山登り

群馬県みどり市
袈裟丸山
けさまるやま:1878m


                  



2024,5,3 訪問

爺 & nob
(あまり参考になりません)
              
 家を朝4時頃出発し塔ノ沢の登山口駐車場に着いたのは6時少し前.橋の手前の駐車場で案外広い.先着車は一台だけ.大型連休後半の一日目だから、この時期(アカヤシオ狙いで)のハイカーはい多いはず.折場登山口ではきっと車が混雑してるでしょうね. ただこちらは、ややマイナーな登山口で、距離も折場に比べて(往復で)3km程長い.そのせいか、あまり此処から登るハイカーは少ない.

 前回の袈裟丸山登山では、何故か寝釈迦入口を通り過ぎてしまい、折場からのスタートになってしまった.二度も此処から登っているのに、、である.ま、地図を持ってても、ナビを使ってでも迷う爺だから何の不思議もないんだけど.

 アカヤシオの時期に目的はアカヤシオでないなんて、信じられない話なんだけど、今日の目的は寝釈迦の一枚に収まる全身画像を(nobに)撮ってもらう事.ホントは昨年終わってる訳なんだが、前述のとおり道間違いでその時撮れなかった.それと、沢筋に咲く小さな早春の花を撮っておく事.アカヤシオはあくまでもついで.山頂も、あくまでもついで.

 んじゃあ、nobからカメラを借りて一人で行ってもいいんじゃないの? 確かに. しかし、それではD810の他に魚眼の着いたSigmaを自分で持たなければいけない.それも重いし荷物が多すぎるだろ.幸いnobも寝釈迦に興味を僅かながら持っている.加えて、食料とか分散出来るから、ザックも軽くなるという良いことづくめ.
 


駐車場 6:40出発


登山口 案内板、導標等々



 爺達の後から車が一台来て、単独男性が出発する.我々も朝飯を食べて出発.沢沿いの道だから少し冷ンヤリする.すぐに名前のない滝に着き、ちょっと撮影.でも三脚は持って来てないから、綺麗に撮れない.駐車場の下の方に「般若の滝」 があるが、落差や周囲の景観は、こっちの方が上(←爺の感想です) 

 橋(塔ノ沢歩道一号橋? 寝釈迦入口)を渡って対岸へ.何だか特徴のある大きな岩がある.名草へ持っていけばすぐに名前が与えられそう.足元に小さな花がポツポツ出てきたが、朝早いのと林の中で光量が足りない.帰りに撮って来る事にして緩く登って行く.

 今やツツジの季節だと思うが、このコースに避難小屋を過ぎるまでツツジの気配は殆どない.たまにあっても小さな株のミツバツツジがポツリ、ポツリ程度.賽の河原近くまで上がればアカヤシオが出てくる.




綺麗な水の沢筋、緩い林道を歩きます



林道終点


表記はないが多分、1号橋



名前はないが中々良い滝




名前を付けて貰いたいような大岩



まだまだ勾配は緩い


2号橋
 塔ノ沢二号橋を渡って右岸を緩く登るように歩いて行く.足元にニリンソウがポツリポツリ.かなり小さい.正面上に二子山の尾根(多分)が見えてくると二俣になり右は二子山に突き上げている.その右岸には誤侵入を防ぐ為のロープが張られ、導標も新しいものが設置されていた.二子山の尾根もアカヤシオを始め、ツツジ類の多い尾根だ.今年はどうだろうか? 

 本流沿いに左に折れ、一登りで寝釈迦に着く.先行していた単独男性が休憩していたようで、我々が登って行くと同時に出発していった.このコース、賽の河原迄出会ったハイカーはこの人だけ.寝釈迦の周りを一通り撮って、今まで行った事がない相輪塔を見てくる事にした.

 対岸にも案内板があり、沢を渡ってそこまで行ってみる.踏み後は薄く見に来る人は少ない様だ.その辺りから下流側を見ると、何となくそれらしい岩峰が立っている.カメラに記録し戻ります.



道の様子


前回来た時(2020,5,14) には手前の導標はなかった


ナズナとか?


あの上に寝釈迦の台座 7:55


石段を上がって昨


お釈迦様 広角17mmでも全身は入らない
※APS-Size Fullでは26mm位



何かカツオブシみたい(^_^;; PHOTO by nob  SIGMA sd Quattro 10mm Fisheye
魚眼だから 下部が歪んで写っている



対岸に渡ると向こうに案内板(大きな木の右側)


あれかな?



相輪塔



明るい沢


崩れた登山道 上を巻く



 結構急な涸れ沢が合流する右岸の大きい岩の傍に導標があり、ちょっと休憩.水飲んでおやつ食べてると、nobが下流の方に人が登ってくるのが見えるよ、と、指を差す.青い服装をしているらしいが、目があまり良くない爺には確認出来なかった.その内追い越されるだろうと思っていたが、追いついてくる事はなかった.

 避難小屋を過ぎて、賽の河原へのやや急な斜面を登っていると、アカヤシオがポツリポツリと出てくる.はずれの年だと言うので期待はしてこなかったけど、新緑だけの中にピンク色は良く目立つ.一昨日は天気が悪く、昨日はそうでもなかったせいで落花は少ない.撮りながら一登りで賽の河原に到着.

 ハイカーが多くいるんじゃないかと思っていたが、弓ノ手コースからの賽の河原入り口に二人だけ.


対岸へ


カラマツ林の中に階段が出て来て、登って



避難小屋 しっかりした造り



ポツポツ アカヤシオ

賽の河原 9:35



 小丸山へ向かう途中には、右や左にアカヤシオが多く咲く.昨年のこの時期にも訪れているが、その時の咲き具合は凄かった.それを観ているせいか、目の前のアカヤシオ達は若干劣っている気がする.それでも中には厚く花を咲かせているのもあって、そういう場所には必ずと言っていいほど、ハイカーさん達が屯しスマホやデジカメを向けている.やはり、コースは人気ですなあ.

 小丸山まで、ほぼこの状態が続き、男女5-6人が休憩中の小丸山山頂に着いた.我々も休憩し簡単にエネルギー補給.後から登って来た男性がドローンを飛ばしている.静かな辺りにドローンのヴィーンという音が響く.以前に比べてかなり騒音が抑えられてるとは言え、やはり煩い・・と思う.
 ※帰りにも(違う人)此処でドローンを飛ばそうと準備している人がいたが、我々の他数組が上がって来たので、遠慮してか飛ばさなかった.気配りしていただけたのかな、有難いですね.



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賽の河原もどき


小丸山 10:30



D810 袈裟丸連峰 小丸山から




D810 日光白根山 手前は庚申山

 小丸山から此処から戻るという数組を見ながら、一応袈裟丸山へ向かいます.何だか今日は疲れて足が重くなってきた.初めから調子が悪い訳ではなかったんだけど、年だし仕方ないか・・・ 急斜面に差し掛かった所でかなり調子が悪そうな単独男性を追い越す.爺よりはうんと若いみたいだけど、極端に足取りが重そう.←途中で戻ったのか、結局山頂でも、帰りでも会う事はなかった.

 5度目の山頂には10人程か.今日は後袈裟丸山には行かず、八反張コル手前の好展望地で昼食休憩をする予定.取り敢えず山名板など撮っていると、後袈裟丸の方から女性がやってきて、知り合い達らしい山頂の1グループに、あたし達、あっちで休んでるわよ 等と言っている.聞き耳を立ててると(別に聞き耳でなくても大きな声だから聞こえてるんだけど・・) どうやら展望地の方にも5-6人いるらしい.うーん、そっちは満員か.大して広い所は無いと思うけど.今日は良いか.
 仕方りません、此処で昼食休憩を摂り適当に帰りましょう.


かまぼこ型避難小屋


ササ藪の斜面を過ぎると


樹林の中の急斜面 しんどいッス


1800mを越え、南側尾根が合わさる辺りで、傾斜が緩みホッとします



赤城山


前袈裟丸山到着 12:05


一等三角点



武尊




今日は遠くまで良く見えますね 




 小丸山への登り返しに疲れて、前述のドローン操縦者が一人だけの山頂で休憩.我々が上がって来たので、飛ばすのを躊躇してるのか、ドローンをいじったりしている.そこへ4人組のB、OG(オバさんガール)がやってきて、20分休憩したら出掛けますよ、、と、リーダーっぽい女性が声をかけている.その中の1人が、袈裟丸山ってどれでしょう. 杖を上げてあれですよと、教えると、別のやや(かなり)年配の此処まで4時間も掛かってしまったよ.と、言っていた.これから登るのだろうか?

 賽の河原迄に3組の男女グループと擦れ違い.いずれも山頂は厳しそうだから小丸山までだろう.分岐から左に折れ、避難小屋へ.傍の小沢で水を汲み、往路で見つけておいた花を撮りながら下山.寝釈迦付近で40代位の単独男性に追い抜かれ、これで、このコース内であった人は2人になった.良いコースだと思うんだけどなあ.



良いのを選んで撮りながら帰りましょう




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賽の河原


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ヤマクワガタ


帰着 17:15



ハナネコノメソウ




沢山

 Photo Nikon D5600 
 

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