◇滝見◇
鹿沼市
ヒノキガタア沢



                    



2012年9月29日 訪問

単独
(時間は参考にしない事)
                           
 「名前の付いてる滝」シリーズ(おお、何となくかっこいい) をスタートさせ、久し振りにフイルムをスキャンしたりしていて、鹿沼市の「棒滝」、「ナル滝」などをUPした時ハタと気が付いた.棒滝上流の「ヒノキガタア滝」を見ていなかった、、、と言う事に(今、浮かんだがもしかしたら三段の滝も・・・).


 2004年の12月に棒滝上流を見てはいる.その時は林道が結構上まで車で行く事が出来、その終点広場からすぐ沢に下りる事が出来た.沢へ下りると下流には堰堤があり、落ち込んでいて(下流は)見る事が出来なかった.当時、仕事道はハッキリしていて朽ちてはいたが丸木組の橋を通り、(今、検証してみると)「2段の滝」を最初に撮影していたのだ.


 思い立ったが吉日、前日まであまり天候が良くなかったが今日の土曜日はまずまず.確認がてら出掛ける事にした.予定では、ヒノキガタア滝〜三段の滝〜(本沢)ナル滝位まで見学出来るだろう.仮に上の方まで車が通れなくても、山へ大きく曲がる辺りの広場まで行ければ充分.あの本沢左岸林道はいつも荒れているので、多少の事(車の腹をこするとか)は仕方がない.


が、あれ〜ッ 何てこった、遙か手前で通行止めだよ! いきなり、計画が宇宙のモズク、、、もとい藻くず.こんなんだったら家をもうちょっと早く出れば良かった.取り敢えず歩くか・・・・あ〜ぁ
■写真左
通行止め(前方の橋は「わらびだいら橋」)
10:15


■写真右
確か「白糸の滝」だったと思うけど違ったかな?
■写真左
「ウルトラマンの滝」という標識はもうなかった


■写真右
大滝観瀑台
11:00
 大滝の観瀑台は整備も行き届いていないようで雑草が生えていた.もっとも今の季節此処から良く見えなくなっている.以前に比べ、木々が大きくなっているせいもあるだろう.ま、これから葉が落ちて見通しも良くなるだろうから、通行止めが解除されればそれなりに訪れる人も増えるかもしれない.
 此処過ぎて上流はすぐに「本沢」、「日光沢」に分かれる.滝が多いのは「本沢」の方で流れ込む支沢にも綺麗な滝が沢山ある.天狗滝やイセツ沢の名前のない滝など.東大芦川は近年休漁になっているので釣り屋さんとバッティングするような事もない.林道を歩いている分には(本当は車でピューなんだけど)起伏もあまりないから、三脚を担いでゆっくりと撮影歩きと洒落ても酔い(本当は車でスイーーなんだけど)
 さて、その林道だがあれてるわぁ〜.崩れてるわぁ〜.一応補修したり迂回したりして車高の高い4駆なら通れる感じなんだけど(あれ?さっきの通行止めってどこの路肩が崩れてたんだ!)

■写真左
崩れてる


■写真右
崩れてる
■写真左
右から落ちる滝5m程
11:20


■写真右
此処は帰路の林道歩きでショートカット出来た
■写真左
崩れて巻道が出来ていた広場の手前
11:45


■写真右
道の脇に勢いの良い小滝
■写真左
広場から左岸廃道を歩いてすぐに数段の滝がある.全景を撮るのは難しい



■写真右
ヒノキガタア沢(手前)出合、 上やや右の白い流れは本沢の堰堤.以前は此処に滝等が表記された案内板があった
12:10
 ちょっと雰囲気が変わった様な棒滝を見ながら昼食.自分で作ったおにぎりはもちっとして美味しい.「のりたま」ふりかけを混ぜて中には焼いた塩鮭(ちょっと塩の効いたやつ).勿論、骨は取ってあるよ.おかずはウインナーを炒めケチャップをトッピング(うわお、かっこいい!) 後はお新香(入れ歯だからやや、柔らかそうなベッタラ漬け) 辛い山行では食欲がないのに詰め込みなんて事がしばしばだが、ゆったりした時間では、んーーん、んまい(笑)
 さて、棒滝の上には左岸のクサリを登っていくのだが、手前の僅かな垂直部分を除けばクサリがなくても木の根っこが沢山あるから、安心.尾根に登り切ると小ルンゼに下降する為のクサリが垂れ下がっていた.さほど苦労もなく棒滝の頭に下りる事が出来、そーーっと(滝の)頭から下を眺めると、たかだか15m位といえど高度感がある.誰か、下に来たら手を振ってやろうと少し待っていたが誰も来なかった.(通行止めだから、誰も来ないよなあ(笑)





棒滝

地形図に載っている「棒滝」の位置は間違いで、出合いから100mも歩かない場所にある.

棒滝の僅か下流、左岸クサリを登り尾根に出る
中央の木にクサリが巻かれているが、これは棒滝上流
に下りる為のもの.
■写真左
棒滝の頭
13:00


■写真右
小滝
■写真左
沢の様子


■写真右
左岸から落ちる滝
■写真左
両岸支沢出合 矢印にヒノキガタア滝が見える
13:25


■写真右
・・・です
 棒滝の上流すぐ上には3m程の小滝がある.そこからしばらくはゴーロが続き、左岸に水の少ない滑滝や涸れ滝を見る.壊れた石垣の堰堤があり、そこから僅かで両岸から支沢が合流している所に着く.前方やや右に少し落差のある滝が見えた.ヒノキガタア滝らしい.近づくと釜を持つ小滝が前方を塞いでいる.しかし特に難しい事はなく滝の左を直登とか、右岸を崩れる砂礫に注意しながら小さく巻くとか.滝前は少し広く、河原が対岸にあって撮影もそこそこ出来たが、時々吹き付ける飛沫にカメラを覆わねばならなかった.嬉しい”難儀”でもある.暫く撮影を楽しんだ後、上に行こうかどうしようか考えたが、時間も結構経っているし、又林道をかなり歩かなければならない.潔く引き返す事にした.
 地形図を見て、少し下流の左岸から合流する沢(日陰沢の丁度対岸)
はそれ程険しくなさそうだ.そこを遡行すると自然林道に上がれる.支沢出合い迄戻り、左岸支沢に入っていく.すぐに幾段かの滑滝があり、快適に直登していく.





ヒノキガタア滝 全景

前衛の小滝
■写真左
帰路の支沢2段4m


■写真右
連瀑帯






(帰路)支沢の4−5m滝

足掛かりが豊富なので登った方が高巻くより安全かも知れない.

14:10

流木が覆い被さってる3m滝
 その後も緩い傾斜の連爆は続いて、まるで滝で形成されている沢といっても良い程.撮影を交え調子よく遡行していくと、狭い沢がさらに狭まり、(爺では)登るのが困難な4−5m滝が通せんぼ.少し手前から巻いたが、立木も少ない斜面を地面の中から根っこを探してのトラバースは、結構厳しかった.巻いて沢に下りると、再び連瀑帯.木が被さっている3m滝はそれを利用して左岩稜によじ登る.あとは快適に直登.そろそろ、林道に出合う頃だと上流を目指すと、でーーんと堰堤が・・・ 左岸の灌木帯を登る事少しで林道に出たが、その荒れ様は筆舌に尽くし難し.

それでも歩き易い所を選んでテクテクと車まで帰ったのでした.
そして三段滝の宿題を作ってしまいました.

大滝 15:40   車 16:20 
■写真左
向こうに堰堤


■写真右
荒れている林道
登り出たのはこのかなり手前

14:40