少し先へ進んで賽ノ河原モドキ(1ヶ所目)で休憩.菓子パンで小腹を満たします.休憩を終えて出発.小丸山の手前でアカヤシオが少し咲いていた.少々の撮影タイム.初めて登った時はもっと咲き方が濃かった気がするけど、今日のは早いのか、遅かったのか、それとも今年は良くない年に当たったのか、かなり淋しい.

 小丸山に登り着いて撮影休憩.今まで遠くに見えていた前袈裟丸山がかなり近く見える.その代わり、山頂手前の急斜面も、より見えるからしんどい登りになるなあ〜の、思いが頭をよぎる.これまでのんびり登って来たから尚更だ.

 袈裟丸山やら日光連山などを撮影していたら、単独男性ハイカーが袈裟丸方向から登って来た、もう下山か.今日二人目.さすが平日、少ないですなあ・・・と、此処までは



前袈裟丸山が見えた.遠いね




カラマツ林、二子山へ続く尾根、辺りかな



この辺りは新緑もまだ


床水・・何とか



賽ノ河原もどき 丸いピークは小丸山




まあまあだけど、近寄って見ると少々くたびれ気味



小丸山


小丸山から、袈裟丸連峰


カマボコ形避難小屋のWCは
ドア脇の板が壊れて換気抜群か
 小ピークを越え、カマボコ型避難小屋付近からは、続々と下山者が下りてくるのに擦れ違った.2人組が数組、単独者は何人いただろうか.計20人位? 皆さん、早いですよ. 急坂に入っても2人組、3人組、と、下山して来る.時刻は10:30頃.

 樹林の中の急坂を登り終え、開けた尾根に出ると赤城山の裾が長い.見事な姿だ.すぐに山頂で、我々と入れ替わりに、単独男性が後袈裟丸に向かって出発していった.山頂では、風があり少し寒い.丸木に腰掛け、少し早いが昼食休憩にする.その間に一人登って来た.

 昼食を終えて、後袈裟の方向に少し行くと展望がいい所に出る.後袈裟丸には別に行かなくて良い.風景を撮影し終わって山頂に戻ると二人ぐらい増えていた.中々、人気の山ですね.



急斜面の登山道




尾根に出て笹帯の緩斜面




赤城山



山頂 11:00


後袈裟丸の方は通行止め



後袈裟丸山




奥に白根山




男体山



避難小屋の近くの小沢で水補給


ミツバツチグリ
 下山を開始.元来た道を戻るだけだが、最初に来た時は小丸山の山腹を巻く様にトラバースしていった事を思い出した.今は長崎の方に引っ越してしまった山友のなんちゃん≠ノ連れてきてもらったもんだから、何処から回り込んだのかさっぱり判らない.しっかり、踏み後があった気がするんだけど、みつからなかった.そっちは、アカヤシオ、ミツバツツジが沢山咲いていたので、その道が判れば行くのだけど、藪漕ぎまでして行きたくはないから、結局小丸山を登り返す事にした.

 下山中も数組と擦れ違い、今日は30人位か.山行でこんなに擦れ違ったのはいつ以来になるかな.相輪塔を見学する気分もなく、寝釈迦を過ぎて暫く下り、上品な御夫婦が軽装で登って来た.花(アカヤシオ)の様子を見に来たらしいが、遅くなっての出発だったので、寝釈迦までかな、、と、言っていた.

 登山口の駐車場には出発時駐まっていたワゴン車と、先程の御夫婦の(と、思われる)ワゴン車が駐まっていた.そう言えば、あのサンダル履きの人とは遂に会う事がなかったけど、何処へ行ったのだろうか?

 
大チョンボ
・・・あろう事か、デジ一の撮影画像をダウンロードせずに初期化してしまった(-_-;;  初めてのこと.
マイクロレンズの試し撮りをして、その画像だけをDLしたのに、全部DLしていたと思いっきり勘違いしていた.いつもDL済みを確認してから初期化しているのだけど、今回はそれを怠ってしまった.まあ、アカヤシオは大した事がなかったし、風景もそれなりだったから、 ま、いいか・・・と自分を(責めずに慰める クスン 


ハナネコノメソウ


ん?


クワガタソウ? 小さいのでヤマクワガタというのかも・・


ニリンソウ


ウシハコベ


ムラサキサギゴケ?



戻ってきました 15:30

 Photo Nikon P7800 二代目 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
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