山登り

栃木県日光市(足尾)
袈裟丸山
まえけさまるやま:1878m
あとけさまるやま:1908m 


                  



2023,5,2 訪問

爺 & nob
(あまり参考になりません)
              
 家を午前3時過ぎに出、日光道(大沢IC)手前のコンビニに寄ってお昼とか、nob の朝飯等を買って大沢ICから日光道を走る.大型連休後半の一日前で、休みになってる人達も多いと思うのだけど、日光道を走ってる車は、ゼロ.

 足尾から銀山平入口を直進して、登山道に通じる林道の入口を間違えた.今日は袈裟丸山へのルートを塔の沢登山口から登って、寝釈迦をお参り(ま、見るだけなんだけど・・) 

 富弘美術館%ケの駅に来て、ん? 寝釈迦入口はまだ先だっけか? と、やや不安になりながら走る.その内、袈裟丸山の案内板が出てきて、此処だ此処だ!とばかり、右折しようとし、え!工事中かい.の、通行止め.でも、う回路の案内板があって安堵(←これ、間違い) 道にあるう回路の看板に従ってどんどん走る.ムムム、随分上まで行くなあ、寝釈迦入口は杉林の中だったよなあ・・・ あれ?小中大滝、、間違えた気がする、、で、不安的中.Y字路が出てきて、左、群界尾根 右、折場登山口

 道をドンドン上に上がり折場登山口に到着.はあ〜・・・ 仕方がない、此処から出発するかぁ

 この寝釈迦、意外に大きく台座に乗って(カメラの)広角レンズで全身を撮る事はちょっと無理.nobの持っている魚眼レンズならもしかしたら撮れるんじゃないか、と、話し合っていたから nob は少し残念そうだったが・・・

 下手ですがD810で撮った画像もご覧になって下さい



折場駐車場から



登山口出発 5:50


始めは階段から
 朝飯を食べてる間に男女が出発していった.支度を終えて登山カードに記入.最近の山行では珍しい林道歩きとかゼロ.すぐに階段を上がって間もなくやや広い登山道になる.良く整備されている感じだ.袈裟丸へのルートとしてこちら側からの登山客が圧倒的に多いらしい.折場登山口の標高は約1000m.前袈裟丸山までは危険な所もない.ま、のんびり行きましょ.

 片側が開けた斜面の尾根に出る.谷底には滝が連続しているのが見える、お馴染みの風景.登って行くに従って、手前の山並みの後ろに袈裟丸山が見えてくる.うむむ、結構遠いなあ・・ 一旦樹林内に入って緩く登って行くと1500m辺りの所で分岐の導標か何かの残骸があり、東方向にも踏み後が続いていた.それを見送って緩く登って行く.



ミツバツツジ


左側が開けてくる



展望の良い尾根を登って行く 




2009年の同じ時期に、中央付近に見える笹原を下った事があります



導標のある所、赤いのは吸い殻入れ


アカヤシオが出てきた
 アカヤシオがポツポツ出てきて、カラマツ林の中を登って道が平になる所に、割とシャキッとしたアカヤシオが数株あった.休憩するほどではないが、取り敢えず撮って行く事にしてザックを下ろす.後から60台後半(?)位の単独男性が来て、やはり立ち止まって撮影していた.撮影中、通り過ぎて行ったハイカーは男女4人位.

展望台は上がるのを割愛.すぐに賽の河原.先に行った男女ハイカーが小さなお地蔵さんを一所懸命スマホで撮っていた.ん、前に来た時これ、あったっけかな? 此処には特に用事もないので、ササっと記録的撮影をして通り過ぎる.このような場所はそれからも(2ヶ所)出てくる.



ちょっとしたピーク、何かあるかなと思ったが何もなかった


登山道はこのピークを巻いている



勢いの良いアカヤシオ




*



緩く登って


展望台


賽の河原


二つ目の・・・もどき



 賽の河原から次の賽の河原もどき辺りから、アカヤシオがバンバン出てくる.極端に密ではなく、やや過ぎたかな、、の感がある株も多いが、中々見事である.あまり花に興味はないnobは、適当にチャチャっと撮って、爺の撮り終わるのを待つ、、という山歩きが続く.止まってばかりだから、時間が掛かるなあ、、毎度のことだけど.

 雨量観測施設を過ぎると、アカヤシオは更に増えてきて、先日の雨にも落花はほぼなく殆ど廃れていない旬のものばかり.何処をどう切り取って撮影するか迷ってしまうが.此処からはD5600だけでパッパパッパと撮影してD810出の撮影は復路でジックリ.どの辺りをどう撮るかも良く見ていく.


お!


おお!



おおお!




むむむッ 



観測施設


***



 随分先に行った筈の、60代後半ハイカーさんが、足を止めてあちこち撮っている.この辺りで撮影に熱心な様だ.軽く会釈して邪魔しないように脇を通り先へ行く.この後この人と会う事はなかった.
 次の賽の河原もどきからもアカヤシオが連続して出てくる.夕日岳でもそうだったが今年は凄いんだなあ、これだと来年はおとなしそうだから、しっかり目に焼き付けておかないとね.来年は来られるかどうかも判らないし.

 袈裟丸連峰の展望が良い小丸山に到着.男女(中年)ハイカーさん二人が、休憩中.ご挨拶して遠望を撮影.男体山は見えるけど、白根山は雲の中.
 アカヤシオは小丸山を過ぎた下り付近まで続く.



床水・・


三つ目の・・もどき



まだまだ続きます




*



あっちの斜面にいっぱいありますよ


小丸山



小丸山から 前袈裟丸山、八反張りのコル、後袈裟丸山




男体山

 カマボコ型避難小屋を過ぎると、ピンク色は鳴りを潜め、まだ葉が出ていないダケカンバ斜面の登りになってくる.急斜面に入る前に、ペラペラパーカーの中の薄手のセーターを脱ぐ.長く続く訳ではないが、時々ロープが出てくる急斜面の道は中々しんどい.
 傾斜が緩み木々の少ない笹斜面からは、左に裾を長く延ばしている赤城山が見えるのだけど頭は雲に隠れている.もう下山してくる男女二組4人と擦れ違い.

 一登りで前袈裟丸山の山頂に着く.途中で追い越された、やや若い男女二人と、中年男女二人が休憩中.



*



前方に前袈裟丸山を見ながら


シラカンバか?


急登


刈り払われた笹道の中を登って


登って・・・


前袈裟丸山山頂 9:45
 やや若い男女が山名板を背に写真を撮りあっている終わるのを待ち、山名板だけを撮って展望地に向かう.時間がまだ早いから、後袈裟丸山まで行く事にした.シャクナゲなど少々枝が煩い踏み後を辿って展望地に着く.誰か1人位はいるだろうと思っていた展望地は誰もいない.

 前袈裟丸山の山頂は周囲を木々に覆われて展望が良くない.葉の少ない今は枝幹を通して僅かに南西方向が望めるくらい.だから、山頂まで来たのなら、ここ(展望地)まで足を伸ばし、男体山や目の前の後袈裟丸山、西側に見える山々等を見て楽しむのも良いと思うのだが.道に危険な所、迷うような所も無い上、短時間で来られる.

 少し時間をかけて写真を撮り、後袈裟丸に向かう.道は時々ササ藪やシャクナゲ藪に隠れ、外したりしてしまうが尾根を通れば問題なし.八反張りのコルへは鞍部に下る手前のザレ場のスリップに注意.




展望地から後袈裟丸山




西南方向 手前が群界尾根?




男体山 右下は餅ヶ瀬川左俣



後袈裟丸山へ行ってみます


シャクナゲ藪の中に道
 風化が進んでいるから通行禁止≠フ八反張りのコル、2009年5月に訪れた時とあまり変わらない様な気がするが、注意して通過すれば問題ない気がする.とはいえ、ちょっと気が咎める気がする・・けど、じきに忘れた.コルを過ぎて笹の急斜面から、道を腰付近まで覆っている笹を漕いで山頂に到着.群界尾根を登って来たという単独男性が食事休憩中.ご挨拶してしばらく談笑.その間に、単独男性がやはり群界尾根方向から登ってきて、そのまま奥袈裟丸山の方に続くシャクナゲ藪の中に消えていった.

 此処での空は曇っていて、かなり冷たい風が吹いている.冷たいツブツブが顔に当たる.何かと思ったら雪(アラレ)だった.何だか此処の上だけが曇っている様だ.
 単独の方が群界尾根方向に戻って行ったのを機に.特に長居するような所でもないので我々も戻る事にした.



後袈裟丸山の登り途中、振り返って前袈裟丸山 良い形です



腰高のササ藪を登って


後袈裟丸山 10:45



 後袈裟丸山から戻ると、前袈裟丸山には誰もいなかった.此処でお昼休憩にする.下山は小丸山辺りから往路で出さなかったD810を出し、時間をかけてアカヤシオを撮影.それにしても凄いなあ、、と、どうやって撮るか悩みながらガシャガシャ.下山中に擦れ違ったハイカーは男女2組、単独男性2人、避難小屋付近で宴会(?)をやってた男女6-7人位.人気の山ですね.

 あとはひたすら下って登山口へ.
 nob の一言:後袈裟はつまんなかったなあ、前袈裟から戻って寝釈迦を往復した方が良かったかも.
   むむ、確かに・・・

 駐車場帰着 15:30 でした




*




nob に撮ってもらったので、両サイドが歪んでいるけど、これは魚眼レンズのせい 爺がちいせーよー

D810で撮った画像   Photo Nikon D5600 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.