◇山登り◇ 日光市(足尾)備前楯山へ びぜんたてやま 1,272.4m 2008年6月17日訪問 単独 (リハビリ登山) |
名前の由来がよく判らなかった.栃木県の山なのに「備前」、岡山県とかあっちの地方だ.調べる事、勉強する事の不得意な爺でも頭をかしげ???.不思議で夜も眠れない.で、額に汗して調べたら(^^;
”足尾の銅山を発見したのが、備前出身の二人だった.それを讃えてつけた”のだという.ふうーーーん. この山に登るにはいろいろコースがあるらしい.どれも結構ハード気味だ.爺はリハビリだから過酷の楽しさは求めない.楽に歩けて、楽に頂上を踏み、楽に戻れる事でいいのだ.っつー訳で超楽ちんコースの舟石峠からのスタートなのだ. 峠の駐車場は誰もいない.車(4駆)が一台駐まっているだけ.支度(大したことないけど)をしていると、軽トラックが登ってきて爺の脇に停まった.車には「日光クリーンセンター」の看板が描かれている.その嘱託職員だと言う人が窓から顔を出し、挨拶してきた.道路脇にゴミを捨てる人が多くて困った、と嘆いていた.車を捨てて行く時はエンジンの車台番号を削り取り、身元が判る様なものを一切はがして置いていくという.これだけ手間をかけるなら、お金を払って廃棄処分にした方がいいのでは、と苦笑いしていた. かれこれ、30分程話して別れの挨拶をし、登山口に向かった. |
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■写真左 広い駐車場 ■写真右 駐車場からの登山道入り口(正面) 10:25 |
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■写真左 遠くまで見えます ■写真右 駐車場が見える |
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すぐにトラバース道になり、西側が開けている.地理にも疎い爺はどれが何の山なのかよく判らない.結構遠くまで見える.なかなか気分が良いものだ.笹原の道は良く踏まれており歩き易い.登り始めて10分位でベンチのある休憩地に着いた.公園の遊歩道という雰囲気である. 緩やかだった道も徐々に急になってきて、木の階段が造られていた.が、これは歩きにくい. |
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■写真左 ベンチ(中間地点だそうだ) 10:40 ■写真右 うーーーむ・・ |
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■写真左 木の根の急登 ■写真右 明るい尾根 |
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尾根に出ると直角に曲がるが、尾根の下る方にも顕著な踏み後がある.標識がなかったら帰りに迷うかも知れない所だ.ところで、向こうに続く道はどこへ行くのだろう? ハルゼミが合唱する林内は涼しい.それ程汗をかくでもなく、岩混じりの急登を凌ぐと簡単に頂上に飛び出した. 展望が良く、北方向には雲に頭を隠しているものの男体山や、社山、足尾の赤倉山.西に袈裟丸山、そうだッ今度はその山に登ってみよう(うんと後でね) |
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■写真左 頂上標識は賑やかです ■写真右 三角点 11:05 |
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■写真左 西側(だったかな?) ■写真右 雲に隠れた男体山 荒れ肌は赤倉 |
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ロクに予習もしない爺なので、どれが何の山なのかさっぱり判らない.判らないものは考えても仕方がないので、岩に腰掛けてお茶を飲みその判らない山々を眺めながらお昼とした. 帰路、駐車場から来るまで赤倉方面に下り始めてすぐの所で、左側の林内に白い塊を見た.何だろうと車を停め、林内に入り近寄ってみると(真っ白ではない)白い色のクリンソウだった.10株程しかなかったが、見られて何か嬉しい気分だった. |