山登り

塩谷町、日光市
釈迦ヶ岳
しゃかがたけ:1795m




                  



2018,6,19 訪問

爺 & yuki
(時間は参考になりません)
              
 珍しく yuki が山に行こうと言い出した.栃木県地方は勿論梅雨だし天候もあまり良さそうではない.アプローチが長い所はパス.だけど、雨巻山や古賀志山は別に行かなくてもいい、、と言う.んじゃあ、標高が少し高く近場にあたる釈迦ヶ岳にでもしましょうかと、打診.

 yuki の場合釈迦ヶ岳には守子から登った事はあるけど、大間々からの一般的標準コースはない.それは、私も同じ.昨年、一度来てみたが平日にも関わらず(大間々の)駐車場は一杯で駐められず、そこは中止にしてスッカン沢歩きに変更した経緯がある.

 釈迦ヶ岳へは 大間々からのコース中 八海山(神社)、矢板最高点、剣ケ峰とそれぞれピークがある.過去に、権現沢を遡行し、矢板最高点(1590P)の北隣1580Pに登り出て、八海山を経由して戻った事がある.

 又、2015年には権現沢本流をほぼ遡行して詰め(実際は残雪の為1440m辺りまで)、釈迦ヶ岳北方1640m付近の登山道に出て、釈迦ヶ岳〜守子登山口に下山した.つまり、僅かの区間だけど1580〜1640m辺りに未踏区間があるので、剣ケ峰も含めそれを見てくるのもいいかな、、と、出掛けてみました.


大間々駐車場 8:55


釈迦ヶ岳とかは載ってませんね
 朝、7時ちょい過ぎに家を出て、サツキロードに入るともう通勤渋滞の心配はない.そのまま東北自動車道に乗ると大型トラックより乗用車の方が多く走っていた.その乗用車の大半は宇都宮ICに下りて行ったので、日光方面に行くのだろう.

 ICを下りて矢板市のコンビニで食料、水を購入し大間々に向かう.あれ、案外遠かったな等と感じ、駐車場には8:55.2時間近くかかっていた.案外、かかるもんですなあ(改めて実感)

 先着車は3台.出掛けてしまっている様子.支度をして、登山口へ向かう.特に登山届けなどの入れ物はなく、立派なハイキングコースが描かれた案内板が建っている.しかし、これには釈迦ヶ岳や鶏頂山の表記はなく、八海山止まり.(楽しい)ハイキングでは釈迦ヶ岳まで足を延ばす様な人は少ない、と、いうことか.



まずはゆったりと


中々歩き易い道です 展望コース
 展望コースの、整備された道を緩く登って行く.樹林の中足元に花はない.緑一色.頭上は咲き終わりのドウダンが僅かに花を残している.

 やや開けた斜面に出ると、左前方(ほぼ西側)に釈迦ヶ岳が見える.雲が少し多いけど山頂まで見えるから、好展望を期待してしまう.その左には中岳がニョキッと.鶏頂山は釈迦ヶ岳の真後ろだから見えない.

 足元に白い花を yuki がみつけた.パッと見て浮かんだのはツバメオモト? いや、葉っぱが全然違うと言うことは私でも判る.オノエランかなあ? ちょっとあやふや.



八海山神社手前 此処ではまだ釈迦ヶ岳山頂が見えたんだけど



オノエラン?


八海山神社 1539P 9:45
 八海山の手前で前方に今日初めてのハイカーさん.かなり疲れているのか足取りが重い.挨拶をして脇を通り過ぎる.大間々から、此処まではさほどの距離でも登りでもない.私と同じ位か少し上らしい姿はしっかりとした登山スタイル.この疲れ様は、或いは学校平かミツモチ経由で登って来たのかも知れない.

 八海山神社に着くと、雲が多くなってきて釈迦ヶ岳方面が覆われてきている.デジ一を出して2−3枚撮り、登りを続行.すぐに「矢板最高点」の古い表示板があるピークに着く.続いて1580P.特に休憩する様な所でもない.

 下降して剣ケ峰分岐.ピークは帰りに寄る事にして、釈迦ヶ岳方面へ.又、下る・・・



あらら、雲が・・ガスが・・



サラサドウダン


矢板最高点 1590m


1580P 以前、そっちの笹藪から出てきた事がある


剣ヶ峰分岐



登山道から 持丸山は中央奥か?

 相変わらず足元は緑一色.時々サラサドウダンが出て来るが、その根元には沢山の(ツリガネ型)花びらが落ちている.釈迦ヶ岳は最後に急斜面が待っている.登りづらいと言うことではないが、沢を詰めて登山道に出、ヘロヘロになりながらその斜面を登った事を思い出した.

 山頂に着いて、誰かいるかなと思ったけど誰もいなかった.鶏頂山やら南方向はガスがかかり、それが薄くなったりするが晴れる様な事はなかった.太陽も雲の中で時々薄日が差す程度.熱くもなく虫もいない.休憩には良いが、さすがに物足りない.

 パンを食べたり水を飲んだり、咲き残りのサラサドウダンを取ったりして30分程過ごしたが、状況は変わりそうにないので引き返す事にした.


蝶がいました


沢を遡行して出た辺り(多分)


シロヤシオが残ってた(ピンボケ)


山頂手前は急斜面



山頂 11:25




かろうじて見えた西北側(会津駒か)

 剣ケ峰分岐に戻るまで二人の単独ハイカーと挨拶を交わし擦れ違う.剣ケ峰では、大入道方向から上がって来た若い男女3人組とご挨拶.持ち物服装からするとトレランの人達らしい.県民公園から登って(走って)きたという.間もなく走って駆け下りていった.凄いねえ・・・

 帰路の登り返しにやや閉口し、八海山神社からは林間コースを選択.のんびりと駐車場に戻った.







剣ケ峰 名前の様な感じではなく樹林内で穏やか


八海山神社 13:35



林間コース




デジ一




デジ一

”デジ一” と表記のある画像以外は → Photo Nikon P7800 二代目 

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