◇滝見と山登り◇

佐野市
野峰〜丸岩岳

のみね:m
まるいわだけ:m

                    



2013年 1月 4日 訪問


(時間は参考にしない事)
                           
 いい加減年を取ると、こんなレポでも何かプロローグを、と ”こじつけ”や、あーでもないこーでもないと前置きが長くていけない(ほら、言ってる傍から) で、今回は早速本文へ・・・ま、どーでも良いんだけど.


 飛駒の集落を飛駒川沿いに進み、二俣の場所に車を駐める.林道は続いていたが、「危険」の表示板が此処とこの手前にも立て掛けてあり心配になる.今日は左の黒沢西川から奥の二俣を左に入って野峰に登る予定だから、林道歩きが長いとちょっと、、、だな〜.相変わらず反省の色薄く家を遅く出てるもんだから.一応、野峰〜丸岩岳〜奈良部山と回るつもりだが、厳しいか・・・などなど スタート前から述懐じゃあなぁ(10:20)


 歩き始めの林道は荒れてなく車も通れる.橋を渡って堰堤が現れる.この沢にも堰堤が多くあるのだねえ.地元の方がお供えているだろうミカンやいろいろ乗っかっている祠に手を合わせ、二つ目の堰堤を通り過ぎる.三つ目の橋を過ぎて右に小滝(3−4m位)があった.お!中々良いではないか.今日は山登りなので(フイルム)カメラはない.コンデジで一応パシャパシャ.その後も幾つか同じ様な滝が出てくる.渓谷も、中々綺麗で風景好きにはたまらないだろう.後でゆっくり訪れてみなくてはならない、そんな風景を楽しみながら対岸から小滝を落として沢が合流していた.そっちの沢も結構水量がある.益々気に入った等々思いながら50m程先へ行き「あれ! 今回の取り付きはあの沢じゃないか?」 一人苦笑いしながら戻る.

■写真左
 祠
10:35



■写真右
最初の滝
■写真左
小滝


■写真右
左支沢出合いの小滝
11:25

 黒沢西川の本流を徒渉は登山靴(今日は積雪も考え皮製)で問題ない.支沢右岸に仕事道の様な踏み後が沢沿いに続いている.小滝の脇を通り、辿って行くと2段5m位の滝があった.蔦が少々煩いが、これもきっちり撮影意欲をそそる.左岸は崖なので右岸に移り巻いていくとその上にも3m程の滝がある.ちょっと離れているが、おまけして3段の滝と言う事にしよう.此処もコンデジで数枚撮影し、左を登っていくと上に何やら白い物が流れている.えッ!滝?
 予想もしてなかったし、情報も特になかった.手前に岩があるので高巻きか、と思ったがトラロープがフイックスされていた.見にきている人がいるらしい.それを使って巻く様に岩場を越えると目の前に12−3m程の細身の滝が現れた.流木、蔦など邪魔になる物一切なし.真っ白な水流が綺麗に落ちている.周りを見てみるが名前の標識や祠や石像の類もない.(フイルム)カメラを持ってくれば良かったと後悔するが、又来る理由が出来て何となく嬉しい.

■写真左
3段滝の下段

■写真右
三段滝の中段と上段

12m程の滝 11:35
■写真左
12m程の滝の下部分


■写真右
尾根 700m付近
12:20

 この滝の上に行くルートを見る.右は駄目.左は急だが樹林帯なので何とかなりそうだが、途中岩場になっている所がいやらしい.無理をせず3段滝下まで戻り、本流との中間尾根を登る事にした.尾根を80m程登ったが、沢に下りられる所は無く更に上に上がると沢は小さく見え何だか下りるのがめんど臭くなってしまった.この支沢遡行は中流域も含め又にしよう、と簡単に決定.一路稜線の縦走路を目指し尾根を登って行く.
 初めのうちは急だった斜面も長く続かず650m辺りからは少しだが傾斜は緩んできて藪もなく結構歩き易い.地形図では700m付近で本流から上ってくる破線と合流しているが、どれが踏み後か良く判別出来なかった.この頃から風が強くなりはじめて頭の上で梢がゴーゴーと音を立てている.時折、冷たい風が木々を通して吹き付けてくる.780Pを過ぎて空腹を覚え、少し大きな木を探しその陰で休憩&昼飯にした.いつものお弁当ジャーである.暖かいご飯と味噌汁は美味しいし元気が出る.たまりません、この瞬間!(笑)

■写真左
780Pを過ぎた辺りの尾根の様子


■写真右
稜線縦走路の分岐到着
13:10

■写真左
縦走路、右は針葉樹林帯


■写真右
野峰山頂 立て札がないと気が付かないかも知れない
13:35
  休憩を終わり再び登り始めるが、風が少し強くなってきた感じがする.殆ど休まず登っていても額に僅か汗が滲む程度で、身体に汗をかく事はなかった.膝下の笹が出てくると間もなく木に赤いペンキマークのある稜線縦走路(分岐)に出た.すると、群馬側からさらに強い風が吹き上げてくる.たちまち手が冷たくなり、顔がこわばってきた.あわてて、ジャケットの帽子を被った.野峰に向かって少し早足で歩き出す.風が強く吹き付けてくる時は、たまらず栃木側の斜面に下りると風も上を通るらしく太陽も出ているから少し暖かい.これを繰り返しながら何とか野峰の山頂に出たが、身を隠す所がなく(この辺りにしては)やや貧弱な標識と三角点を撮影しパパッと引き上げる.
 分岐まで戻り、この先をどうするか考えた.この時間では奈良部山まで行と下山中に暗くなってしまうのは必須.それは無理と考え、丸岩岳から林道終点まで行き
南西に延びる尾根を降って黒沢西川に下りれば、支沢出合い迄は僅か.林道に入れば多少暗くなっても歩けるだろうと結論.テープが極めて多い稜線縦走路を歩き、たいした困難もなく石鴨林道に飛び出した.不思議な事に稜線であれだけ吹いていた風が、開けた林道であまり吹いてない.そう言えば風の音もあまりしなくなっている.
■写真左
縦走路(分岐〜林道の間)
実に多くのテープがあった



■写真右
林道着
14:40
■写真左
丸岩岳登りの笹斜面


■写真右
丸岩岳山頂
14:50
■写真左
イチロー新道(だったかな?)
分岐の祠
15:00



■写真右
林道終点
15:15
 林道から笹斜面を登り、一投足で丸岩岳山頂に着いた.ここには以前、根本山経由で来た事があるが、あまり覚えていない.樹林に囲まれ展望も時間もないので稜線が林道と近くなっている方へ歩いて行く.小戸川へ下りる分岐に祠があったが、前にやはり通ってる筈なのに記憶にない(家に帰って当時の画像を調べたらしっかり写っていた・・・)
 林道に下りて日溜まりが暖かいので休憩しエネルギーのあんパンをかじっていたら、林道終点の方から、人が歩いてきた.何と普通(?)の上着に革靴.荷物は左手にコートだけ.こちらとは大違い.この林道は群馬県側からかなり上まで車通行が可能なのだろうか?挨拶だけして行き過ぎる.
 林道終点について、奈良部山とそのややなだらかな稜線を見た後、下降点を探すがハッキリした尾根形が判らない.この辺りと目安をつけ斜面を下りていく(15:20).少しして尾根形がハッキリ判る様になり、林業の跡のおきまり、ワイヤーが放置されている.下降していくと突然、前方が岩で落ち込んでいる.ほぼ垂直でとても下りられず、一旦戻って(渓に向かって)左のルンゼ上部をトラバースする.すぐに鹿道っぽい踏み跡があって隣の緩い尾根に乗った.位置を確かめてみると
先程の崖は林道終点から西よりの短い尾根で、900m付近.トラバースして乗った尾根は予定で下りる筈の南西尾根、やはり900m付近だった.地形図からも判る様に結構緩い.地図に現れない痩せ尾根&岩場などが出てこないか心配したが、無用だった.
 こちらの尾根ではテープ、リボンの類はないが尾根に乗ってすぐ木に赤ペンキを確認.下降中岩場があり、下へ降りて巻くかどうしようか模索中、岩のペンキをみつけ登り気味に岩の間を通過すると、再び尾根上の踏み跡に出て安心する.最後の標高差100m位は結構急斜面になるが、左が桧の樹林帯でいざとなればそっちに逃げられる.木の間から沢形も見られるのと踏み跡がハッキリしているので不安なく下降出来た.
■写真左
「西よりの尾根」の崖(トラバース中に見る)


■写真右
南西尾根の様子(760m付近)
■写真左
最後の下降
16:15


■写真右
ひっくり返ってる車
(支沢出合いから200m位上流)

 黒沢西川(左岸)に下りると、登山道の様な道があった.案内板が取付けられていたような二本の支柱があり、以前は此処を通る人が多くいたのだろうか? 少し周りをみてみるがゆっくりしてる暇はない.いくら冬至が過ぎて昼間が長くなりつつあるといっても、山中は5時を過ぎたら暗くなってくる.ましてやひのき樹林帯などはそれでなくても薄暗い.少し急ぎ足で行きに分かれた支沢分岐目指して歩いていくと、赤い色の車がひっくり返っていた.以前はこの辺りまでまで車が入れたのだろうか.(出発点着 17:20)