◇山登り◇

那須塩原市
比津羅山、日留賀岳

ひつらやま?:1,201m
ひづらやま? ひづらさん?
ひるがたけ:1,848.8m



                  



2013年 11月 6日 訪問

爺 & yuki
(時間やルートは参考にしない事)
              
 駐車スペースから藪のない斜面に取り付くと準備運動も足慣らしもないままいきなり急な枝尾根にのる.身体が慣れてないからきつい.枝尾根はブッシュで藪っぽいが、しっかりした踏み後があり、所々で仕事道らしき道形を横断する.桧(?)の植林帯を緩く登ると林道に出た.林道が下る方向には鉄塔が見えて、これから登る尾根が良く判る.法面コンクリート吹付け斜面の切れた辺りに鹿道が下りてきていた.テープもあるので、何となくそれに誘導され樹林内に入って行く.

 斜面は急で中々厳しい.汗をかきながら喘ぎ喘ぎ登って尾根に出ると若干勾配は緩んできて歩き易い.東の方から鈴の音が聞こえ近づいてきた.
 「猟師かな?」
 「いんや、猟師は鈴をつけねーべ」
鈴の持ち主は2人組で背中に大きなカゴを背負っていた.
 ”採れてるかい?”
一人が話しかけてきた.どうやら、キノコ採りの人達らしい.我々は登山をしていると yuki が言ったら、登山道はあっちにあってみんなはそこを通って行く、と、親切.いや、これから比津羅山に登って日留賀岳へ向かうと yuki が説明したら、ふ〜〜んと、判った様なそうでないような・・・


この斜面に取り付き 7:35


800m付近 境界柱があった


同地点から左に鉄塔が見えるあの尾根を登る

林道着 8:00

林道登り方面に見える鉄塔
正規の登山道はその下にある


緩やかに見える斜面


その斜面を登っていく


 2人と別れ藪のない歩き易い尾根を登って、間もなく三角点のある場所に着いた.山名板は2枚あり、一つは文字が殆ど読めなかった.更に少し登った所に一枚あって、この辺りが(比津羅山の)最高点になるのだろう.紅葉していた下の方とは違って、この辺りはカラ松を除き概ね葉が落ちている.快晴の日差しは枝を通して暖かい.が、長くいる様な場所でもないし、先が長いので少し休んで出発.北に続く尾根を下降する.左に寄り過ぎなければ登山道に出るのは難しくないので、右寄りにルートをとる様心掛けた.
 笹は少し出てくるが藪と言う程でもないし丈も膝下だ.丁度尾根と、登山道が交わる所に出た.此処からは登山道歩きになる. yuki が、ダニが付いてると騒いでいる.あわててこちらもズボンを見てみると小さいのが5−6匹くっついていた.たいした笹藪漕ぎではなかった様に思うが、この山域はダニのメッカだったと改めて認識.


額に汗をかきながら見上げるとカラ松に青空


三角点と山名板 この辺り一体が比津羅山 8:55


こちらのピークにも山名板 9:00


笹が出てきたがこの程度 (広い尾根の下り)



林道に出ましたよ.古いテープがあった(赤矢印)
9:20


両側が笹、刈り払われている登山道


紅葉が、そこそこに 
 左に水の音がするので見に行くと結構水量が多く水が流れていた.これを見て、水分を多く消費する yuki が安心してつぶやいた.「充分水が確保出来るな」 実は、ネットで水場があるらしいと情報を得ていたのだが、それが登山道にあるのか、別の場所なのか確信が持てずイマイチ不安だったらしい.因みにこんな涼しい日、オラは500mmのペットボトル一本でお釣りがくる.あ、お昼には缶コーヒーを飲むけどね.最近は”キレの微糖”ま、味なんて好きずきだし、拘りもある訳ではないので、あーだこーだと人に薦めは出来ない.あ、関係ないけど朝一で飲む缶コーヒーはダイドーのレギュラーだから、覚えといてね(関係ないか(笑))
 樹林帯の中を歩く普通の登山道なので、特に書く事はないから、この辺りは省略.鳥のさえずりは聞こえないし、花は咲いてないし、行者ニンニクもないし、動物もいない.風もない変わりに、陽も差し込まない.平日だから他の登山者もいない.1000mを越えてるから紅葉はとっくに終わってる.急坂を登って疲れたとか、岩場でしんどかったとか・・・あ、岩場はなかったか.普段、運動不足の yuki が足が攣りそうだヨ、と騒いでいるが無視!こっちだって下手に倒木を乗り越えようとするならピキッといきそうなんだから(笑)


樹間からチラチラと・・・遠いな、オイ


朽ちた鳥居の手前に新しい鳥居 10:50


結構大きなブナなど


中々の急坂でしんどい・・・


まだ、ありますね〜(汗)


見晴らしはそこそこだけど、足が重い・・・


やっと頂上です 12:15
 急坂を登って行くと上の方が開けている.「おっ、頂上かな」 後ろから「地図が間違ってなければ違うけど(ケタケタ) 」 と、yuki の声がイヤミ. 成る程その先に で〜〜ん と何やらピークが.重い足を引きづって最近刈り払われた様な笹藪の中を行き、僅かに登って水平道を少し.ヒイヒイ言いながらやっと石祠のある頂上へ着いた.時折吹く風は冷たいが、概ね風もなく暖かい.周囲をパチパチやりながらお昼にする.遠くは霞んでいるが塩那道路はまるで今にも車が走ってきそうな良い道路に見えた.良く造ったもんだなあ・・・ あそこへ続く稜線を下りて鹿又岳に登った人(最近ではななころびさん)達は凄いね.何となくそっち方面に続く踏み後っぽいものがあるけど、これあ、オラにはちょっと無理だと思うな. 13:00下山開始 あ、三角点撮り忘れた〜
 帰りは、樹林内で紅葉とか 又 林道に出て少し開けた所から紅く染まった山などを撮影し、ゆっくり帰った.
駐車地帰着は 16:00丁度でした.
 

 今回、nob のカメラを借りてきた. sigmaDP2 だ
画像作成方法などが異なるらしい.単焦点でレンズ交換は出来ないという.ズーム全盛の時代に、こういうカメラで撮るのは結構難しい感じ.ただ、レンズ明るさがf2.8は中々.
以下5枚はこのカメラの画像です.
違いは・・・どうなんでしょ(笑)

 頂上から、横川を俯瞰
 白く光ってるのは”ジョブス男鹿”かな?

 どっしりしたピークだが名前はなさそう
 この北東に塩那道路がある

 往路”紅葉がそこそこに”の辺りを 帰路でも撮影

 帰路、林道の僅かに開けた所から
 15:35 

 同じく、ちょっと左側に寄せて

当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.