滝見

栃木県鹿沼市
荒井川大滝




                  



2020,4,3 訪問


(参考になりません)
              
 新型コロナウイルスなどの影響で首都圏など自粛要請が続いている.此処栃木は現在、感染者数は多くなく17人で、外出等はそれ程厳しくない.が、遠くへ出掛ける気になれず、それでも家の中に閉じこもっていられる性格でもないから、天気が良いと何処へ行こうか? と、あちこち探す.毎度毎度の雨巻、古賀志ではあまり面白実がない.

 で、暇に任せて何となく過去のデジカメ画像をプチプチやっていたら、ん!荒井川大滝のデジカメ画像に、ハナネコノメソウの画像らしきものが写っている.2006年4月に初めて訪れた時のものだ.あまり良く撮れていないから、多分何だろこの白い花?程度で写したものだろう.当時、花にあまり興味はなかったからなあ.

 んじゃあ、もう一度行って、ハナネコノメソウが咲いていたら、もう少ししっかり撮ってきましょう.更に、ここんとこ雪や雨が降っているので、荒井川の水が多くなり、大滝も迫力が期待出来るかも知れない.何年か前に遊歩道など整備された、とも聞く.



   
下手ですがデジ一画像もどうぞ
 


遊歩道入り口(振り返って)


歩き易く整備されてますよ



 寄栗に入り石裂山への入り口をすぐ右に荒井川の橋を渡って狭い道を、対向車が来ない様に祈りながらゆっくりと走って行く.幸い一台も対向車は来る事もなく大滝入り口の駐車地に着いた.案内板が建っていて、道もしっかり出来ている.スパ長を履いてすぐ出発.

 少しで沢横断になるが、飛び石伝いで行ける.道は概ね良いのでスニーカーでも充分だけど、此処横断点では沢の水量が多いと靴を濡らしてしまう.

 此処の手前から左(右岸)を見ると枝沢に4−5m位の細い滝が落ちていた.近づくと滝下に枯れ木があってちょっと邪魔.適当に(枯れ木を)整理したりしてからデジ一でも撮ってみたが木々の枝が煩く、いまいちスッキリした滝の画像は得られなかった.ま、腕のせいっつーのが大半なので気にしないけど.


林道の下に枝沢の滝 蔦が煩い


岩伝いに沢横断、水が多いとスニーカーなどでは難儀



丈夫なクサリも設置されている 左側の湿った岩壁にハナネコノメソウがあった

 戻って沢を横断し、階段を上がった所はクサリが設置されているトラバース道になっていた.岩を削って付けられた様な道は、そこそこ道幅があって不安はないが丈夫なクサリが取り付けられていた.二重の安心だ.道の途中に湿った岩壁があり、何と、そこには多くないがハナネコノメソウが咲いていた.

 少し進んで右に降りるハシゴがあり、降りると眼前に、案外水量が多く落差はないながらも立派な滝がある.デジ一を出して、数枚撮っておく.それにしても、一回目に遡行した時も見ていたはずなのにまるで記憶が無く、初めて見る様で、何だか新鮮だ.

 小滝を見ながら尚も遊歩道を進んで行くと、幅広の滝がある.更に沢の上流には大滝が飛沫をあげて落ちてるのが見えた.おお、やはり思った通り水量は多いようだ.はやる気持ちを抑えて目の前の幅広の滝をデジ一に納めておく.


小さく谷を吹き抜ける風に揺られて


手ブレでなく風揺れ、、



滝があります.この手前に階段が設置されていて沢に降りることが出来る 「獅子ヶ淵」 というらしい



沢に降りる階段 手摺り付きで頑丈


左岸支沢の綺麗な小滝だけど、蔦が・・・



5m・・あるかな? 水は綺麗 滝頭に蔦が・・・




遊歩道から俯瞰



ハルトラノオ


上流の小滝 蔦が・・・



幅のある滝 3m位か 上流には大滝が見える



↓下の画像の岩の所を切り取り拡大
 以前来た時は遊歩道などなかったので、沢遡行だったから随分楽だ.さほど苦労することなく大滝に到着.おお、案外迫力がありますよ.

 滝の対岸(といっても沢右岸)に階段が造られていて、正面から眺める事が出来る様になっていた.水があるのとないのとでは随分表情が違う.なかなか良い光景である.気を付けてよく見ると、滝の裾の方に虹が薄く懸かっていた.此処から滝下へ移動し、適当な所からガシャガシャ.

 右のチムニー滝は女滝というのですか、今回初めて知りました.では、大滝の方は当然男滝≠ナしょうが、さがしても滝の名板はみつかりません.どこにあるのでしょうか? 
 ←左画像の岩の所、手前に看板の柱みたいなのが2本建っていた.もしかしたら、男滝の滝名板が立てられていたのかも知れない.


大滝、水量が多そうで期待出来ます〜♪


「女滝」の名板があった 



大滝全景









女滝

 ある程度撮り終えて三脚に取り付けたまま岩に立て掛けておき、花探しをしようとそこを離れたらガシャッと、いや〜〜な音.振り返るとあらーー、三脚が倒れている.南無三!カメラは大丈夫か? 焦りながら、倒れているのをみると、レンズを下にして倒れたらしく、花形フードの先端と、取り付ける所が欠けていた.見た目、その他に傷はない様だ.カメラ本体にも全く傷はない.

 フードが守ってくれたのか・・・と、少し安心してカメラの電源を入れると何事もなかった様にON.ファインダーを覗くとしっかり見える.モニターなどにも異常は無い様だ.が、が、が、 ピントを合わせようとレンズのリングを回そうとしたが、回らない.全く動かない.ズームリングも同じで動かない(回らない) 
え"ーーッッ やっぱり、駄目かあ.

 レンズの先を手で回してみたら、ちょっと抵抗があってカラッと音がし、回って、、、何と外れてしまった(ズーム鏡胴).あ〜あ、駄目だこりゃ.少々心配しながら、別のレンズをカメラに着けてみて、2−3枚撮ってみたが何の異常もなかった.レンズが本体を守ってくれたのか、、って、無造作に(岩に)立て掛ける爺が悪いッ




虹が下の方出ていたけど、画像では判らない

 気を取り直して、滝周辺の花探しをする.ハナネコノメソウも、ニッコウネコノメソウも簡単にみつかった.特に、ハナネコ・・は沢山咲いていた.丁度旬の様で、何というかオオイヌノフグリみたい(比較する例えが・・・)

 誰か1人ぐらい来るのではないかと思っていたけど、誰も来なかった.滝前でおよそ1時間40分位過ごし、引き返す.整備された遊歩道は、スニーカーでも難なく歩けるから、帰路も楽.駐車場に着いた時はお昼を過ぎていたのでお湯を沸かし、カップラーメンとおにぎりを食べる.陽が差し暖かく気持ちがいい.春を感じる.

 帰るには少し早いので、石裂山登山口から、清滝まで行って見ることにした.此処にも、ニッコウネコノメソウが生えてる所があった筈.と、行ってみたが、昨年の災害とかで洗い流されたか、見つからなかった.その代わり、少し上流に僅かだがハナネコノメソウが咲いていた.

 レンズは残念だったけど、概ね目的は果たしたので案外満足.(実は、このレンズ 24-85mm f2.8-4 は、私が下手なせいもあるけど、コントラストとかがイマイチで写りがあまり良いと感じていなかった(←爺だけの感想です).手持ちではバランスが悪いのか、爺が非力なのか手ブレが多い.(←多分後者 ) 
 カメラボディがどういう落ち方をしたのか判らないけど、それなりに落下時は衝撃があったと思う.それでも、何の異常もみられなかった.改めてNikon の頑丈さを再認識した.)



ハナネコノメソウ




ニッコウネコノメソウ



石裂山、加蘇山神社


ワサビか、


お、ハナネコノメソウがあった


エイザンスミレ


ミヤマキケマン


○○スミレ


ハルトラノオ


ネコノメソウ


ハコベの仲間



ネコノメソウがブワーッと



清滝


あ〜あ
↓---以下参考  下手ですがデジ一画像もどうぞ     以上 Photo Nikon P7800 二代目 



2006年4月9日 撮影 水は少ない




2006年4月9日 撮影、女滝 殆ど流れていない




2011年4月3日 撮影 水は殆ど涸れていた




2011年4月3日 撮影 この日は女滝の方が水量が多かった.上流で水流が変わったのかも知れない




2014年4月13日 撮影

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