山登り

栃木県鹿沼市
岩山
いわやま:328m




                  



2011,11,27 訪問


(あまり参考になりません)
              
 仕事ってーのはないよりあった方が良いに決まっているが、持っているキャパシティーを越えてしまうと大変になるものである.これまで、一週間でこなせたものが十日経っても終わらず最後はとしょり%チ有(って爺だけか)の口先ごまかし作戦.そこは相手もとっくに見込んでいて騙されないから、もっと大変になる.自分の蒔いた種、別に他人に拾ってもらって一向に構わないのだが、当然ながらそんなこと誰もしない.脂汗をかきながら「ふ〜〜、やっと終わったよ〜」 「ご苦労さん、、、言いにくいんだけどちょっと変更になってさ・・・」 「へ?」 「どうしても収まらない所が出てきて、こっちも遅れてるし」 「いやあ、あはは・・・・(ーー#)(早く言ってよね)」


 朝、ゆっくり起きてお弁当を「ジャー」に作りディバッグに入れたら、カッパの上着とコーヒーを入れたポットで一杯に膨れてしまった.ま、今日は(フイルムの)撮影はないのでカメラも三脚も持たないからかなり軽い.昨夜、行く所は(栃木百名山)近場と決めていたから、尾出山か晃石山か岩山.最も近い所で岩山に行く事にした.



あそこに駐車しスタート 11:00


神明水 飲料には適さない
 さて、岩山の多く利用される登山口はどうやら日吉神社辺りからしい.駐車スペースもその辺りにあるようだ.古峰ヶ原へ行く道路を走り東武鉄道の跨道橋をくぐってまもなく右折し.日吉神社入り口に着いたが、駐車場らしきものはない.保育園の改築工事が行われていて広い場所があるのだがロープなどが張られている.保育園の駐車場は広いけど、そこに駐める訳にはいかない.仕方がないので、細い道をゴルフ場の方に向かい田んぼ道のやや広い所に車を駐めて、日吉神社へ歩き出した.

 保育園の脇を通り、石の階段を登ると細い道路があり車が数台駐まっていた.この道路は何処から入るんだろうか? と、思いながら石の鳥居をくぐって、神社にお参りをし左に歩いたら判りやすい登山口があった.



日吉神社


登山口


笹の道からすぐに


岩場が出てきて



 樹林の中の緩やかな道は歩き易く、良く踏まれていて多くのハイカーが訪れている事が判る.まもなく岩場が現れ、難しくはないが注意して登って行くと、途中テラスの様な場所に出た.ザックが二つ置いてあり、崖の下の方から何やら声が聞こえる.そう言えばこの山は岩登りの練習に人気があると(山の)ガイドブックに書いてあったのを思い出した.

 ベンチが設置されてある展望台に出た.三番岩というのか、とても展望が良い.風もなくあったかいので、ベンチに座り持ってきたコーヒーを飲んだが美味しかった(因みに本格コーヒーの味を知らない爺は、AGFのステッキ状で茶色い袋だよ).




ロープなどはないけどステップが刻まれている



登るのには問題ない昨


此処でお昼休憩



奥に二股山




見辛いけど、左の岩にロープが懸けられている

 三番岩からはほぼ稜線歩きとなっている様で多少の起伏と鉄梯子がある岩場を越ながら進む.途中狭い岩の間を擦り抜ける場所があるが、メタ○の人は辛いだろう(笑).爺だってザックを背負ってギリギリなのだから(笑) ま、巻いても通れるから問題はないけど.

 さすが「岩山」の名の通り、露岩が多い.岩を登るのが好きな人には楽しいに違いない.が、爺の場合はそれ程でもないし、無理はしないで危険は出来るだけ避けるから登ったりはしない.色々理由を考えながら楽な道を選び歩いていく.

 しばらく歩いて、頂上かと思われるやや広いピークに登り着いたら男女7−8人のグループが休んでいた.若い人から年配まで様々である.道が塞がれているので、ちょっと立ち止まり何かこのピークを示す標識の様なものがないか辺りを見回していたら、手前の年配の方が「通りますか? すみません」と道を開けてくれた.「ありがとうございます」と頭を下げ、ここは頂上ですか?と訪ねたら「此処は2番岩で、頂上はもう少し先です」と教えてくれた.


身体を少し斜めにして擦り抜ける


上の座板が取れた?


鉄梯子


鉄梯子

岩山かな? ※山頂は奥の方



 *


*
 先へと歩いていくと又岩のピークがある.巻く様に下りたら道が消えてしまった(もしくは見失ってしまった).目を凝らすと、稜線から外れ左下に踏み跡が下りている.ややホッとして辿って行くと、樹林の踏み跡は中に入って行き更に下りている.これは間違えたなと20m位上に見える稜線に戻る事にした.そう大変ではないので直登する.すると稜線から5m程下にステッキが落ちている.こんな所へ捨てていくってのは考えにくいから、誰かが落としたものだろう.(一応拾って出合ったハイカー達に聞いてみたが、誰も落とした者はいなかった)

 明るく気分の良い稜線を歩いていくと前方に大きな岩が現われ、なにやら標識が付いている.見ると二番岩とある.あれ?先程のは・・・ 岩に登ってみると(あ、この岩は楽に登れるのだ)稜線の行く先に大きなピークが見える.あれが頂上か.道は一旦下り、鞍部には「一のたるみ」と標識があった.


左が拾ったステッキ


山頂 賑わい中 12:55
 やや急な斜面があり、数人の男女が登っている最中だった.少し待って登るとそこは岩山の山頂だった. ハイカーは男女10人程で、多くがハーネスを装備している. ザイルを持っている者もいて、なにやら物々しい. 有名(か、どうかは判らないが) な猿岩の鎖場を下りるのはそんなに大変なのか? 頂上ではやや霞がちだが日光連山が良く見えた. 風もなく暖かい.適当な岩場に腰掛け、お弁当タイムとした.自分で詰めてきて言うのもなんだが、うまい. おかずはウインナー、卵焼き、缶詰.納豆混ぜご飯は温かいからSo Good!

 頂上で三角点や標識などの撮影をして帰路に着こうと立ち上がったら、中年の男女ハイカーに「猿岩を下りて帰るのか?」と声かけられた.岩はあまり好きじゃないから、「一のたるみ」からゴルフ場の道に出ますと言ったら「そうよねえ」と相づちをうたれた. 頂上にいる人達の様に物々しい装備をしなければ下りられない様な所は、遠慮する.



霞んでいる日光連山 男体山、大真名子山、小真名子山、帝釈山、女峰山

 一のたるみに戻り着くと一組の男女がそこの急斜面を下りる最中だった.道はあるが地面が固く靴のエッジが効かない.油断するとズルッと行き滑落する.大した高さではないが、怖い人には怖い.女性はあまり慣れてないみたいで苦労している.少し下りたら次の一歩が出ない様である.男性が4-5m下からアドバイスの声をかけている.爺は、女性の下りるのを待っていたが、道の端を下りて先に行かせてもらった.

 道の端はやや柔らかいのでエッジのグリップが効くから下りやすいし、左の沢形か右の小尾根を下りた方が安全かも知れない.

 林内のあまり起伏のない道を歩く. 木々の間からゴルフ場が見え、ゴルフをしている人が数組いた.水タンクの脇を通ると、駐車場所はすぐだった. 帰着は14:15頃


戻って一のタルミ 左に下りて行く


そこを曲がるとすぐ車道
 Photo Fuji FinePix Z33WP 

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当レポは
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