◇滝見◇
那須塩原市 赤沢
洗心の滝

(塩原十名瀑)
                    



2010年12月26日 訪問

単独
(時間は参考にしない事)
                           
 塩原十名瀑は観光目的に選ばれた様でその殆どが訪れやすい.ただその中に中にあって、意外に見つけるのが困難な滝がこの「洗心の滝」である.箒川沿いの遊歩道で確か回顧の滝辺りの案内板に載っていたと思うが、そこへ行こうとしてもルートは判らず、あれ?十番目に届かない・・・なんて残念がる滝巡り屋がいるかも知れない.だが、それ程大きな滝でもないから、何処でも行ってしまう大滝派は見向きもしないだろうねぇ.その点、爺は三とか十とか百等に拘らないが、判らない滝はどこにある?となると探してみたくなる.大小にかかわらず.


 赤沢にある事は判っているので、沢の最下流から遡行すればどっかで行き当たる.十名瀑にされているのだからそれ程上流ではない.箒川に流れ込む辺りはなだらかな流れだから等高線が密になり始める◆m辺りから入渓しよう、と決め「公園」の駐車場から尾根をひとつ越え竹林を抜けて杉植樹林の中の赤沢に下りた.
■写真左
箱の森プレイパーク
10:30


■写真右
赤沢
■写真左
小滝


■写真右
小滝
0:00
■写真左
2段6m位
11:50


■写真右
高巻き中の急斜面
■写真左
形の良い滝が見えてきた


■写真右
洗心の滝
12:10
 水は結構多く綺麗である.上流を見ると(例によって)堰堤があった.合計3つの堰堤を越えて遡行するにつれ大きな岩が重なり合い少し傾斜を増していく.幾つかの小滝を見て、3m位の形の良い滝をフイルムに収める.少し上流に行くと2段6-7mの滝は下段が少し扇状に広がり上段は切り立った壁の奥に落ちている.これも中々良い光景だ.大きくはないが、撮影には手頃.それ程遡行中に期待していなかったので、ちょっと嬉しい.この滝を右斜面から高巻き小尾根に上がると、上から踏み跡が下りてきている.小尾根を回り込むと、前方下にストンと落ちる滝が見えた.ははあー、これが「洗心の滝」か?小尾根から落ち葉の積もったやや急な斜面にうっすらと踏み跡が続いている.


落差は6m程で落ち口が見事なV字形.気の遠くなる様な時間をかけて水が削って出来たのだろうか.そんな事を考えながら撮影を楽しんだ.まだ時間も早いし地図を見ると沢はそんなに長くない.上流を探索してみるとしよう.いったん小尾根に戻り、踏み跡を追って登って行くと、しっかりした道形になった.なおも辿って行くと石碑が建っている.「洗心瀧」「米屋久平」と彫られている.年号は「明治四十三年」.長い間愛され続けてきたであろうこの滝も、時代とともに訪れる人が少なくなり、道もとぎれがちになっているのか・・・.たまにはセンチメンタルになるのもいいさね(笑)

■写真左
尾根上の踏み跡


■写真右
「コメヤ」の標柱
■写真左
上流の様子


■写真右
石積み
 滝の上流に下りると沢は穏やかになり雪がうっすらと積もっている.踏み跡は左岸から右岸へ移っている.建物を造るための基礎固めなのか炭焼窯には見えない石垣もある.左岸に水量の少ない湧き水滝を見て、うっすらと積もっている雪の中に踏み跡を追いながらさらに上流へ行く.やがて踏み跡は消え小滝を幾つか越えて簾状で形の良い滝は4m程.休憩を兼ね何枚かフイルムに収める.高度を上げながら遡行し二俣に着いてやや水量の多い左に入っていく.渓はV字になり両岸が狭まってくる.突然二本の流木が被さっている滝で前をふさがれてしまった.その流木に取り付いてみたが滑ってとても登れない.急傾斜の両岸は所々雪が被さり灌木がまばらに生えている.少し戻って右岸斜面に取り付き、そのまま小尾根まで登った.まだ急傾斜だが灌木が多く登っていくのに不安はない.傾斜が緩くなると雪が少し多く積もっている.さらに登って1160mピークに着く.
■写真左
形の良い4m滝
13:20


■写真右
意外に迫力的6m滝
■写真左
越えられなかった滝
13:45


■写真右
積雪の尾根

土平(上のへこんだ所)と塩那道路
  滝の上流に下りると沢は穏やかになり雪がうっすらと積もっている.踏み跡は左岸から右岸へ移っている.建物を造るための基礎固めなのか炭焼窯には見えない石垣もある.左岸に水量の少ない湧き水滝を見て、うっすらと積もっている雪の中に踏み跡を追いながらさらに上流へ行く.やがて踏み跡は消え小滝を幾つか越えて簾状で形の良い滝は4m程.休憩を兼ね何枚かフイルムに収める.高度を上げながら遡行し二俣に着いてやや水量の多い左に入っていく.渓はV字になり両岸が狭まってくる.突然二本の流木が被さっている滝で前をふさがれてしまった.その流木に取り付いてみたが滑ってとても登れない.急傾斜の両岸は所々雪が被さり灌木がまばらに生えている.少し戻って右岸斜面に取り付き、そのまま小尾根まで登った.まだ急傾斜だが灌木が多く登っていくのに不安はない.傾斜が緩くなると雪が少し多く積もっている.さらに登って1160mピークに着く.


 
北東にはこんもりした山容の弥太郎山が近くに見える.北側に道をとり鞍部から7−80mも登れば弥太郎山への登山道があるようだ.時間が早ければ行ってみようとも思うのだが、すでに午後3時近い.弥太郎山は暖かい時期に登るとして、、、180度向きを変え、南に尾根を下る.雪は深くないから歩き易い.特に危険な所もなく順調に(ゆっくりと)下降を続け、箱の森プレイパークの駐車場に着いたのは1時間半後だった.