山登り

日光市(中三依?)
持丸山
もちまるやま:1365.5m



                  



2010,9,22 訪問


(あまり参考になりません)
              
 中三依から芹沢沿いの道を走り、丸太工房≠フ特徴ある看板を見て橋を渡る.これは滝見橋.名前がちょっと気になり車を下りて探ってみるが、良く判らない.車の中に沢装備は載っていないのでそのまま砂利道の林道を支沢の上流方向に走る.途中駐められるスペースがあり、この先駐められる所があるのか不安になり、先へ行くのは止め、Uターンして此処に駐車.簡単に支度して出発.今日は、特に予定してなかったから、こんな時間になってしまった.幸いな事に、いつもは登山口を探してウロウロするのに、今日はすんなり来ることが出来たから、爺としては珍しい.

 ガイド(栃木百名山ガイドブック=下野新聞社) によれば、道は不明瞭で藪漕ぎやルーファンを強いられるらしい.心して臨みましょう.キノコが多い山だともある.山頂へ届かずとも、それらを楽しめればオッケイ.地図(地形図コピー)GPSを持って出発.あ、昼食はコンビニ弁当を途中で食べてきたから、水とどら焼き、カンロ飴を持つだけ、荷は軽い.

 沢沿いの林道を20分位歩くと終点に着いた.あれ、結構広く(爺のは4駆車だから)此処まで来られましたね.ま、いいか.


林道 駐車地出発 12:25


林道終点


左岸沿いの道(東電巡視路)


 林道終点には東電の巡視路用導標があり、114号鉄塔側へと入って行く.左岸沢沿いの道は踏み後に毛の生えた様なものだが、道筋はハッキリしている.護岸の様な岩を積んだ箇所があったり、朽ちかけた様な橋には緑色の苔が一杯生えていた.壊れないかと心配しながら対岸に渡り、急斜面に差し掛かると、見慣れた東電のプラスチック製ステップが設置され、多少崩れていたりする所もあるが登るのに不安はない.

 間もなく梢の間から鉄塔が見えてきたが、それに向かって直登する訳でなく、トラバースするように回り込んで鉄塔下に出た.登山口からおよそ25分掛かった.風のない樹林の中を登り、汗だくになってしまったが、此処では春の様な風が吹き、とても気持ちがいい.展望は東南側で、高原山が顕著だ.(見晴らしが良かったのは此処だけ)




巡視路



114号鉄塔


秋口だけど、まだ緑が濃い



巡視路から分かれると道は怪しくなる 左上派の陰になってるがテープの目印がある




道筋はハッキリしている

 114号鉄塔からは巡視路を外れ、薄い踏み後を追っての尾根歩きになるが、低灌木の枝が小々煩いくらいで藪はまだ出てこない.ブナの木も見られ、足元や斜面にはキノコが多く生えている.当然、歩行に足枷がかかり時間が掛かってしまう.

 1150m辺りから急斜面になってきて笹も出てきたが、踏み後は追える.ヒイヒイ言いながら急斜面を終えると、笹が背丈を超すほどになってきた.が、踏み後を外しても上に登って行けばそのうち山頂に着く.登り≠フ良い所だ.地図では、右(1207P)から合流する尾根分岐になってるのだが、見た目は判らない.一応GPSで確認し、位置を記録しておく.
 帰路はこっちを下らない予定だけど、山頂から南下する道がどうだか判らない.下りに使った時は迷ってしまう可能性の高い場所だ.テープがあるかと思ったが、道≠外れているのかみつけることは出来なかった.

 笹が一旦切れて灌木藪の登りになった.根がまがっていたり、枝が入り組んでいて直登が難儀になり右へ行ったり、左へ行ったりしているとやや古いテープリボンをみつけ、その下に踏み後も確認できた.とは言え、登り易い道とは言えない.灌木藪が過ぎると笹帯に突入し、間もなく山頂に到着した.



幼菌だから判らない.ま、大きくなっても判らないと思うけど


こういうだだっ広い所は道が不明瞭、うっすら道型とテープが頼り.
又はひたすら高みに登って行く 1120m付近





カバイロツルタケ





気持ちの良い尾根歩き




細いけどブナの木も多い




深い笹藪




山頂〜 14:40

 山頂は展望はなく、山名版が数枚付けられている.その下に三角点があり、取り敢えずその辺りをパパっと撮っておくと、此処では何もやる事がない.出発以来、人と会うかなとは思うことはなかったが、此処へ着いてやはり、こんな所普通のハイカーは来ないだろうな、、と、再確認.良く、百名山として登録されたものだ・・・と、感心してしてしまった.水を飲み、カンロ飴を口に放り込んで出発.南側の笹藪に続く踏み後を追って行く.

 笹の中に大きなヌタ場があり水が溜まっていた.動物の足跡が無数にある.腰程の笹藪をその下に踏み後を感じながら歩いて行くとしっかりした道に出た.東電の巡視路か? 10分位で、二本の巡視路用導標があり、刈払われた広い道になり、116号鉄塔に着く.特に休憩するまでもないので、下降を続け115号鉄塔への分岐は(ペンで後書きされた) 114号の方に下りて行く.


道≠歩いてんだかどーだか


ヌタ場


笹尾根 1312P手前の鞍部付近


目を凝らすと道が見えてくる(笑)


巡視路の分岐 直進で114号方向へ


116号鉄塔



 地形図にある破線路破線路は見つからず、、っていうかそうだ1312P付近に横断する道があった筈だな≠ニかなり過ぎてから思い出した.ま、気が付かなかったのだから、その道も笹の中に隠れてしまっているのだろう.テープとかはあったかも知れない.最後は名前の判らないキノコを見ながら間もなく沢に出て、渡渉すると林道終点に着いた. 

 駐車地着は16:40頃でした.




ヒトヨタケの仲間?




形はカヤタケだけど・・・








沢に出て


林道終点に戻る 16:30
 Photo FinePix Z33WP 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.