◇山登り◇
佐野市
氷室山〜宝生山〜十二山
〜熊鷹山

ひむろさん:1120m
くまたかやま:1169m

                    



2010年4月9日 訪問

爺 & yuki
(時間は参考にしない事)
                           
 9時15分に駐車場を出て、右に沢音を聞きながら所々舗装された林道をのんびり歩き白ハゲ口に着いたのは9時40分.まあ、家を出たのが遅いから仕方がないんだけど、登山は早入山、早下山が基本だとか.まるで基本が出来てない我々は失格か(笑) (登山の場合)どこぞへ行くかって決まるのは概ね前日の夜だし.当日起きてから支度・・・なんてのもしょっちゅうだ(←反省).


 白ハゲ口からは登山道っぽくなり木組の橋を渡って道は分岐になる.右は「沢コース」左へ行くと「山コース」で、沢コースの方が健脚向きとガイドにはある.このコースは三滝への遊歩道で、沢コースでは滝見台へ行くのに急斜面を登らなくてはならないから、そう位置づけているのだろう.爺的には「山コース」の方が健脚向きっぽいんだけど.今日は氷室山等の山登りだから勿論「山コース」.左に道をとり樹林の中を登って行く.この時期まだ木々に葉は出てないので明るい.風もなく暖かいからすぐ額に汗をかく.30分位で三滝分岐に着き、一旦三滝展望台に下り滝を拝んできた.滝写真屋としては当然至極(ただ、撮影はコンデジ記録のみなのよねえ).
■写真左
コンクリート舗装されている林道
白ハゲ口

9:40


■写真右
「三滝-田沼駅」の標識
9:50

■写真左
展望台から見る三滝


■写真右
分岐の標識
10:15
■写真左
三滝上流の沢の様子
この辺り、登山道は左岸だが落ち葉で隠れている



■写真右
沢を離れ尾根に登る取り付きの標識
11:15

手前ピークに取り付けられている”山名標識”
 分岐に戻って「宝生山、氷室山」と標識が示す方向を目指す.小尾根を回り込み、トラバースしてちょっとした急斜面を沢(三滝の上流)に下りる.あとは沢沿いにつけられた薄い踏み跡をゆっくり登って行く.藪はないが落ち葉が踏み跡を覆い、ともすれば見失いがちになるが沢をひたすら上流に行けば良いのと、時々(小さいが)出てくる標識板が安心.一応地図とGPSで確認しながら登って行く.
 途中右岸に宝生山分岐の標識と尾根に登る踏み後があったが、そのまま沢沿いを緩く登って行く.しばらくして立木にくくりつけられた小さな標識があり、薄い踏み跡を追っていくと急斜面になりジグザグに登っていく.やや広い尾根は藪もなく歩き易い.間もなく前方にピークが見え踏み跡は別れている.地図を見ると頂上には未だ早い.一応yukiはピークを、爺は巻き道を二手に別れて登って行く.巻き道の先に踏み跡の合流点があり、そこの標識は更に先へと導いている.ところがッ!(1,130m)ピークに登ったyukiから声がかかり「頂上は此処らしいぞーーッ」だって.「此処に標識があって氷室山はまだ先みたいなんだけどさーーっ」と、叫ぶと「山名板が・・・」と、何やらブツブツ言いながら下りてきた.不思議に思いながらも、後で確認する事にし、標識の方向へ歩いていく.やがて、樹林の中に祠や石灯籠があった.その後ろを少し登ると、山名板が2枚架けられていて、うん此処がそうなんだろう、と納得.丁度お昼なので倒木に腰掛けておにぎりをほおばる.

■写真左
尾根の様子、歩き易い


■写真右
氷室山 山頂手前の祠
■写真左
氷室山 山頂
11:55

■写真右
宝生山 山頂(三等三角点)
12:10
■写真左
稜線の登山道


■写真右
十二山 山頂
  先程の合流点に戻り、(1,130m)ピークに登ったら、何とそこにも祠があって小さいが「氷室山」と銘打った山名板が木にくくりつけられてあった.まあ、山の名前などはその付近一帯を呼ぶ場合もあるので爺はあまり気にせず熊鷹山へと歩いていく.稜線の道はしっかりしていて歩きやすい.間もなく三角点がある宝生山に着くが、通り道の1ピークといった感じ.この辺りからテープが多く見られる様になった.これでもか、これでもかっと思う程ある.やや、興ざめ・・・だが、広葉樹林の落ち葉の道はゆっくり歩くのにピッタシで気持が良い.所々木々が無いところがあって遠くの山が見える・・・が、爺には(遠くの)山の名前がよく判らない(汗笑)
 それ程起伏のない稜線の道を10分も歩くと三角点のある宝生山に着いた.パパッと写真を撮ってやはり良く踏まれてテープの賑やかな(笑)稜線の道を十二山へと歩く.明るい広葉樹林帯の中だが、木々の切れ目から遠くの山々が見える.それと判る僅かなピークを幾つか登り下りし、40分程で十二山に到着.此処は根本山への分岐にもなっている様だが、今日はそちらへは行かず熊鷹山方向へと道をとる.あまり変わらない光景の道だが疲れもそれ程感じない様な歩いていて気持ちの良い道だ.緩く僅かに下り、一登りすると熊鷹山山頂に着いた.数人のハイカーが木組みの展望台で景色を楽しんでいたが、我々の到着を知って展望台を下りてきた.そこは狭いので、後から来た我々に気を配ってくれたのだろう.有り難く展望台に登ると、360度の展望だが遠くは霞んでいる.(多分)小戸川方面から数人のハイカーグループが上がってきたので展望一周を撮影し下りた.
■写真左
熊鷹山への登り


■写真右
熊鷹山 山頂
13:40
■写真左
展望台からの遠景1



■写真右
展望台からの遠景2
■写真左
西沢口方向の尾根下り
14:00


■写真右
目印テープを確認し沢に下りる
14:20

■写真左
ワサビ田(現在は休耕か?)


■写真右
トラバース道から沢の小滝を見る


 帰路は白ハゲ口に向かうので、案内標識に従い西沢口へと下山していく.途中に枝尾根の分岐があり践み跡を見失わない様に追っていくが、どこかで判らなくなってしまった.仕方がないのでそのまま下りていくと、テープがありそれを追って左に見える涸沢に下り、てそのまま下降していくと践み跡が現われてくる.滝や、困難な場所もなく下降を続けると水が少し出てきて、左からワサビ田(栽培)がある沢が合流し、沢の水量は俄然多くなる.徒渉があったら厳しいかなと心配したが、さほど難儀せず徒渉出来ちょっと高度感のあるトラバースに緊張しながら、15:10分「三滝-田沼駅」の標識がある山コース遊歩道に出た.