山登り

栃木県宇都宮市
古賀志山
こがしやま:582.8m



                  



2020,6,17 訪問


(時間などは参考になりません)
              
 今日の目的はただ一つ.ママコナ≠ニ言う名の花探し.知人の話で、その様な花なら古賀志の方で見たよ、数年前だけど、という.シュウカイドウが咲く前だったかなあ、とも.おお、丁度今頃ではないか.実はこないだ、南登山口から散策したのもこのためだったのだが、その時はみつけることが出来なかった.そこで、今回は北コースから富士見峠を越えて、そっちの方を探してみる予定.

 ママコナという花、特に珍しい花ではないらしい.和名で飯子菜≠ニ書くそうで、花の何処かが飯粒に似ているそうなんだが、、 ママコあるいはママは爺の故郷(北秋田)の方でご飯のこと.「まま、け」 → 「ご飯食べろ」 .
まあ、名前の響きは悪くないし秋田ではこの花は絶滅危惧種になっているらしい.何となく興味が湧く.

 今日は(花探しで)時間が掛かりそうなのでいつもより少し早く出た.森林公園の駐車場は7割位か.平日でも結構多いなあ.ザックを背負っている人、空身で散歩の人達が次々に出発していく.支度をしていると、大きな消防車が通って行った.サイレンは鳴らしていないので、何か訓練でもあるのだろうか?

 出発して、赤川ダム堤防の上に立つと、ダムの奥の方から威勢の良い声が聞こえる.赤いボートも見えた.じゃあ今日は久し振りにダムの左側を回って、訓練の見学でもしていきましょう、と、決める.


調べてみたら 「カノコガ」 特徴がはっきりしている


ヤマトシジミ

 
駐車場 9:55
 

キツネノボタン



赤川ダム

 管理棟へ通じる道脇の(園芸種)スミレなど見ながら右に回って行くと、左の石垣の上に紅紫の花が少し群生していた.又、(スミレの様な)園芸種の野生化した物か?と思って近づいて見ると、えッ!もしかしてママコナか? 今回はネットのWikipedia で印刷してきた画像を持って来たので、比べてみたら、ピーンポ〜ン 何だか簡単にみつかってしまった.出発して僅か15分程で今日の目的は終わってしまった.

 そのママコナを撮影し、さてどうしましょう.久々に古賀志の山頂でも見ておきましょうか、、と、北コースに向かう.途中消防車、救急車、大型の消防車が駐めてあり、大勢の消防署員がボートや水辺にたむろして何か訓練の様な事をしている.ご苦労様です.

 北コースに入ると、結構ハイカーが歩いている.東稜分岐の所で、こっちならあまり人はいないだろうと、北コースから分かれ、東稜尾根に向かった.そこも久し振りだ.



園芸種のスミレ


ん!



ママコナでした〜♪ (デジ一)




白いツブツブが米粒の様なんだって (デジ一)




(デジ一)



シュウカイドウはこれから


訓練中



大きい



オカトラノオ


ツルアリドオシ?



オカトラノオ (デジ一)




 (デジ一)



階段を上がってすぐ左へ


お花畑コースを分かれ、尾根沿いに登る
 お花畑のコース途中から尾根に分かれてそのまま(上から3番目の)クサリ場へ.汗でクサリが滑り、やや危なっかしい.なるべくクサリは使わずに2番目、1番目と登ったけど滑り止め付きの軍手を持っていれば良かったなあ.1番目の取り付きの所は、ほぼ、クサリ頼りなんだよねえ.ま、此処にはロープも一本併設されているから良かったけど.

 東稜見晴らしの休憩適地、ベンチは満杯.かなり、奥の方の岩場に陣取りお昼休憩.相変わらずのカップラーメンとコッペパンです.此処は東稜尾根の先端と違って灌木に囲まれ風も無い.蒸し暑いので、下山する事に.あ、その前に山頂を踏んで行くんだった.

 富士見峠分岐を直進.5−6人位のGB隊と擦れ違い、山頂はひと登り.奥に5−6人一組、山名板手前に男女一組だけ.真ん中のベンチは空いてる.皆さんもう下山したのかな? それとも展望の良い御嶽山とか.



この尾根にもクサリがあった.巻き道もある


登った所が東稜尾根



上から3番目のクサリ




登ってる途中から多気山(←一度しか行ってないなあ)




2番目登って見下ろす




1番目




東稜見晴らしから



古賀志山


富士見峠
 富士見峠へ下りる急坂では、犬をダッコした単独ハイカーとスライド.富士見峠まで来ると単独女性がいてご挨拶.少し話をする.爺の下山は北コースではないので、それじゃあと、中尾根の方へ行こうとすると、何処へ行くんですか?と訪ねられた.こっちから下山するんですと言うと、下りる道があるんですか? はい、こっち(北コース)は石がゴロゴロしてあまり好きではないから、いつもそこを下山に使ってるんですよ と、答える.
 女性は、あたしもそっち行こうかな と、言う.先程までの話し方からあまり山慣れしてない様なので、標識も案内板もないから止めといた方が良いですよ.と諭す.男女が下山してきたのを機に、それじゃあと言って分かれた.

 植樹が育ってもう伐採地とは言えない道は、展望も僅かな所を残すだけになってしまった.いつもの下山コースで、北コースの中尾根分岐まで来たが誰もいない.まあ、こっちは回り道だからあの女性も先に通過しただろう・・・と、思ったら あの男女が下りてきた.再び挨拶してやり過ごすと、後からあの単独女性が下りてきた.こっちが早かったか.
 そこから駐車場まで、話をしながらのんびりと下山.



旧伐採地からの展望



樹林内は案外涼しい


慎重に下りる女性ハイカーさん



ドクダミだって群生すれば・・・

”デジ一” と表記のある画像以外は → Photo Nikon P7800 二代目 

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