山登り

栃木県日光市
茶臼岳
ちゃうすだけ:1915m


                  



2024,9,5 訪問


(あまり参考になりません)
              

 昨年もそうだったかもしれないけど、今年の暑さにも参ってしまう.八月に入ってからは、2日に高峰山(小諸市)に登っただけ.その後はほぼ家に閉じこもり、エアコンのキク部屋にいた.あ、26日に雨巻山塊に行ったのだが、熱中症もどきで軽く追い返された.

 9月に入り、身体もなまってきて、果たして山なんて登る日が来るんだろうか?なんて気になってしまう.ま、日光とか2000mを越える山なら涼しくて良いんだろうが、下界の暑さにやられて出掛けるのにも勢いが出ない.これでは行けない.
 意を決して、那須に出掛ける事にした.

 (車で)峠の駐車場に向かう登り道の、大丸温泉近くだった思うが、左から右カーブになった所で、何と太陽が木の枝にも隠されずに真正面から、☆
ピッカーーツツツツ.目の前(フロントガラス全体)が真っ白になり何も見えない.スピードは出てなかったけどブレーキをかけ、止まるほどに緩めてソロソロと登る.真正面は何も見えないから、左側(窓から)のササを確認しながら何とかキープレフト.(←つまり左斜面一杯) 焦りながら左カーブで太陽の真正面から脱出.いやあ、、焦りました.前からも後ろからも車が来なかったから良かったけど、(爺のはそれ程濃いものではないが)サングラスかけていても、サンバイザー下ろし、掌で光を遮るようにしてもダメ.何せ窓全体が光っているのだから・・・時刻は多分午前5時ちょっと過ぎだった.

 下手ですがD810で撮った画像もご覧になって下さい
 


駐車場


展望台から


山の神


樹幹から朝日岳



 峠の茶屋駐車場は50%弱位.大型車(バスなど)は駐車してませんが平日でも結構来てますなあ.支度をし、久々の朝飯力カップうどんを食べて出発.気温見るの忘れたけど、あんまり涼しくない.風もないし.登山道を登り、中の茶屋跡に着く頃には汗ビッショリ.でも、樹林を抜けると風が少し出てきて涼しい.今の所、空には雲一つないピーカン.此処までに5-6人に抜かれた.追い越されることはあっても、追い越す事はない昨今ですが・・ あまり、気にしません.

 朝日岳が良く見える所で撮影タイム.見慣れた景色だが、朝日岳は見事である.2000mに満たない山だけど、実にアルペンチック(←こんな表現ってある?).又、此処から見上げると、大きく弧を下に描きその中央にポツンと峰の茶屋跡避難小屋が見える.この風景も大好きである.此処を訪れた時はいつも撮っている.




中の茶屋跡




良いお天気です〜♪



この山域に多いチガヤの様な草


剣ヶ峰



*




峰の茶屋跡避難小屋が見える




登るに従って朝日岳が険しい表情になってくる




 今日の予定は、峰の茶屋跡から茶臼岳に登り、ロープウェイ山頂駅方向に下り、姥ヶ平に行き、調子が良ければ南月山を往復. 西側の裾野を巻く道を通り、峰の茶屋跡へ戻る.それ程時間も掛からないし、厳しい所もない.リハビリには丁度良いかも知れない.朝日岳や、三本槍岳には行かない.ちょっと遠いし歩くのも難儀だから.

 もう、足元の草花は概ね終わり、今はリンドウやウラジロタデなど少ない.それでも時々立ち止まりながら少しづづ変わっていく風景を撮りながらゆっくり登る.急斜面はないから、すこぶる快適.ま、何人かに追い越されるけど.皆の茶屋跡には数人が休憩していた.ザックを下ろして、此処から見える風景をガシャガシャ.
 後から登って来たハイカー達は休むことなく、朝日岳方向のトラバース道に向かっていく.



エゾリンドウ


峰の茶屋跡避難小屋


左、剣ヶ峰 右、朝日岳


茶臼岳への登山道



*




登山道




南方向は雲海



ウラジロタデ


露岩を避けながら



シラネニンジン




三角点付近から南側



シラタマノキ


お釜口 お釜を(右回りに)ぐるっと回って戻ります



 山頂駅分岐からはも露岩帯は続き、三角点を撮り、一人休憩している岩だらけの山頂に登り着く.360度の展望なのだけど東から南〜南西は雲が多い.南にある南月山は見えたり隠れたり.雲が無くなってくれないかなあ、、と、思い暫く待ってみるけど駄目.何人か登って来たのを機に、お釜の方へ下りる.
 日の出平、姥ヶ平が良く見える所で休憩.水飲んで、クッキーを食べる.南月山はガスが取れたり隠れたり.此処から、広大な日の出平や姥ヶ平が俯瞰出来 紅葉時期は圧巻の光景を見られるが、今は未だ緑一色.麻雀なら役満(って・・) 

 休憩を終えてグルっと半周(半周の場合グルっととは言わないか?=jして、山頂駅分岐へ.



登って


三角点(1897.5m)



*



鳥居をくぐって


山頂〜



山頂から手前、日の出平 左、白笹山




日の出平、奥に大佐飛山、その左は大長山? その奥は白根山か、男体山は良く判る




大倉山、三倉山、流石山




右、朝日岳、熊見曽根、その間の奥に三本槍岳

 お釜を回り山頂駅分岐に着き、そこから山頂駅方向に下る.ロープウェイで上がって来たハイカーたちが続々と登ってくる.ルートは、峰の茶屋跡から登ってくる道より、ガレ、浮石が酷くこっちの道の方が難儀.下りるにしても登るにしても・・・.スニーカーで登ってくる人も何人かいて、これは足元のグリップが利かず苦労するでしょうねぇ.

 牛ヶ首分岐の手前斜面は道が大勢の人に踏まれてパンパン.その上に小石、ザレが積まさっているから、トレッキングシューズでもズルっとくる.案の定、分岐の所すぐでドサッと尻もち.その音で武にに休んでいる人達数人が振り向き「大丈夫?」 と、声を掛けられた.大丈夫ですッ≠ニすぐ立ち上がり照れ笑い.怪我はなかったがお尻、少し痛かった.


お釜から茶臼岳山頂


牛ヶ首分岐下降中振り返って 登山道はガレ場急斜面


牛ヶ首分岐


トラバース道はガス


アキノキリンソウ


ヤマハハコ

  

 ガスがあり少々見通しが良くないトラバース道を通り、牛ヶ首への登りに、あれ!こんなに急だったっけ? と、ゼイゼイ.牛ヶ首には十人位のハイカー&観光者がいて休憩中.此処は強い風が通り抜ける場所だが、今日は弱い風が、汗の身体に心地よい.ベンチはみな埋まっているから、平らな岩を見つけそこで休憩.今日は、随分休憩してるなあ(←爺)

 さて、南月山はどうしましょ? ガスに包まれてますよ.行ったら晴れるかも知れないけど、そうでなかったら無駄歩きになる.何だか疲れてるし、帰りましょ.と、トラバース道へ下りて行く.登山号の所々に崩れている場所があって、応急処置をしてくださっている人(役所の人?)がいて、ご苦労様とご挨拶.





...



ガスが時々切れて姿を現わす


牛ヶ首の登り



牛ヶ首から 土砂崩れで登山道の数ヶ所が寸断されている まあ、通れるけど



滑落には注意


ガスだか、噴煙だか、、



噴煙




 硫黄鉱山跡で空いてるベンチに座り昼食休憩.お茶を飲みお稲荷さん(3個入りパック)を食べます.口に含むと程よい酸味と水分が広がり、美味しく食べられる.更に、酸味によって元気が出る.ま、大した距離を歩いてないからそれ程疲れてないこともあるんだけど.

 花も少なく紅葉はまだ先.九月の入っても暑さが続き、身体は暑さ疲れで何だかなあ・・・なのだけど、標高はそれ程でなくてもさすが那須.そこそこ涼しかったのが幸い.
 のんびりと下山中、まだまだ登ってくるハイカーさん達と擦れ違う.駐車場に戻ると、ほぼ満車.大型観光バスは2台.マイクロバスが3台駐車していた.

 高速代をケチって下道を久し振りに走ったけど、結構遠いんだなあ、、那須って



硫黄鉱山跡手前から


下山中、大勢の中学生? と、擦れ違い



エゾリンドウ

 Photo Nikon D5600 

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