滝見

日光市野門
大滝を大判で撮りたいと・・
三沢(14回目)


                  



2013,7,7 訪問

爺 & yuki
(あまり参考になりません)
              
 三沢大滝に行きたいと yuki が言い出した.梅雨が明けたとはいえ不安定な天気が続くので、何処へ行こうか決めかねていた時だった.この手の高さがある滝は下から撮るとどうしても上が”すぼまる”状態で写ってしまい高さが今一つ表現されない.滝を撮る場所が真下だとなおさら.一度は、大判(といっても極貧爺は69format(-_-;)を担ぎ、アオリを効かせて撮りたい・・・と、常々思ってきた.

 2人で行く場合、食料は2人分を1人で持てるから、こちらはカメラ三脚機材だけで済む.ラッキー!と二つ返事で計画決定.行程は毎日が熱いので我々が通常使う山コースではなく、涼しい沢伝いにとる.荷物が重いのでゆっくり時間をかけて歩く等々申し合わせは親子でも慎重に.

 出掛ける前に重さをちょっと計算してみた.三脚約4kg、雲台約1.8kg、カメラ本体1.7kg、レンズ、フイルムバックその他2.0kg、カッパやザックなどで概ね12−3kg というところか.おお!意外に大丈夫みたい.ところが見かけと実際は大違い.上手くパッキング出来ないのでザック全体に荷重がかかる訳ではなく、背負ってかなり不安定.三脚は長いので(40L)ザックの中に入れ、他の荷物で動かない様にしたが、足がザックからはみ出し頭の上に少し出てしまう.(物が古いのでみんな重いのだ(涙) 極貧爺は軽い新しいのを買えないのだ(涙々) )

 この三沢大滝自体、既に8度目の訪問となる.訪れてレポを出されてる方も大変多くなった.従って今回は、行程の詳細は割愛.拙い画像オンパレードでお茶を濁す事にした(笑)


 


林道終点の駐車地 6:05


土砂崩れだと思ったけど?
 すぐには沢に下りず左岸踏み跡を歩いていく.これだけでも始めのうちは体力があるからまだ快適.が、前方が崩れて大きな木が倒れ行く手を塞いでいる.とても通れる状態ではない.昨年の日光地震でやられたものだろうか・・・等と2人で頷きながら沢の方に下りる.すぐ前方に堰堤が見えるので右岸に上がると真新しい林道が.その先には土木用重機数台が・・・ 堰堤工事でも始まるのか?

 土砂崩れだと思ったのは、堰堤の下流左岸に道路を造る工事をしていたのだ.凄いね〜人間と重機の破壊力は.多分工事用道路だと思うけど、右岸の林道は元々あったものを改修して車が楽に通れる様にしたみたいだ.こっちを(車で)此処迄通ってくると早いかな? ゲートもあるだろうから難しいか...




土木工事中だった



最後から二つ目の堰堤


人工物が崩壊に拍車をかけていないか?


本流に出て来る小滝は良い休憩場所


崩壊壁



大崩壊地入り口

 沢歩きは涼しかったが、思ったより時間がかかってしまった.それでも早く出たので、滝前での時間があったにも係わらず上の撮影は失敗である.45ピントグラスの69枠をよく確認しなかった為、上の方が切れてしまった(涙) 場所を変えて撮ったもの、あと4枚がまだ現像に出していないので、そちらがきっちり撮れていれば良いのだが自信はない(汗) 暫くの間使っていなかったので元々ない勘が散らかってしまった.ガスが上空にかかり始め焦ってきた.雨が降りそうで急いだ等々、いろいろ要因もあるけど、本当の原因は”未熟”に尽きる.もっと、訓練しなければならないと言う事を切に感じた今回の滝見であった.

 帰りは右岸林道を利用し、適当な所から杉の樹林内を下降.小さな取水桝の傍を通って、その為の点検道なのか、道を通って駐車地に帰着.

 水量は少なかったが、そこは名うてに迫る大滝である.見学自体は満足だった.



熊穴沢出合い付近


濡れた岩は滑る



大滝じゃ〜 10:25 (Photo by yuki)




大滝 Horseman45HD 69Format 90mm RDP III  F22 1/2sec




支沢滝の下段




支沢滝の下段

 Photo Nikon S6400  

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.