◇山登り◇

宇都宮市
鞍掛山
くらかけやま:492m

                  



2014年 3月 16日 訪問


(時間やルートは参考にしない事)
              
  今日は、前回下降ミスした中尾根に再び.
 GPSは持って行かない.地図、磁石は持って行くが出来るだけ使わなず、殆どあてにならない勘を頼りに歩いてみる.(因みに前回もGPS、地図は使わなかった)
午前10時半頃、登山口に着くと駐車スペースはもう満杯状態.古賀志へ通じる鞍掛林道入り口は進入禁止のテープが張られていた.張り紙には倒木があって(車は)通れないらしい.何とかスペースを確保し駐めて、仕度をしていたら車が一台入ってきた.(爺より)年配の方が下りてきて登山ではなく山菜採りできたという事を言っていた.フキノトウが出るらしいが、通行止めだとそこまで行けないので残念だとも言っていた.長話になりそうな所を挨拶でかわして別れ、歩き始めた.2人のハイカーがもう、上から下りてくる.爺の前には鈴をつけた若者が一人歩いていた.

 鞍掛山神社の滝は結構水が流れていた.分岐から右に入り鞍部に向かって登ってる時、前方を行く若者が道を外れ左の方向に登り始めた.バリエーションでもやってるのかと思ったが、立ち止まってキョロキョロしているので、どーやら道をロストしてしまったらしい.ロストする様な場所ではないと思うのだが、、手を叩き”こっちだよー”と声をかけると、済みませんありがとうございます・・・と近寄ってきた.先日こちらから古賀志山へ縦走しようとしたが、鞍掛山を過ぎて判らなくなり戻ったので今日はそのリベンジ・・・だという.登りはじめでこれでは、先が思いやられるな〜 と、思いながら先に鞍部へ向かって登った.鞍部に着いて少し待ってみたが、中々追いついてこない.鈴はなっているので登っている途中なのだろう.


鞍掛山神社の滝 10:45


展望岩 11:05


展望岩からの眺め


分岐
 急斜面と少しの岩場を登り展望岩に出て汗を拭く.景色を少し楽しみ鞍掛山頂上を簡単に通り過ぎ、やや右に折れる様に下降して鞍部から登り返したピークで息を整えていると古賀志方向からハイカーが一人登ってきた.岡本の人で昨日も登ったのだという.2,3話をして別れ、古賀志に向かうがこの縦走路はアップダウンが多く、結構疲れる.途中木に打ち付けられている小さな標識があった.”シゲト山480m”とある.こないだは、この標識に気がつかなかった.顕著なピークではないから、通り過ぎてしまう様な所だ.立ち止まってコンデジで標識を撮影していたら、鞍掛山の方から鈴が聞こえ誰か近づいてきた.

 あの若者か?と思ったけど音色が違う.近づいてきたハイカーは先程の岡本の人だった.額にはびっしり汗を浮かべている.展望岩でUターンしてきたのだという.は、早い! 眼鏡をかけているから汗かくと曇って見えづらくなるんですよ.こないだも汗で見えなくて知人とすれ違ったけど危うく無視するところでした.老眼って(爺の事)眼鏡がなくても遠くは見えるんですか? あはは、見えるんです(汗)等と今度は少し長話をして、その岡本の人は先(古賀志方向)へ歩いて行き、みるみる内に見えなくなってしまった.は、は、は 早いッ!!


”シゲト山”の標識板 11:35


494P分岐 12:30


平凡な494P 12:35


前に来た時こんな標識あったっけ? 12:55


岩場へ


今日は誰もいない559P 13:40


559Pから古賀志山
 猪倉峠を過ぎた辺りの道脇で岡本の人が休憩し昼食を摂っていた.もう、お昼なのだ.今日は、494Pへ逸れて昼飯にしようと考えてきたので、今度は軽く挨拶をして通り過ぎた.494Pへ着き少しは展望があるのではないかと思っていたが、木々に囲まれ全くない.北側の尾根にはテープと踏み跡があるので林業の人か、その筋(藪、バリ)の方達が登ったりしてるのだろう.

 缶コーヒーとサンドイッチの昼食を終え、縦走路に戻って559Pへ向かう.難儀なアップダウンをこなし、数人のハイカーとすれ違いロープがある岩場と急登を凌いで(と言う程大袈裟ではないが・・・)誰もいない559Pに着いた.此処へ立つと古賀志山やまだ登った事がない赤岩山へ続く稜線がよく見える.今日は鳥人間はいない様だ.日光連山は残念ながら霞の奥で見えない.一旦下り少し登り返して小ピークから中尾根に下りて行く.数メートルの岩場にロープ+鎖が設置されているが、(下に向かって)左に踏み跡がありこの岩の手前から下りられると思う.が、今日は設置ロープを使ってストン.


559Pから次の小ピーク途中鞍部


小ピーク 向こうから登ってきて標識の通り向かうと中尾根


初めて下るのは下が見えないからちょっと怖い


下りた所から
 前回右折して間違えたピークを確認し、今日は直進.だだっぴろい檜林の鞍部に着いた.左に緩い尾根を見るが踏み跡はハッキリせず、トラバース風直進気味の方がしっかりした踏み跡に見えた.あまり考えもせず、辿っていくとキレットの上に出てしまった.高さはそれ程でもないからキレットの底に下り、斜面を下っていくと下から巻道が延びていたのをみつけ、こっちが正解だったのかと苦笑.更に進んで行くと突然テラスに出て目の前が開け、赤川ダムが眼前に飛び込んできた.素晴らしい展望だが、此処から前面の急斜面(崩れた様な跡もある)はザイルがないと厳しい.第一、踏み跡がない.取り敢えず広がる光景をコンデジに収め、一旦引き返して踏み跡を探してみるがよく判らない.

 下の方に檜の植林帯が見える.あそこまで下りれば、仕事道か何かがみつかるだろうと、適当な所を下降.するとすぐに目の前を横断する踏み跡と、やや色あせたテープをみつけた.道を辿って古賀志山登山道の北コースに出たが、此処には取り付きの目印なのかケルンが積まれていた.うーーむ、今日も中尾根の下降は最後までクリア出来なかった.
  鞍掛山登山口の駐車スペース着15:25


だだっ広い鞍部 直進が中尾根方向 14:20 

キレットを下って


支尾根テラスから赤川ダム


古いテープと踏み跡


明るい北コース ケルンが判る? 14:50

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.