山登り
群馬県嬬恋村。長野県東御市
水ノ塔山、東篭ノ塔山
みずのとやま:2202m
ひがしかごのとやま:2227.8m

                  


2025,7,1 訪問

(あまり参考になりません)
              
 篭ノ塔山は地形図の表記では「篭ノ登山」になっていますが、現地の山名板は前者の表記ですから、一応「・・・塔山」 と、しています.

 車坂峠の標高は1900mを越えるから、2200m以上ある水ノ塔、篭ノ塔でも標高差は僅か300m強.(車坂峠の)駐車場に駐めて下りるとすぐに、高山植物群が見られるという、高山草花好きにとっては、至宝ともいえる場所.草花の種類、数は多く、一日居ても飽きないかもしれない.ただ、草花等への興味はそれ程でもなく、登山の割合を多く占めるハイカーさんにとっては物足りないかも知れない.

 家を午前3時頃に出て、今年初の北関東道から上信越道を走る.高速道は空いていて、逆走者も事故もなく、佐久ICで下りる.小諸ICまで行った方が良いんじゃないかなといつも思うのだけど、我車のナビは此処佐久ICから一般道を走るように指示してくる.まあ、一般道だからコンビニもあるし、GSもある.(ただ、我が家から400km未満だから、満タンにしてくれば往復でも給油は不要.GSメーターは半分を切らない) 因みに、我が家の近くのGSは¥165.佐久周辺は¥185(レギュラー)だった.高いなあ・・・. 

 久々の朝力カップうどんにお湯を注ぎ、出来る間に簡単な支度を終える.



車坂峠駐車場


良い天気



ヒオウギアヤメ

 6:00を過ぎたところ出発.すぐにヒオウギアヤメの花を見つけた.好きな花である.道の両側の草原に、白い花が群れを成して咲いている.ハルジオンとか何かかな?と、近くの花を見てみると、ミヤマカラマツだった.こんなに沢山咲いてるのを見るのは初めて.幸先がいいなあ(・・と、この時は思った)

 水ノ塔山への登山口に入って緩く登り、スキー場脇の笹道は何だか気分がいい.見上げると澄んだ青空だが、午後近くなると崩れてくるという.まあ、下界の話だから、高所ではどうだろうか? 今日の予定は以前訪れた時割愛した西篭ノ塔山や、花が多い池ノ平、三方ヶ峰などを巡って来る事.

 白色のハクサンシャクナゲは旬だった.足元に花を期待したが、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ等が僅かに咲いているだけ.



ミヤマカラマツ


何かの蕾



水ノ塔山




黒斑山



フランスギク


雪を造るヤツ


右、水ノ塔山、左、東篭ノ塔山


高峰山登山口 前回来た時はあの小屋の脇に駐められたが
今は、駐車禁止の立札が・・・


高峰温泉 登山口が右手すぐ


入口はやや広い道


向こうから帰ってくる予定


ハクサンシャクナゲ



緩く登って行きます 右手はスキー場

 開けているガレ場は覚えがあった.2-3種類の野生ランを見つけた所だ.勿論、訪れた時期が違うから今はあまり花が咲いてない、ランもしかり.それでもウスユキソウとかタカネマツムシソウとか、多少の期待はあったので少々残念.(ウスユキソウは未だ蕾迄いってない)

 又樹林の中に入って登って行くと大きな岩があった.矢印が両方向に描かれてあって、グルっと回れるようになっているのだが、ん!前に来た時こんなのあったっけ? 前の記録画像にも残っていない.違う道に入った覚えもないが・・・.前は単純に撮らなかっただけだったか? ま、いいか.

 割りと開けた 岩、ガレ場を登るが風もなく陽にさらされちょっと暑い.黒斑山の方は雲がかかってきていた.



「うぐいす展望台」 と、板がかけてあった


偶然か、ウグイスが啼いていた

少し下降してガレ場に出る


オンタデ



東篭ノ塔山



ゴゼンタチバナ


*



高峰山



前に来た時、此処通った? 全く覚えてない


そんなにきつくないから、としょりには助かります



タカネニガナ



ハクサンオミナエシ(蕾)

ヨウラクツツジの仲間?


陽が差しているけど意外に暑くない


登ります



登ってきた尾根、スキー場、高峰山




 水ノ塔山に着き、水飲んで休憩しようとしたが、コバエかブヨか、、虫がワーーンと寄ってきて煩い.虫よけスプレーは車に置いてきた.出発する時涼しかったからだが、しまったなあ・・ 休憩は止めて先へ進みましょう.

 低灌木の中を抜け西側が崩壊して開けている岩場で休憩.大分雲が広がってきている.稜線にいる間は雨が降らなければいいが.

 樹林の中を登りそこを過ぎると斜面の草地にはウスユキソウが多く生えていたが、まだ花は咲いていない.一登りで東篭ノ塔山の山頂に着く.男女三人が休憩中.


山頂 小バエが多い


東篭ノ塔への稜線道


ツガザクラ?


マイヅルソウ



東篭ノ塔山へ登りになる


きつい登りではありません(緩くもないけど)


東篭ノ塔山頂



黒斑山上空雲がかなり多くなってきた 三角は水ノ塔山、




南側 右端の光ってるエリアはソーラーパネル 昨年、そこの左端近くまで行った事を思い出した

   西篭ノ塔山に行く予定で来たが、雲が多くなり降られると面倒なので止めた.少し休んで池の平方向に下山.途中、小学生の団体さんが登ってきた.始めは20人程度の小グループかと思ったが、来るわ来るわ、、数えはしなかったけど100人は越えていたのではないか.付き添いの先生だけでも数えたら10人以上いたから.
 始めの方にいた生徒に、何年生?と聞いたら五年生だよ、オジちゃん元気だね と、答えが返ってきた.あは、元気・・と言われたのは久し振り. で、少し間が空き、又来た群れの先頭に、五年生頑張れ〜 と声かけたら 僕達6年だよ、違う学校だと思うけど と、へえ、そうなのか.

 平日ばかりの爺の登山は、よく学校登山(って言うのか)に出会う.


下山しましょ


お!小学生の団体さんだ


池ノ平 樹間から駐車場 車が沢山


林道で戻ります
 池ノ平の駐車場(有料)には車が沢山.車の数ほど東篭ノ塔に人がはいなかったと思うが、みんな三方ゲ峰とかの方を散策してるんでしょうか.ヤマレコではコマクサが見頃だとの情報もあったなあ.でも天候が何となく怪しくなってきたし、別に見たい花でもない.あの辺りは過去一度グルっと巡ってるから、今日はいいか.機械を見つけていずれ来ましょう、、と、林道を高峰温泉の方へ向かう.すぐにクリンソウ一株.この花の開花時期っていつだっけ? 今年はみてないなあ.

 以前、林道脇の草斜面に多くの草花を見たがさすがにまだ早そうで、あまり咲いてない.そんな中、高峰温泉近くまで来たところ、薄紫の花が幾つか咲いてるのを見つけた.あ、これはグンナイフウロですね.こんな所で見られるとは思ってなかったので、嬉しい.花の色が濃いから、冠にタカネがつくようだ.(グンナイトは山梨県郡内地方で発見されたかららしい←「山の花撮影テクニック」=白幡史郎著による )

 出発時に咲いていたかどうかは判らないけど、駐車場近くの草原では、ヤマオダマキやスズランを多く見かけた.


ヤマブキショウマ


タカネグンナイフウロ



D5600 micro60mm




ヤマオダマキ D5600 micro60mm




スズラン D5600 micro60mm

D5600..≠ニ表記のある画像以外は Photo Nikon Z50 

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