山登り

日光市(足尾)
大日尾根〜1792P〜社山
しゃざん:1827m


                  



2024,11,13 訪問


(参考になりません)
              
 1、歌ヶ浜P〜阿世潟〜大日尾根〜社山分岐
 2、分岐〜(西)1750m級P〜1792P〜分岐〜社山〜阿世潟峠〜阿世潟

 こないだ回った大平山〜社山で、途中1792P付近から時間に追われて、あまり撮影が出来なかった.あの辺りの風景は、中禅寺湖、その向こうに広がる男体山から白根山、黒檜岳、はては足尾側の松木川及び右岸の中倉尾根等々の展望は気に入ってるから、時間を少しかけて(D810で)撮って来られなかったのは、ちょっと後悔している.

 再度そこに行くとしても、時間が掛かる所だからおいそれと計画も出来ないが、延び延びでは年も喰い大平山どころか、社山への登山も厳しくなってくる.そこであまり時間をかけずに、(その場所に)直通で訪れる事が出来れば、ゆっくりと風景撮影が出来る.大日尾根を利用するしかない.

 が、それだと起点は中禅寺湖南岸の歌ヶ浜であり、そこへはいろは坂を走らなければならない.紅葉時期真っ盛りなどとても渋滞が酷くて走れる状況ではない(と、思う) そこで、旬を過ぎてからのアプローチなら道も空いてくれるに違いない.

 朝、2時半に家を出発.何だか暖かいような感じ.歌ヶ浜に着くと気温は9度.それ程寒くない.風も穏やか.事前に調べておかなかったから、来てみてビックリ.駐車場が整備されていて有料に.6時間まで500円で、それ以降24時間以内1000円という事だ.爺の場合6時間では帰って来られないから、1000円になるのは必須.それで24時間駐車出来るのなら、それはお得か!なんって自分を慰める.財布に千円札があるのを確かめて、入場.駐車券とかなくて、カメラでナンバーを登録し時間管理をするのだそうだ.凄いねえ、お金かけてるねえ←日光市ってこれ県営か?   


歌ヶ浜第二駐車場


男体山



社山

 あったかい朝とは言え、湖から吹き付けてくる(弱いけど)風は冷たい.中厚手のジャケットの下に中厚手のセーターを着込み、支度を終えて、空を見上げると星が綺麗.いちいち迷ったけど、三脚を持っていく.途中の浜で星空を撮っていこうと思ったから.ただ、最近は使わない三脚を担いで山を登ったり下りたりするのは、難儀だから何処かにデポしていく事を考える.

 やや広い河原の浜に出ると、男体山が大きい.空には雲一つなく星が輝いている.いつもの手順で撮影を終えたが、途中で撮影距離を∞にしておくのを忘れ、やり直し.これが、以前の様にフイルム撮影だったら、かなり後悔するのだけど、(D810の)デジタル画像で390カットもあるから、あれま! で、済んじゃう.時間と、少しづつ明るくなってきて星空が目立たなく来ているのは勿体ないけど.

 そうこうしている内に、男体山が赤味を帯びてきた.お、紅男体≠見られるかな! と、待ってみた.紅くなったのは一瞬の様で、すぐに山全体が明るくなってしまった.うまく撮れていればいいが.




少し紅い

 そう言えば、男体山が今月11日に閉山祭を行ったという.要するに来年の春までそこへの登山は出来ないという事.何だか寂しいお山ですねえ・・・.男体山も富士山同様眺めるお山≠ノなってしまった感がありますよ.

 そんな事を思いながら南岸道路を歩き、阿世潟に着.あれま、2時間近くかかってしまってますよ.阿世潟峠分岐の導標を見て、宝物を隠すように、ちょっと太い木の陰に三脚を隠した.帰りは、阿世潟峠から下りてくるから、回収出来る.

 分岐から僅かで、涸れ沢に架かる木橋を渡ると目の前に大日尾根の裾が屏風の様に立ちはだかる.(ちょっと表現が大袈裟だが・・) 此処で、セーターを脱ぎ、ヘルメットを被り、スパッツを着ける.



こんな風に置いたけど、目立つかなあと思って


枯れ枝と木の葉で隠した(^_^)


ゲイター、白い粒々は前回山行の時くっついたチカラシバの穂
取ろう思って忘れてた.中々全部は取れない


割と歩き易い
 涸れ沢の左岸はササ藪とかはなく倒木も少ない.傾斜は大したことはないから割と楽だ.鹿道を探したけど、落ち葉が隠してしまっているから、適当に涸れ沢の上流に向かって、歩くというか、登るというか、、 尾根への取り付きは標高1430m付近で、そこへは過去2度、下降している.尾根を登行したのは一度.二つ目の(涸れ沢の)木橋を渡ってすぐに左の急な尾根に取り付き、1557Pに登って・・というものだったが、ほぼ300mを登るから結構疲れた.

 今日は大日尾根に用はないから、1633Pの東側鞍部へ登る予定.斜面は急ではあるけど藪はなく(標高差)100m程登れば鞍部に着く.実に楽な行程である.取り付き点も判りやすい.奥の方に尾根から下る顕著な枝沢があって、その手前の斜面を登ればいい.鹿道も適度にある.
 7時に南岸道路から分かれてほぼ(爺の足でも)一時間程度で鞍部に登り上がった.少し汗をかいた.水を飲んで どら焼き を食べる.陽が差してポカポカ.この尾根、中々気分がいい.



今は葉がないから明るい.鹿などはいませんねえ



藪はない


堰堤ですよ



立派な木 カツラ?



緩く見えるけど急登


少し登るとやや緩む


尾根に上がる


中禅寺湖と白根山の頭がチョコッと


鞍部


自撮り
 さて、急登.細い踏み後を登って行く.矮小な笹が出てきて、次第に踝程度の丈のササ藪になる.喘ぎ喘ぎ登って、一旦傾斜が緩むのは1600m付近を越えてから.ササも膝上丈になるが抵抗はあまりなく、踏み後もハッキリしてくる.

 更に登って1700mを越えると急斜面からはほぼ開放される.結構快適に歩いて行き、北側の好展望地に着く.一応、中禅寺湖や太朗山など撮っていく.男体山は手前の木が育って来ているのか、やや風景を塞いでいる.(←うまく表現出来ない・・) うーん、更に雲が出てきているが、ま、いいか.

 黒々とした社山を左に眺めながら少し深くなったササ藪を歩く.この辺り、倒木に気を付けながら歩かねば、、と、注意していたが、倒木に右足を引っ掛け笹の中に反回転.ま、何事もなくて良かったけど. やがて、社山分岐に着いた.・・・続きます.



半月山



ササ藪は膝下程度


1600m付近



黒の巨体 社山



好展望地到着


男体山、太朗山、山王帽子山



左に錫ヶ岳、中央白根山、その右は前白根山? 山座同定は苦手です




錫ヶ岳と白根山をズーム




黒檜岳




男体山は前の樹木がちょっと煩い 更に右から雲が



分岐に向かいましょう


社山



D810 AM5:25頃

 Photo Nikon D5600 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.