◇山登り◇ 日光市 日光白根山-前白根山-五色山 にっこうしらねさん:2578m まえしらねさん:2373m ごしきやま:2379m ![]() 2022,8,10 訪問 爺 & nob (時間は参考になりません) |
nob が、お盆休みに入るのが10日からだという.その日(10日)はまだ平日なので、お盆前に白根山でも行くか、と 誘ったら nob が行くという.お天気も良さそうだし、平日なら人もあまり多くないでしょう.ルートは、nob
が初めての山だから菅沼コースを選んだ.爺は白根山には4度登っていて、菅沼コースからも一度.ただ、道程の思い出はあまりなく、暗い樹林帯の中でカニコウモリがやたらと多かったなあ・・位.(←弥陀ヶ池までだけど) 午前3時過ぎに家を出て、日光道や久し振り(今年は初めて)のいろは坂では、道路が大分濡れていた.雨が降ったのだろうが、今は降ってない.上空は曇り空でやや熱い雲が覆っている.一応天気予報は(午前中だったかな)晴でもあるから、気にはしていない.菅沼登山口の駐車場にはきっかり2時間.1000円払って駐車地に駐める.先着車は5台.もっと多いのではないかと思っていたが.因みに奥の駐車場は整備中の為使えないという事だった. 朝飯カップを食べ、支度して出発.その前に単独者が2名出発していった. 下手ですがD810で撮った画像もご覧になって下さい |
![]() 菅沼駐車場 5:30 |
![]() 奥の駐車場 |
![]() ・・・・ |
![]() お天気は良い様です |
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歩き出した道の両脇にはカニコウモリがもう沢山咲いている.旬に当たったらしく凄い量だ.やや、ガスっぽい奥の駐車場の手前から、その先の叢はハンゴンソウ?の大群生.一株一株はそこら辺の雑草という感じだけど、こうも沢山群生していると見事である. すぐにコメツガなどの針葉樹林体の中の登りになる.道や道の中の岩、木の根などは湿っている.駐車場では車載温度計で16度だったが、蒸し蒸ししてすぐに汗だくになってしまう.標高2000m付近だろうと思うが (弥陀ヶ池まで0.9km導標の手前)、極めて軽装な男性ハイカーに追い越される. 弥陀ヶ池には2時間で到着.nobがいるから案外早いペースかも知れない.風が少し強く水面はさざ波.北側の畔では白根山がとても良く見えた.此処から眺めるのは初めてだ. |
![]() 暑くなるのかなあ・・ |
![]() カニコウモリだらけ |
![]() 弥陀ヶ池 7:30 |
![]() 日光白根山 山頂は右端のピーク |
![]() マツバイ・・かな? |
![]() 座禅山 寄ったことはない |
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池西側の湖畔木道を通り分岐から座禅山鞍部へ登る.結構花が多く咲いている.が、穂と度は電気柵の奥だから、近づいて撮るのは難しい.ま、ハクサンフウロとか、リンドウとかヤマハハコ、マルバダケブキなどのポピュラーなものが多いから、適当に撮っておく.今日は60mmのマイクロレンズをもってきたので、望遠にはならない.(APSサイズのセンサーだと、約90mm相当) 鞍部から白根山頂に向けて急登が待っているから、急がずに登る.最も急いで大して早くなるわけではない.疲れが多くなるだけだ.それに、開けてくると留まってカメラを出す事シバシバのバシバシ.撮影中に登って来ている人が見えたので、登って通り過ぎるのを待つ.もう一人来ているが、早くなさそうだから上に向けて出発. |
![]() 座禅山鞍部 |
![]() アザミ 種類は? |
![]() エゾシオガマ |
![]() ハクサンフウロ |
![]() 多いね〜 これ |
![]() 中央に座禅山 弥陀ヶ池 左奥に燧ヶ岳 |
![]() 見上げて |
![]() 五色山、五色沼 |
![]() コケモモ |
![]() * |
![]() 丸沼も見えてきた |
![]() 登って |
![]() お、トウヤクリンドウだ |
![]() |
岩場の登りでトウヤクリンドウをみつける.白に近い緑(?) 今日はこれも目当ての花の一つ.花の状態から旬に当たったらしい.ラッキー♪ 岩場を乗り越えて急登から解放され尾根に出る、草地の緩斜面では白い花(シラネセンキュウ?)が多く咲き、休憩に良い場所だ.やや霞んでいるが展望もそこそこ良く、男体山や中禅寺湖、これまでも見えていた燧ヶ岳もまだ見えている.叢に小さなハナイカリをみつけた.辺りを良く見ると沢山ある.D5600にマイクロレンズを着け、風景はD810で時間をかけ、撮影を楽しむ.今日は、食料と重い水等はnobが担いでいてくれているから、爺のザックは案外軽い. 一旦下り、岩場を登って山頂へ.山頂は狭いからゆっくり出来ない.山名版を撮って下りようと思っていたけど、次々と登ってくるハイカーが山名版と一緒に記念撮影しているから、中々(山名版を)撮る事が出来ない.まあ、5度目だし、珍しくもない山名版だが、一応来たぞ≠ニいう証拠位は残しておきたい. 山頂9:45着 |
![]() 尾根に上がると武尊山 うっすらだけど |
![]() 草原の様な斜面 |
![]() ミヤマアキノキリンソウ |
![]() これから回る五色山 |
![]() シラネセンキュウ |
![]() トウヤクリンドウ |
![]() ハナイカリ |
![]() タカネニガナ |
![]() |
奥白根神社をお参りし、少し下ってロープウエイ側からの道を分ける.こちら側から登ってくる人は多く、山頂から分岐までの僅かな距離で5-6人と擦れ違う.丸く平たい窪地の縁を回って、五色沼分岐へ行くのだけど、途中にコマクサが咲いていた.終盤で終わってる株も多いが、まだ咲いてるのもある.この辺りまで植えられているんですね. 縁で遠景を楽しみながらお昼休憩にしようと思っていたけど、風が強くて落ち着かない.遠景も霞んでいる.お昼は避難小屋近くまで行ってからにしましょ. ダケカンバの樹林帯迄下りてくると、何やら下の方で誰かを呼んでるような大きな声が聞こえる.3度くらい.何だろうと思いながら下りて行くと、ヘルメットに大きなザックでフル装備してるような、屈強男子6名が登って来た.先頭の方が、「驚かせてすみません.日光警察です.遭難救助の訓練をしています」 成程、それであの掛け声(呼び声)かあ.大変、ご苦労様です. |
![]() あの縁を半周する |
![]() 山頂は左 数人が佇んでいる |
![]() 五色沼 |
![]() 別の方向から山頂 |
![]() ちょっと霞んでいるが、男体山と中禅寺湖 |
![]() 斜面の黄色い花は主にマルバダケブキ |
![]() 日光警察の人達 |
![]() マルバダケブキ |
![]() 此処を左に曲がると |
![]() 避難小屋 11:00 |
![]() |
避難小屋に着き、此処kら前白根山への登りに備えて、キッチリ食べておく.きつく長い登りはないのだけど、白根を乗越して下りてくると、又、登るのかあ・・と、気力が落ち気味になるから、少しでもテンションを上げておかないと.休憩中、上から下りて来たのは単独男性2人.その内の一人に、先程大きな声がしてたけど、何かご存じですか? と聞かれた.警察の方々で遭難救助訓練をしてるみたいです と、nobが答える. 二人は、白根山の方に歩いて行った.因みに、白根山からきて、五色沼へ下りて行ったのは男女一組、単独女性 の、3人だけ.平日だとしても、こっちは少ないなあ. 休憩を終えて出発. 五色沼分岐を過ぎザレ場の斜面に咲くコマクサは色が濃い.勿論こちらも旬を過ぎている.前白根山には誰もいなかった.ここから臨む白根山はやはり雄大で素晴らしい.五色沼と組み合わせられる場所まで移動したりしてゆっくり見学.五色山へ移動する. |
![]() 避難小屋から樹林の中を登って |
![]() 白錫尾根の取り付き鞍部 |
![]() 木の枝越に |
![]() 前白根山はもうすぐ 道の右側に咲くのはハンゴンソウ |
![]() 五色沼分岐 そっち方向には水場もある |
![]() 登りのザレ場には色の濃いコマクサ |
![]() ミヤマシャジン? |
![]() 前白根山の山頂 12:05 |
![]() 五色沼と白根山 冬の風景も良いけど、夏も又秀逸 |
![]() 白錫尾根 奥に錫ヶ岳 |
![]() |
白根山を常に左に見ての稜線歩きは、気分が良い、、と、いきたいところだけど、一旦急降下し登り返しがある.それ程の標高差ではないが、結構疲れた足にはシンドイ.五色山への登りは案外きつかった.五色山山頂で眺める白根山は雲が多く、山頂付近で僅かだがガスに包まれたりしていた. 山頂を後にし、緩く下っていく.男女一組、単独男性2人と擦れ違い、五色沼が眼下に見える所に着く.右手に白根山、左手に五色山、そして正面には前白根山.絶景である.此処に休憩用ベンチがあればいいのに、、と、思ったりもする. 下って、五色沼からの道と合流し、すぐに弥陀ヶ池になる.木道で周囲を散策をしてる人達を含め、10人位.花でも撮っているのか座禅山分岐の方の登山道に4人位.そこそこの賑わいだ. 此処からは菅沼まで樹林の中.ひたすら下る.登山口の4-500m手前で、男女二人組に追い越される.どちらも凄く早い.女性は若い(十代の)外人さんか.すげーボ〇ンが目の前を霞めて行った. 菅沼駐車場帰着 15:45 |
![]() さ、五色山へ |
![]() 登って |
![]() 五色山山頂から |
![]() 道幅は細い弥陀ヶ池への下降 |
![]() 野原状台地に向かっての登り |
![]() 台地から |
![]() 台地から五色沼 正面い前白根山 |
![]() |
駐車場を出て、金精トンネルを抜けクネクネの金精道路を下っていて、nobが家のyukiに電話をかけようとした時、右下から小鹿が飛ぼ出して車の前に! 反射的にパニックブレーキを踏む.接近センサーの警報が鳴り、急停止.ABSが効いてタイヤロックはせず、スパッと止まり、小鹿は一瞬車の前に消えた.衝撃音はせず、小鹿が左の前方に逃げて行った. 良かった.衝突は避けられた様だ.nobはいきなり座席に締め付けられてビックリしたらしいが何事もなく良かった.急カーブ続きでスピードは恐らく40km/h を下回っていたのも幸いした.昨今良くあるブレーキとアクセルの踏み間違いをせず良かったね、と、nobは笑っていた.過去にいろは坂の登りで、鹿と衝突した事がある.その時の事が思い出された. |
![]() 弥陀ヶ池に戻って来ました 14:00 |
D810で撮った画像 Photo Nikon D5600 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.