◇山登り◇
佐野市
奈良部山

ならぶやま:985.4


                    



2013年3月17日 訪問


(時間は参考にしない事)
                           
 たまには前置きなしで、、、いきなり本文から


 二俣近くの橋手前に車を駐め、簡単に支度をして歩き始めるが、今日もドジ.
別に何があって急いでいる訳でもないのに、眼鏡(老眼)を家に忘れてきてしまった.
普通にハイキングコース等を歩く場合は特に必要でもないのだが、一人で地図を頼りに沢詰めルーファンなどの時は(当然の事だが)必要.毎度のズボラさが顕れる.


黒沢東川の林道は車も通れる広さで、よく使われているらしく歩きやすい.が、道脇の沢は水がそれ程多くなく、地図からでも判る通りの平凡な流れが続く.歩き始めてすぐに暖かくなってきたので、ジャケットの下の(薄い)セーターを脱ぎザックに入れる.今日はセーターはいらなかったかも知れないな、、、要るものは忘れ、そうではないものを持ってくるのはいつもの事・・・・仕事でも良く怒られる訳だ、と苦笑い.

■写真左
◆林道分岐スタート
9:45

■写真右
黒沢東川
■写真左
右に道路が上がっている所
東電点検道も兼ねているらしい

沢沿い林道はまっすぐ

■写真右
林道脇(右岸)から落ちている小滝
10:25

 東電の点検道を示す黄色い標柱を過ぎると右に登っていく道を分ける.ブルドーザーが通った跡のある広い道だ.そちらへは行かず沢沿いの道を進路にとる.今日の足元はトレッキングシューズ.5年前に4980で買った布製.防水とうたってあったが、水がすぐ浸みてくるから晴れ限定なのだ.今日のルート(東黒沢はかなり上流まで林道があるようなので、沢の遡行は殆どないだろうと読んだ.まあ、沢内を歩くとしても、中流部でこの水量なら靴を濡らすこともないだろう.と、いつものお気楽.

それにしても平凡な沢である.その内堰堤が2ヶ所程出てきて水量がどんどん減少してきた.標高480m辺りで林道は終わる.踏み跡はすぐに沢を渡り、樹林内をジグザグに登っている.沢はゴルジュっぽくなって両岸が狭まってくる.何となく期待するものがあって沢を歩く事に決めた.沢を歩くと言っても水は極めて少ないので、乾いた岩の上を歩いていくのだから大変なことはない.

■写真左
倒木が林道を塞いでいた

■写真右
林道終点
10:45


ゴルジュの小滝


2段滑滝(水量は少)11:20
  遡行をはじめてまもなく落差は極めて低いが2段滑滝が出てきた.中々綺麗なのでフイルムで撮影する事に決め、休憩&エネルギー補給を兼ねる.この沢に滝などの期待はしていなかったが、西黒沢の事もあるので一応フイルムカメラの用意はしてきたのだ.更に今回は先日買ったレンズの試し撮りでもある.「滝写真屋」にとって滝の全景を撮ることは何をさておいても必須(ほんとか) しかし、深山幽谷の滝は得てして狭い環境にある事が多い.突撃レンズとして24−200mm一本で大部分を攻めてきた.24mmならかなり広角.多くの場合それでも良かったのだが、滝前が狭く涙を飲んで帰って来たことも多々ある.そんな訳で前々から18mm位のものが欲しかったのだ.ところが貧乏爺には高価でちょっとやそこらで手が出ない.が、忍耐強い爺はコツコツと涙ぐましい努力で小銭を貯め、Nikonの17−35mmを買ってしまたのだ(パチパチ)そこで、今回の初撮りをしようと言うわけである.ま、それは置いといて・・・

撮影を終え、滝上に上るとゴルジュは終わり再び平凡な沢になった.標高600m付近では水はもう涸れている.この場所何と沢が左右180度に分岐している.左はすぐに高度を上げ険しさを増幅させている.一方、右の沢は緩やかに奈良部山に向かっていた.遡行は打ち切り登山モードに切り替え、右の沢を少しだけ登り南南西尾根に乗るべく斜面に取り付いた.


急登の前方に壁


壁際を巻いて
■写真左
登った斜面の様子
写真で見ると楽そうなんだけどねー



■写真右
南南西尾根に到着
12:20



丸岩岳(は見えてない)方面石鴨林道終点が見える


奈良部山 山頂 12:50
 下生えのない急斜面をずるずる滑りながら登るとすぐに壁が立ちはだかる.登ることは出来ず右にトラバースして支尾根に乗り、そこの勾配もきつかったがその支尾根は困難もなく南南西尾根に登り着いた.尾根には案外しっかりとした踏み跡が付いていて歩き易い.テープもあった.お昼は過ぎたが、奈良部山の山頂でお弁当にしようとそのまま登り続け13時前に着いた.頂上は樹林の中で概ね眺望はない(葉のない季節だから樹幹越しに多少の遠望はあるが).コンデジでそこら辺を適当に撮り、さあお昼にしようかとザックの中のお弁当ジャーを出そうとした時、丸岩岳の方から男性一人が上がってきた.

 鹿沼から来たというその(壮年近い)男性は小戸川から熊鷹山〜丸岩岳〜と回って来たらしい.熊鷹山では男女一組、丸岩岳では無線をしている者がいたという.休日で天気の良い今日はもう少し登っている人が多いのではないかと思ったが、花も咲いていない季節はこんなものかなあ.その男性にどこから登ってきたのか?と、尋ねられたので飛駒からと答えたら不思議そうな顔をしていた.その人は次石山(つげしやま)の麓に住んでいるという.その山には昨年登っているので、話が弾み思いもよらない少しの楽しい時間を過ごした.その男性に小戸川(熊鷹山登山口)に降りる近道を聞かれたが、私には丸岩岳近くの祠から降りているイチロー新道しか知らない.その人は地図を持ってなかったらしいので、来た道を素直に戻ると言う.謙虚で中々健脚であると感じた.
■写真左
南南東へ向かう(地図での)破線路の道


■写真右
ちょっとした岩のピーク840m付近
13:40


前方(此処では左)はほぼ崖の岩場で右下からトラバースルートが延びている.お!楽に回れるゾ・・・と此処では思ったのだが、、


途中から(トラバースルートの)踏み跡が消えてしまった 13:55


奈落(笑)のルンゼを、、、


何とか通過出来たが 厳しいワナーー
 岩混じりの小尾根を登り(地図上の)破線路に出た.水平道を少し行くと再び岩場のお目見えだ.左の泥つき斜面に斜め上方にあがっている踏み跡がうっすらと見える.倒木をくぐって小尾根に上がり、それをピークまで登るがそこからの下りが良く見えない.多分下の方から登ってくれば判ったのだろうが、此処も岩場だった.さっき登ってきた小尾根を少し戻り、回り込む様に左の斜面に降りてトラバースしていくと、割と簡単に岩場の下に出る事が出来た(破線路に復帰).驚いたことに、奈良部山からの破線路で、はじめの内は木々にテープがあったが、岩場になってからは殆ど見なかった.それが、此処へ出るとペンキで思いっきり目印があるではないか.それも、短距離でバシバシと.ま、それはそれで安心ではあるのだが・・・.

 狭い岩の尾根で日当たりの良い場所をみつけ、休憩した.水を飲み、クッキーをかじっていつだったか見たどなたかのHPを思い出す.それによると岩場は3ヶ所だったと思うが、巻いたのは2ヶ所だった.(帰ってHPを見直すとどなたのもやはり3ヶ所だった.多分、最初の岩場で3番、2番を大きく巻いてしまったのかも知れない.2番目の記憶がさっぱりないのだ)これまで難儀だったが、あとは困難もなくしっかりした踏み跡を辿って高圧鉄塔に着いた.樹林の中なので眺めはないが、日当たりが良く暖かで気持ちが良い.缶コーヒーを飲みながら少しまったりする.点検道を降りていけば自然に東黒沢に出るだろう.空に大きなワシの舞うのを眺めながら、ゆっくり腰を上げる.(以下、林道16:05 車着16:35)



(登るときの)1番目岩場.トラバース終って回り込んだが、此処は向こう(登りでは左)から来た方が良かったか? 14:30


岩の細尾根.(下降)此処から難所はもうない


双耳峰に見えるが、(多分)左は岳ノ山、右が大鳥屋山?


私には判りません


171号鉄塔着 15:15


良い展望です 


尾根道


低木植樹林帯を抜けると、伐採地 向こうのお山が奈良部山


170号鉄塔から 対面の伐採地



林道(砂防ダム工事) 付近から